【感想・ネタバレ】できればムカつかずに生きたいのレビュー

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自分を見つめる 家族を見つめる 編集する 呼吸 センタリング 水に流す 戸隠 シャーマンアシリ・レラ 屋久島 屋久杉 小杉谷 ろうあカメラマン井上孝治 花崗岩 記憶 宮崎勤 オウム 自分がどう感じているか相手に伝える

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2017年10月08日

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精神世界。自分について。家族。
「恨みつらみの晴らし方」での、
家族を疑似的に殺すドラマでぼろ泣き。

2009.5.26

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2011年10月17日

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私はイライラしていた。10代にしろ、今でもそうかもしれない。タイトルを見てはっとした。そうだよ。できればムカつかずに生きたい!作中では寧ろ著者のお兄さんに共感していて。いじめを受けていつも居場所がなく感じていたお兄さんと、私の引きこもり体験は何処かだぶっている。

皆、できればムカつかずに生きよう。人にある程度は迷惑かけてもいいから、わあわあ泣いちゃって醜態曝してもいいから、自分の居場所を探したり大切な人を見つけたりしながら生きよう。亡くなってしまったお兄さんは社会の穴にはまってしまったのだな、と思って私はとても気の毒に感じた。私は今はそういった人を助ける仕事を目標として頑張りたいと再確認した。

何故いじめはおこりますか?裏切りは避けられないけれど、知っていれば傷は小さくて済むかもしれない。あ、これが俗に言う裏切りと言うやつか、ふふん、私は経験済み!なんてね!
ナイーブになる必要はない。他者に対して鈍感にもなってはいけない!

頑張って生きていこうと思いました。

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2015年09月19日

Posted by ブクログ

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タイトルに共感して本屋さんで手に取りましたが作者さんが
ものすごく正直で赤裸々に自分を語る素敵な人だなあという印象を受けました。
周りの人に悪く思われないようによく見せるための虚勢みたいなものが全くといっていいほどない。
自分の家族と折り合いが悪くて悩みを抱いている人がこの本に出合えたらずいぶんと抱えている荷物を軽く出来るのではないかなあと思う素敵な本です。

印象深い文面
p139 
それで、わたしは思った。なんだそうか「こだわりを捨てる」とか「欲を捨てる」とかいうけど、それは「こだわらない」「欲をもたない」ということでは決してなくて、「一度こだわってすぐ捨てる」「一度欲しがって、でもその思いからすぐ離れる」ってことだったんだ。それならわかる。私は22歳の頃「こだわらない」「欲しがらない」のが自我を捨てることだと思ってた。だからそんなのつまんないって思ってた。そうじゃなくて、あらゆる刺激に反応しながら、でもそこにとどまらない・・・・ってことならこんな素晴らしい生き方ってないって初めて思えた。反応するけどこだわらない。影響されるけど流されない。自分に戻る。こんな簡単なことが私はアホなので15年もわからなかった。


p229からp230
人を呪わない言葉を話す、そのためにはまず、自分が呪いから解かれる必要がある。自分の中の怨念と決着をつけないと言葉の癖はなかなか治らない。言葉のゆがみ、機嫌な態度はたいがい癖になっている。癖になってしまっているから自分で気づかないのだ。でも癖だからこそ治せる。

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2015年06月15日

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偶然の再会した友達も、田口ランディを読んでいた。
そして、紹介してもらった本を、次の日に買ってよみはじめた。


すごく共感する本。

というか、こんな感じの内容が本になるなら、
私も本を書けるんじゃないかと、おもってしまった笑

それほど、ランディさんの言葉や体験に共鳴した。

似ているなあっておもった。
とくにこの想いたち。

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自分では何もできず、果敢に自己を表現している男の人たちの側にいて、それを手伝うことでかろうじて自分を満足させていた。
 だけど、いつも思っていた。なぜ自分には「表現したい」という衝動が噴出してこないのか。こんなにも表現したいと願っているのに、表現がわき上がってこないのか。人の後ろばかり歩いているのか、なぜこんなに自信がないのか、なぜ何をしたらよいのかわからないのか。
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文章を書いてみたいと思った。

徒然なるままに。


ふとした瞬間に、ものすごく共感する言葉がちりばめられていた、そんな本。


不器用でも、もがいても、あきらめないでとにかく動いてみようという、そんなテンションの本。

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2011年08月07日

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エッセイ集というかコラム集というか。
著者・田口ランディが、最初は家族について思うことから語り始め、いじめについて、そして、さらに精神的なことに話はすすみます。すすむといっても、一つ一つの話が連続しているわけではありません。ただ、配列に意図というか何か意味するものがあるように感じました。

実は、田口ランディについては、この本を読むまで名前も知りませんでした(汗)。だから、先入観も一切なしに読んでいます。そんなふうに読んで感じたことは、本人は、自分をいいかげんな人のように書いていますが、とても真摯でまじめにいろんなものを受け止める人なんだろうなということです。まじめにまともに受け止めすぎて、世の中を生きづらくなってしまっていたのかなぁ…と。微妙に過去形なのは、本文のなかにもありますが、今(著作時)の著者は、もっと肩の力が抜けているような感じがするからです。心の内面を文章にすることで、なにかが抜けていった、昇華したのかもしれません。

本を読む方としては、肩に力が入った著者の心情をたどって読むことになるので、ちょっと重く感じました。これは、著者が通った小学校が私の母校であり、おそらく中学も同じ中学に通っていた、(高校は別)ということが原因かと思います。書かれている情景が、自分が育った景色と重なってしまい、自分の身に引き受けようとしてしまうからのような気がします。
この自分の身に引き受けるということについても、この本の中で語られています。語られていて、そうだなぁと同感はするけれど、実践するのは別の問題。
そのあたりが、心って難しいなぁと思います。

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2012年05月10日

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