感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2015年02月18日
煩悩に撃ち勝てない生臭坊主の恋愛とボケた爺との世襲問題、親友の病気、父の存在、いろいろ詰め込んだ坊主漫画。人間の葛藤を描かせたら本当にうまいとおもう。面白かった
Posted by ブクログ 2014年07月19日
節子さんがどうして清玄にそこまでこだわるのかよくわからずもやっとしてましたが、最後の清徹のキスに全部持ってかれました。
子鬼みたいなのがポコポコ出てくるのがちょっと不気味でした。
Posted by ブクログ 2013年12月10日
作者のこれまでの作品を読むと、このテーマで話を書くのは必然であるように思える。オナニー、教師の不倫、聖職者のセックス(煩悩)と来て、だんだんタブーのハードルがあがってるけど次はどうするんやろうな。
Posted by ブクログ 2013年12月07日
この作者さんの作品は、黒髪のヘルガで初めて読みました。テーマは重くて、生々しい。
ちょっと気力がいるけど、読んでいて引き込まれます。やっぱり好き。
なんとなく、三角関係が夏目漱石の「こころ」を思い出す感じです。
でもこちらの方は、「お嬢さん」の気持ちが描かれる分、もっとドロドロしてるかも。
Posted by ブクログ 2013年03月28日
朔ユキ臓さんの性欲にたいする考察は作品をとおして続いております。
一くくりに煩悩と切り捨ててしまっては趣がない。風俗と文化、時代はいつもおなじ輪のなかに収まっているように思います。案外、仲良しに。
私はいつの日か"彼女"の作品から性欲の新しい価値観、それが帯びる意味を学べるも...続きを読むのと期待しております。
決してスケベではありません。
Posted by ブクログ 2013年03月17日
この作家さんは『EROTICS f』誌上の『黒髪のヘルガ』を読んで知っていたのだけど、単行本を手に取ったのははじめて。
『ヘルガ』のときははっきりと意識しなかったけれど、このマンガを読んでいてよくよく感じたのは、「朔ユキ蔵の描くキャラクターたちの、この憂いを帯びた目元、というか眉毛がいいなー」とい...続きを読むうこと。
ある強力な思想に先導されながらも、自分たちが胸に抱える煩悶は、自分たち自身で解決へと導かなくてはならないということ──まさにそういう人のこころをテーマにした作品として、仏教以前に宗教、それどころか哲学すら信奉するところのない人間が読んでもたのしめた。
Posted by ブクログ 2012年06月11日
私にとって大ヒットなマンガに当たりました。久々に感想書きたくなったくらい面白いマンガでした。お坊さんの悶々ライフの描写がよいですが、それよりも、とくに気に入ったのが、一見清楚なヒロインが実は憎しみ、妬み、嫉みまみれで、そういう黒い想念にさいなまれ、むしばまれると、ぽたぽた、ひょこひょこ、ぽろぽろと...続きを読む小さい餓鬼?ミニ魑魅魍魎?を身体のあちこちから発生させるさまが強烈でした。かわいい顔して、黒い気持ちとか邪な気持ちを垂れ流してて、それが読者にはダダ漏れに、さとられ的に見えるとこが面白いです。気持ちの独白がないときも餓鬼がみえると、この人、かわいい顔して、しらっとまた邪なこと考えてるなぁ、とほほえましく見えてきます。そして途中からの清徹の登場。このヒトとても好みです。なんだか、ニヒルで、清々しくてイケメン僧侶なんて最高にいいです。ヒロインが妬み嫉みの餓鬼で埋もれそうになってるところを清徹がキス、というよりこの場合、和的に接吻で?っていうかどっちでもいいけど、その時の描写がすごいので、一見の価値ありです。黒いヒロインに一筋の光が、蜘蛛の糸が、、、衝撃が、、、、ってカンジです。その後の清徹のセリフも秀逸。「仏教では不変を否定します。変わらないものはありません。あなたはずっと苦しんでいた場所を去りここへ来た。前と同じように続くわけがない。あなたは世間から逃れて寺へ来た。ここ(寺)は世間ではありません。気がすむまで妬んだらいい」完全に主人公である清玄は出遅れてますけど、実はヒロインのファンだった上に完全に魅かれて悶々してますのに、かたくなに拒んでいるのですが、、、、どうなるんだろう、この3人、二巻がものすごく楽しみなんですけどっ、早く八月になれーっと久々にマンガの発行日に悶える私なのでした。とくに黒い想念にさいなまれ苦しんだことがある人とか、最近はやり?の美坊主好きにはおススメです。
Posted by ブクログ 2013年10月06日
ストイックなのにエロい。ストイックだからエロいのか。
禁欲することで却って煩悩を深めているような...。
妻帯を拒む坊主とアスリートの業を背負った女の恋愛漫画です。
なかなか焦れったくも妄想が迷走しそうな予感。
2巻も買います。
Posted by ブクログ 2013年01月30日
初めてお坊さんのまんが読みました。最近、結構多いよね。
表紙の絵がインパクトあって、買っちゃいました。
煩悩だらけのお坊さんと過去を抱えている女性、一緒に修行中のお坊さん・・・の三角関係。続きが気になって、一気に3巻読んでしました。
Posted by ブクログ 2012年09月25日
結構マジメな話で驚いた。
寺の話とか知らないことも
分かりやすく、
頭にすんなり入ってきて面白かった。
恋愛要素もあるけど、
まだ弱いかな~と思いきや、
最後に!!
早く次の巻が読みたい!
Posted by ブクログ 2012年06月07日
お坊さんもの、来たかという感じ。
坊主萌えなんて言葉や写真集も出てるくらいだし、流行りなのか?
私は袈裟萌えですが。
『さんすくみ』も良いですが、こちらも結構当たりだった。
欲に悩む主人公が微笑ましい。
また彼と対極にある清徹さんも。節子を交えた三人の関係がどうなって行くのか。
Posted by ブクログ 2012年05月30日
実家であるお寺の跡継ぎで副住職の清玄が主人公。僧として妻を娶らないと心に決めているというのに悶々している日々。
お見合いをする事になった清玄のお相手は元マラソンで日本代表選手として活躍していた女性だった。
このお見合い相手の節子はオリンピック代表をライバルに奪われてから妬みや憎しみでいっぱいで、ず...続きを読むっと苦しんでいた。
お見合いで一度断ってからも弟子候補として節子さんがお寺に来る事になるんだけど、とても苦しんでいてこれからどうなるのか気になる。
それからこの絵の感じがとても好き。
Posted by ブクログ 2012年04月28日
寺の実家に生まれ、副住職となった佐伯清玄。滅法女好きだが、僧として結婚はしないと心に決め、その葛藤に自らを考える毎日。
その清玄のもとに、「元」マラソントップランナー・清沢節子がお見合いにやってきた。結婚はしないという清玄に節子は断られるが、仏道を勉強したいと寺に住み込むことに。現実的な理由があって...続きを読む住み込むことにした節子は、清玄に少しずつ惹かれ、清玄は僧としての自分を演じ、節子への欲望を必死に抑え込む。しかしマラソン界での地位を奪われたことへの嫉妬に苦しむ節子を救ったのは……。
何人か登場人物がいるが、清玄と節子がとみに人間臭いのがいい。欲望を抑える清玄、嫉妬し続ける自分が嫌な節子。清玄の大きな心の振れ幅、節子の微妙な心の揺れの対比も面白い。なまじ清玄が節子を気にしているから余計にだろうか。男なので清玄に移入してしまうが、僧としての自戒と戦うとはどんなものなのかと、仏教にすら興味を持ってしまった。
シチュエーション的に、男女どちらが読んでも楽しめるのではないだろうか。女性側の感想も聞いてみたい一冊。
Posted by ブクログ 2014年10月27日
煩悩だらけの坊主が人間味溢れてて魅力的。
描写がちょっと古臭い感じがするけど、
この作品にはマッチしていて味になっている。
それにしても…あのエッチしている女性は
どんな関係で知り合った方なんだろう?
この先読んでいくと出てくるのかな。
Posted by ブクログ 2012年06月08日
昨今流行りのお坊さんものです。結婚はしないと決めているけど煩悩満載のお坊さんが主人公。すぐ肉欲に負けます。
そんな彼のお寺に、嫉妬から抜け出せない元マラソンランナーの女性が仏教を学びたいとやって来たりしてどうなることやら。
お坊さん萌えは特にしないけど、なんとなく続きは気になるので読んでみるつもりで...続きを読むす。