【感想・ネタバレ】60分間・企業ダントツ化プロジェクトのレビュー

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Posted by ブクログ

戦略構築とは様々な視点から問いを立てるプロセスである。
という最後の記述はとても面白いと思ったし、本書を読み終えた時には腑に落ちる内容だった。


斬新な戦略を思いつくには
・短時間に「複数の効果的な質問」を投げかけて思考を混乱状態に陥らせる。
・混乱状態はアイデア創出のシグナルだとポジティブに捉えて、少し思考から離れるなどしてもいい。

本書は「複数の効果的な質問」を体系立てて説明してくれる。
①「商品」
 1-1:ライフサイクル
 1-2:ニーズ、ウォンツ、商品コンセプトの明確さなど
②「顧客」
③「競合」
④「収益シミュレーション」
⑤「タイミング」
⑥「メッセージ」

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2020年04月07日

Posted by ブクログ

企業戦略を立てる際のフレームワークを事例を挙げながら、わかりやすく説明されたノウハウ本です。前書きを読んで、とても胡散臭さを感じたが、目から鱗が落ちる内容が詰まった良本でした。
また、定期的に読み返したい一冊です。

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2016年02月28日

Posted by ブクログ

素晴らしい。何度も読み返したい。経営者、コンサルタントだけでなく、営業畑、企画畑の人間にも有益で実践的な書。10年前の書籍になるが色褪せない。100年後でも使えそうな戦略実践論。

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2014年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新事業・新サービス企画・マーケティングに使う事のできる名著。
事例豊富であり、非常に直感的でわかりやすく本質的、使いやすいフレームワークを説いてくれている。
S字カーブなど理論は知っていたが、事例を交えて説明してくれるため非常にわかりやすい。ニーズウォンツ分析も非常にわかりやすかった。まずは、この二要素が高いものから取り組むべきであり、成功しやすい。
MBAなどの各種理論では理解はできても、使い方が難しかったり解釈次第のところもあるが、ここでは感覚的に理解できるようなツール・フレームワークが多数あり、関連性も含め非常に明瞭でよい。

<メモ>
・戦略が間違っていれば、忙しくて儲からない会社になる。
戦略のある会社は楽して儲かる。戦略があると短期間に業界地図を塗り替えられる。一方は将来を予測して先手を打つ。一方は日常業務に追われて、気付いたときには崖っぷち。
・戦略には4つの条件がある。①戦略とは順番。リソースをどう優先するか。戦略とは選択することで、その優先順位を決定すること。②戦略は見えない。戦術は見える。何を使ってどう戦うか。どういった陣形で臨むか。次にどこに行くのか。武器が間違っているとそもそも勝てない。③戦略とは予測力。④戦略は圧倒的な強さ
・短時間に戦略を作る条件①必要な情報抽出のための効果的な質問をする②革新的なアイデアのため、一時的に混乱状態をつくる③わくわくできるようアイデアに対してオーナーシップを感じられるようにする
・賢い経営者だから繁栄するのではなく、間抜けでもできるビジネスモデルを作る
・優れた戦略ができたときは、わくわく・ぞくぞくする。
【ライフサイクル分析】導入気では利益はほとんど得ることができず、成長期で全体の80%の利益がえられる。
導入期の年数=活性化しだした時期-市場開始時期。成長期の年数、成熟期も同年数続く。
・成熟期に至った時の対策①専門家する。②より速く商品提供する。③パッケージ販売を行う。見積もりが複雑な場合など明瞭にすることで、成長するケースあり。新築そっくりさんなど④成長している媒体にのる。DHCのコンビニ展開など。⑤ナマケモノ欲求を満たす。⑥コスト削減⑦こだわり商品に特化する。⑧社会的ミッションを持った会社をつくる
・現在は事業ライフサイクルが短命化しており、成長カーブのどこにあるのか把握しなければ経営のかじ取りは難しい。
・市場規模を考えるにあたり①商品を待っている顧客数②商品コンセプトは明確に伝わるか③商品を入り口に広がりを持つか という質問を考える。
・【ニーズウォンツ分析】 初級者と中級者を考えると、中級者はニーズがばらばらかつ、自分で何とかできる。→初級者の方が集客しやすい。
・【商品コンセプト伝達分析法】 直感で理解できるか、使いこなせるか
 顧客は賢くても、余計なことを考えたいと思わない。ばかでもわかるように伝えることが大切。20秒以内で完結に説明できるか。
・【商品展開力分析法】 垂直展開しやすいか水平展開しやすいか
 リピートしてもらえるか、顧客の周りの人に広がっていくか
・【ネーミングのこつ】 ①お客さんにもってもらい印象を具体的に描写、視覚、音、感情をあらわす単語を入れる ②ネーミングの目的をはっきりさせる。検索されたい、直感的に伝えたいなど ③思いつく言葉を書きとめる。④キーワードを組み合わせ、候補をつくる そして、直感的か、目的似合ってるか、イメージ想起しやすいかなどの観点からみてみる。⑤候補を一晩おいてみる。⑥腹にしっくりくるものか、実際受け答えをしてみる。
・【理想の顧客を考える】顧客ターゲットの優先順位をつける それぞれの商品に対するニーズ・ウォンツを考える。顧客獲得コストを考える。→【顧客獲得コスト判断】見込み客特定難易度、価格に対する営業コスト。
見込み客のリスト入手可能かどうかで難易度は変わる。コンサルなど初回見積もり無料とするとただ働きが増えるので、定義の上、一定費用を課すのも一つの考え方。
・顧客を連れてくる影響力のある顧客は?→見込み客から憧れられてる人・会社、しゃべる職業の人、データベースを持っている人
・【戦略を創造する過程】①戦略がないことすらわからない②戦略がないのはわかったが戦略を見出せない③戦略が見えるような気がする、でも確かではない④これでいける!即やってみよう
・【競合を考える】市場難易度、自社の優位性、価格コミュニケーション、参入障壁
・【市場難易度】踏み入れるのはのどかな市場。のんびり儲かっているか、顧客は既存のライバルから乗り換えられるか①市場成熟度×商品スイッチ難易度
・【競争優位性分析】顧客視点での優位性 優位性を簡潔に伝達できる?(USP)
・【価格コミュニケーション力分析】感じる価値を引き上げる方法①サービス品質を高める、環境を向上させる②洪水のように特典をつける ③投資回収期間を明確にする。④まったく異なる高額商品と比較する。りんごと高級メロンを比較させる。りんごには高くてもメロンには安いみたいな
しんちくそっくりさんなど好事例
・【参入障壁】築き方例①戦略をわからないようにする②儲かっていないようにみせる③ネーミングで競争力構築④自社の保管商品、消耗品しか使えないようにする。コピー機モデル⑤契約時にメンテナンス契約などを結び、関係が継続するようにする。⑥顧客との連絡を絶やさず、感情的なつながりをも強化する
【撤退戦略】企業の平均寿命は10年
・ライバルがいるからこそ会社は発展する。①とぼけた羊の群れを探す②自社がライバルより優れたところを高め、簡潔に表現する③価格の明瞭性正当性を高める④参入障壁を高め、撤退障壁を低める。
【収益シミュレーション】
・手をつけてはいけないビジネス条件①顧客生涯価値>顧客獲得コスト
②短期間(できれば3カ月)にもたらされる顧客価値>顧客獲得コスト
・リピート購買が期待される商品のあら利率は7~8割以上なければならない そうでない場合、初回購入の粗利額は十万円以上
【顧客生涯価値分析】粗利率、粗利額×購買リピート性
粗利率をあげるコツ①付加価値サービスを加える アドバイス、相談など
②ちょっとした仕様の変更を行う ③パッケージ化 ばらばらより高くなる④ターゲット顧客を絞り込む。特化することにより値段をあげれる⑤生産者を明治する⑥二つの価格帯を設ける 選択させることで購買率があがる 高い方はボーナス扱い ⑦手の届かない価格帯を入れる。 
購買頻度をあげるコツ①定期プログラムを入れる②購入後21日以内に接触する ③スタンプカード ④期限付きクーポン発行 ⑤回数券発行⑥アップセール
【タイミング】顧客の外部環境変化を考える 顧客の内部変化を考える
【顧客タイミング分析】購買頻度×把握しやすさ
季節・記念日・突発ニーズ・強制ニーズを考慮
【メッセージ】購買欲求・必要性を引き上げる①ニーズウオンツ分析 ②問題焦点化・視覚化チャート ニーズを差し迫ったものとするにはどうすればいいか ③行動インセンティブ分析 ウオンツを抑えきれないものに高めるにはどうするか
【問題を焦点化するには】 顧客はどんな場面で怒りを感じるか、夜も眠れぬ悩み不安を感じているか(焦点化) 五感を使って描写すると?(視覚化)
【ウオンツを上げるには】行動するメリットと行動しないメリットを考える
行動メリット①割引 ②増量 ③景品 ④景品の量 ⑤選民意識 ⑥視覚うか ⑦裏の欲求 ブランドを持つ心の動き もてたいなど
【行動に対する不安を軽減】障害・不安×自己正当化 がんばってきたごほうび、家族へのプレゼント 
【行動しないデメリットを感じさせる】限定性×危険性 

【まとめ】
わからないときは書くチャート左下にもってくる
時間をかけない
混乱を楽しみ質問をつくる
結果思考で右上の世界を想像する→ギャップを明らかにする

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2013年10月27日

Posted by ブクログ

チャートを使って苦労せずに儲かる有利なビジネスを始めよう! というコンセプト。

人に勧められて買ったものの「胡散臭いなぁ」と思って1年くらい寝かせていたのですが、読んでみると非常に良かったです。
まずチャートを使う内容ではあるものの、そのチャートのバックグラウンドにあるビジネス的な考え方が説明の大部分を占めているので、単純に読み物として価値が高かったです。
チャートも本質的で非常に実用的なものばかりでした。簡単にクリティカルな点に集中してものごとを考えられるようになります。
例えば商品をセールスするに当たって、ニーズとウォンツをいかに上げていくか、というような考え方をします。
シンプルだけど確かです。
シンプルなチャートが積み上って全体として立派なフレームワークになっています。
ここまでクオリティの高いフレームワークを組み上げた著者はすごい。

スモール〜ミドル規模のビジネスプランであれば、本書だけでもかなり確度を上げられると思います。
しばらく仕事中手元に置いておきます。

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2012年09月24日

Posted by ブクログ

神田さんの経営戦略の本。10年前の本と侮ること無かれ、今でも役に立つ内容盛り沢山かと。
細かいデータは業界毎、時代毎に依って違うと思うが、それはあくまで枝葉の話かと。
天才肌の経営者ではないので、この考え方を頭に入れて、世の中の売れている商品などを分析していきたい。

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2012年09月10日

Posted by ブクログ

神田昌典の戦略構築法を書いた本。戦略を考えずに商売に参入すると
ほとんど失敗するが、神田さんのスター戦略構築法のチャートを使えば、もうかる商売、失敗する商売が見えるということである。
遊び感覚で右脳を使って行うことで、社員みんなが行うことができ、実際に商売を進める全員で共有できることがいいところである。
9年前の本なので、現在でも通用するかが少し疑問があるところではあるが、戦術は変わっていても、戦略なので、使えると思われる。

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2011年11月13日

Posted by ブクログ

戦略と言うものを教えてくれた本。数年ぶりに手をつけました。

数年前、掻い摘んで読んだ程度の本だったのです。
サラリーマンをはじめよう!と思って買ったのだが、積ん読状態になっていたので読んだ、程度でした。
自分はコンサルをして給料をもらってるんだから読まなきゃ!と思い、一度目は流し読みをして、使える知識をそのまま仕事に使った。
営業をやっていたのですが、即効性がある本でしたから、売れましたよ。コンサル&広告提案でしたから。
それから4年ほどたち、経営者になってから1年たちますが、
読むと正直胸が痛みました。
なぜ、自分の携わる事業にこれを本格的に活かそうと思えなかったのなかーと、情けなくなりました。
企業の戦略を作る時のフレームワークになる本です。
そのまま、2時間程度で流し読みし、細かいところを読み、
実践してみるといいです。非常にためになる素晴らしい本だと思います。

コンサルごっこをしてみたい人のレシピにもなります。

そしてそのコンサルごっこは結構まともな仕事になると思います。
ただ、約10年前の本なので、広告手法や手段が古いです。
現代的な知識でそこは補えう事ができれば、
未だに通じる、即効性のある超良本です。

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2011年08月02日

Posted by ブクログ

起業する、新しい商品を企画するときに、
必ず立てなければならないのは「戦略」。
3C分析、5F分析、SWOT分析等、色んなFWがありますが、
この本では、顧客の感情にどれくらい訴えかけられるか、
そう「エモーショナルマーケティング」について論じています。

どんなに優れた商品を開発したとしても、
それだけでは買ってもらえません。
買ってもらうための動機づけが必要なのです。

そのためにも、以下を徹底的に考え、
うまく伝えることが大切。
・商品が顧客に取って必要なものなのか?(ニーズ)
・顧客がそれを手に入れることで、
 どれだけ良いことがあるか?(メリット)
・顧客が手に入れないことで、
 どれだけ損をするのか?(デメリット)

見れば分かりますが、
商品の質だけを伝えるだけではダメなのです。
顧客に訴えかけないと、購買意欲を持ってもらえわないと、
買ってもらえません。

最初は論理的に分析するのが良いと思いますが、
最後は感情に訴えかけることが大切です。
これこそ、顧客の立場に立った、
究極のモノの考え方ではないでしょうか?

感情を上手く購買意欲に繋げられるよう、
感情論もしっかり考えて、戦略を立てましょう。

一番印象に残ったのは、「感情論」ですが、
それ以外にも驚くべき内容がたくさんです。

詳細は、実際に本を手にとって読んでみて下さい。

印象に残った内容:
・何でもやるのが戦略の無い企業、
 自社が強い分野を選択し、その分野に集中して
 リソースを投入するのが戦略のある企業。
 →自社の優位性を理解しろということですね。

・勘とは、事業を見るうえで必要な質問を、
 無意識のうちに多面的に行い、その結果を評価・分析すること。
 →勘とは、経験の塊ってことですね。
  色んなことを考え抜いた結果、出た方針に従ってるだけ。
  でも、経験に裏づいた方針だから、当たるんですね。

・一度使ってみれば分かるという商品は、
 裏を返せば、使ってみないと分からないということ。
 →要は、何が良いかが説明できないってことです。

・戦略を立てる際に検討する順番は、
 1.商品
 2.顧客
 3.競合
 4.収益シミュレーション
 5.タイミング
 6.メッセージ
 世の中にどんな商品が必要か、それを徹底的に考える。
 顧客ではなく、まずは商品ありきで考える。

 後は、一般的に考えるべきことを一通り考え、
 最後は、インパクトあるネーミングを考えること。
 この6つを徹底的に考えましょう。

・戦略構築とは、質問するプロセスである。

・考えるときは、理想的な状況から。
 その後、現状とのギャップを埋めるために、
 何をすればよいかをしっかり考える。

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2011年06月12日

Posted by ブクログ

マーケッターに限らず、全ての経営者・ビジネスマンが活用できる内容。
私は、セールスレターを書くときも、この本のマトリックス図を活用している。

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2011年03月13日

Posted by ブクログ

60分間、という単語についてはキャッチコピーかな。でもそれ自体も非常に勉強になる。現にそれによってこの本を手にとった人が多数いらっしゃるでしょうから。

内容は、お客にどう買って貰うかをどう考えるか。
どの業界に参入すべきか。自分の業界でどっちに進めばいいのか。等を考える為のヒントが詰まっている。

買う人は顧客である。
どのようなキャッチコピーに惹かれるのか。
どのようにすれば顧客の目に自社が触れるのか。

色々考えさせられる。60分で出来る事だけど、この本の内容の実践に関しては、6000分は考えた方が良い本だと思った。毎回違うアウトプットがあるはず。

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2010年10月02日

Posted by ブクログ

独自フレームワーク多数による、実践的な考え方がおもしろい。
特に、導入期、成長期、成熟期の予想方法は、参考になる。

ただし、基本的に中小企業をイメージしていることは、念頭に置いていたほうがよいかも。

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2010年08月31日

Posted by ブクログ

多角的に戦略を練れるようになる本です。
それも、タイトル通り(慣れると)60分間で優れたビジネスモデルを誰でもが。

何よりもこの本をすごいなと感じたのは、
マーケティング等の知識がほぼ無くてもかなりシステマチックに戦略を立てられるようにまとめてある点です。

ビジネスを興している人で、
同じ商品・サービスを守っているのに売上が年々下がってきている、
商品のブームが去ってしまってどうして良いか分からない、
良い商品なのに売れない、
なんて方はその理由が分かり自分で解決法を生みだせるようになります。

これからビジネスを興そうとしている人で、
かつ好きなことで独立しようとしている人は特に、
限りなく起業のリスクを減らせると思います。

ダントツかどうかはまだ結果を出せていないので僕は明言できませんが、
少なくとも行き当たりばったりな経営をしていたり、
自分の戦っている市場の時期を把握できていない、
そんなかつての僕のような人が読むとマクロな視点での戦略構築を手助けしてくれると思います!

ダントツオススメです☆

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2010年08月05日

Posted by ブクログ

この本を読むと、商売とはどうすればよいかがわかります。結局は「当たり前のことを当たり前のようにする」というこなのですが、実行することはすごく難しい。たとえば、あなたがエジプトのビールを日本でうらなきゃならないとして、どのように売りますか?この事例では目からうろこが落ちるような解決案が書かれていて、さすがにトップコンサルタントと思わせますが、おそらく私はこの解決案を実行できないでしょう。したがって、私にとって面白い以上の利益はありませんでしたが、独立を考えている人は一読の価値はあります。

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2018年10月23日

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"起業する人への心得、指南書である。
スター戦略で、ビジネスを客観的に見定めてから参入しましょう。

1.商品   ライフサイクル 登りのエスカレーター
2.顧客   差別化が善、均質化は悪
3.競合   ブルーオーシャンを探せ
4.収益シミュレーション   粗利は、7~8割、初回の粗利は10万円以上
5.タイミング  Information Touch Question Image
6.メッセージ  "

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2018年10月20日

Posted by ブクログ

独立して起業するなんて、ぼんやりと考えてたってできるわけもなく、マジでやろうと思ったらどんな感じになるんだろうかと、まあ考えるだけならタダだし、とシミュレーションだけしていた2017年の年末。
そんなさなかに読んだWEB記事で紹介されていた書籍です。

内容は著者?のビジネス戦略構築手法「スター戦略構築法」の説明を軸に、戦略構築のポイント紹介する内容です。
ビジネス戦略は、どうしても成功企業の後付けの理論になるんですが、この書籍のいいところは、構築プロセスに説得力がある点。確かにそうやって考えていったら、ココに辿り着くかもなー、と思わせてくれる内容が多かったです。分かりやすい成功例なども交えながら、テクニックというよりもマインド面を前面に押し出した感じも良かった。

この手の本は何冊か読んだことがありますが、本書は結構、響いたので、もし一歩を踏み出すことがあれば、ちゃんと購入したいと心に留めた一冊になりました。
15年も前に書かれた書籍ですが、初心者にはいい本だと思います。

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2018年01月07日

Posted by ブクログ

戦略の立て方が丁寧に書いてあるからこの一冊で視野がすごい広がると思う。

あとは、実践しつつ知識を深めていくといいのかな

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2017年08月07日

Posted by ブクログ

神田さんの本は読者が読みやすい書き方をされているのが、さすがだな~と思います。
とはいえ、たぶん私の理解はまだすごく浅いのだろうな~とも思います。何年かしたらまた読み返したいです。

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2014年02月27日

Posted by ブクログ

【顧客から選ばれる事業、サービスに再構築したい方へ】

企業戦略と言う分かりづらかったり、論点が人や組織や立場によってバラバラになりがちな事を、短時間で視覚的に整理し、発送を促すための書籍。

わかりやすい言葉で、コンサルタント思考の「適切な質問」により、情報を引き出していくので、コンサルタントとのミーティングの中で、自分自身で答えを見つけ出しているかの様なプロセスになっています。

分かりやすい事例、各章の終わりのまとめ、各章で登場する思考整理のチャートは最後にまとめられており、実際にワークの(自分で分析する)際にも便利です。

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2012年03月27日

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興味深い。すごくわかりやすかった。

「ビジネスに携わるものは、哲学・思想を持つ義務がある。

確固たる倫理観と思想を持ってビジネスに取り組む人を大量に必要としている。それだけ社会の変革が急がれている。」

2002年の本なのに、現在のことのよう。

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2012年03月08日

Posted by ブクログ

思考を整理する最適な手法を見つけられる本。

マーケティング戦略を構築する際に欠かせない教科書になっている。

何度も読み返したい。

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2011年09月12日

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一説によると、神田さん自身ネタを出し過ぎたと言っているぐらい、相当詰まっている。他の神田本とは一銭を画している。

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2011年03月14日

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○戦略とは選択すること、その次に選択したものの優先順位を決定することである。(12p)

○広告費を回収するためには、粗利率が高く、なおかつ購買頻度が高い商品か、もしくは粗利率が極端に高くなければ、とても採算ベースに乗らないのである。(215p)

○結局、戦略構築とは、質問するプロセスである。(338p)

★顧客を買う、という発想は分かりやすいと思った。

★この本は、起業しようとする人や新規事業を起こそうとする人にはとても参考になると思う。

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2010年10月17日

Posted by ブクログ

新サービスを考えているときに、お勧め頂いた本。
ダイレクトマーケティング、と加えて考え方、発想方法、
モノの見方を変えてみる、ということを具体例を伴って
分かりやすく書かれている。
新サービスを考えるときに参考にしました。

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2010年08月15日

Posted by ブクログ

ビジネスモデルをあらゆる角度からチェックしたいなら。

慣れると本当に60分でできるようになります(たーみー)

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2010年07月22日

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どうすればビジネスを成功させることができるかを具体例を挙げながら一つずつ重要なポイントを解説している。各取り組み方法に具体性があるため、わかりやすく自社のビジネスが成功モデルにハマっているか分析、実行しやすい。
今後は副業を行う人が増えると思うが、コンサルタントを雇うよりかなり安くビジネスの選び方を学ぶことができる書籍。

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2021年04月24日

Posted by ブクログ

MBAを取得した著者が、逆に叩き上げで築き上げたノウハウを、事例やチャートを含めてまとめたのが本書です。
既存のフレームワークは、現代のビジネスでは適合しない部分もあるとし、自身もMBAを取得したものの、戦略を理解してなかった、と振り返るところから本書は始まります。
それを踏まえ、著者の外資系メーカー勤務時代やコンサルタントでの経験から、ライフサイクルを土台に、商品、顧客、競合、収益シミュレーション、タイミング、メッセージを戦略項目とする「スター戦略構築法」を説いています。
ライフサイクルの導入期、成長期、成熟期、衰退期はそれぞれ同じ期間であり、ビジネスの上りエスカレーターに乗るには、成長期の前半までの参入を強く勧めています。
また利益が出る成長期前半を終えるころには、次のライフサイクルをつくることも求めています。
やや中堅企業で且つB2C向けの内容が多い傾向はありましたが、勉強させていただいた一冊です。

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2018年03月21日

Posted by ブクログ

戦略とは順番、アイパワープログラム(全員毎週2つ業務改善アイデア、自分の責任範囲内、実行しなくてもよいルール)、その商品を待っている顧客がどのくらいいるか、顧客を選ぶ会社は顧客に選ばれる、AIDA+ITQI理論、

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2014年12月29日

Posted by ブクログ

当社のビジネスと合わないかも。

戦略とは予測力。
商品にも、顧客にも、上がりのエレベーターのものと下りのエレベータのものがいる。
創造力を発揮するコツは一生懸命考える。そして忘れること。
発想を得るためには、理想的な世界を想像する。

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2011年09月15日

Posted by ブクログ

どのように「売れる商品を見つけるか」、そして、「売れない商品の問題点を見出し、解決し、売れる商品に持っていくか」について書かれている書。

僕の中では「戦略」というより、その一重要要素である「マーケティング」について書かれているという印象です。まぁ、このあたりは個々人の「戦略」の定義の問題なので軽く流していただければよいかと思いますが(^^;

で、肝心の理論やツールの方はというと、これまでにあった「分析のための」「コンサルタントが使うような」ツールとは異なり、「マーケティング」に直結するものだと感じます。

ですので、中小企業のマーケティング戦略の構築に、高い効果を発揮するものと思われます。

ただ、最終盤あたりの「-の感情」を活用するという話は、僕の考え方には全く合わないため、その部分については全く実践しようとは思えませんでした。

本にも同様のことが書かれていますが、高い倫理観と、冷静に物事の善し悪しを判断できる力を身に付けることが極めて重要です。

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2010年11月15日

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