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Posted by ブクログ
数字は言葉の一種である。だから言葉が上手くなるように、数字がうまくなることの薦めです。数字に他の意味を持たせる3つの技法として、①決めつけ⇒説得力②常識破り⇒インパクト③ざっくり⇒分かり易さは例を挙げて非常に分かり易いです。また、収益-費用=収益(損益)の大原則から始まり、決算書は読むのではなく、あらかじめチェックすべきKeyWordを決め、それを探すこと。過去や他社と比較することで、初めて意味や問題点が明らかになる。etc…。何度見ても忘れがちな会計関係の情報も網羅。いずれにせよ、”数字は言葉の一つとして積極的に使うと数字がうまくなれる”数字に囚われずに”意味”や表現の背景を学ぶことが大事なのだと認識できました。
Posted by ブクログ
竿だけ屋はなぜ潰れないのかの著者が、日常使われている数字について、うまい使い方を解説する。
よく系統だてられた章構成で分かりやすい。
使うべき数字と禁じられた数字のうち、使うべき数字に重点をおいて解説する。下巻は禁じられた数字について。下巻を読むのが楽しみだ。
Posted by ブクログ
・商売って、簡単に言っちゃうと、投資して投資した以上の金額を回収することによって利益を生むための仕組みなんですよね。
会計の目的は、集計することだけではなく、お金の動きを分析して、経営に役立てることが重要。意識すれば、見えていなかったものが見えてくる。サラリーマンで、自分が勤めている会社の損益計算書を丁寧に分析したことがある人は、多くないでしょう?しかし、会計は、上を目指すビジネスマンにとって疎いとは言っていられない重要なことなのです。この本は、私たちの身近にある商売から、会計の感覚を磨ける問いがある。身近にある商売を観察し、儲けの仕組みを推察する。それを無意識に繰り返す習慣が、ビジネスマンへの階段なのかもしれない。
商売って、簡単に言っちゃうと、投資して投資した以上の金額を回収することによって利益を生むための仕組みなんですよね。サラリーマンは、労働力と時間を投資しているわけですから、自分の労働力と時間を最も大きな収入に繋げられる仕事に就くべきです(もちろんやりがいも大切です)。商いをやっている人は、原料や加工に投資しているわけですから、製造業であれば、誰よりも早く新しい価値を創れる人が儲かるわけですよね。顧客が欲しがるモノやサービスの中で自分が誰よりも有利に生み出せるものに拘ることが大切なのかもしれません。
Posted by ブクログ
前回読んだ
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者
山田真哉氏のベストセラー第2弾だったっけ。
この本も
数字や会計について超解りやすく書かれている
入門書としてはいいのかも。
ただ、
前作『さおだけ~』と内容的にかぶっている箇所が多く
前作を読んだ人にとっては内容が薄く感じるかも。
タメになった事は
●文章でも数字を具体的に入れることによって説得力が増す。
●ビジネス数字は単位を変えて表現する方がインパクトがある。
●0円っていう言葉の威力
●会計的に考えると節約は割合ではなく絶対金額で考える。
って事
上記4つも当たり前っちゃー当たり前の事なんだけど
説得力のある文章で書かれているので
一読の価値はあるかも。
あと個人的には
ラストの第4章で
株式投資についてちょっと書かれているんだけど
これは
個人投資家からしてみると『むむっ?』って内容もチラホラ。
●銘柄選びは適当でかまわない
●株とギャンブルは似ている
●株の法則がデタラメな理由
●株の勉強は無意味
という
一見挑発的な文章が多い。
実体験とリンクさせられるので
この章が一番面白かった。
それでも最後は
●それでも株をやる理由
って事で決算書の話になるんだけど
それまでのフリだけを見ると
うーんo(`ω´*)o
って考えてしまいますね・・・・。
この本を読んでテレビを普通につけてみると
著者の山田氏が出演してた。
この方、
若くてこんなに有名だったんですねぇ。
会計士の知識を持ちながら
これだけ素人にわかりやすい表現ができるのは
才能あるな。と感じてしまいました。
本作では上巻と書かれているので
下巻も発売されるとは思います。
そんなに得るものも多くはなかったんだけど
読みやすさって事で
多分下巻も目を通すことになりそうです。
coming soon・・・
なのかな。。