感情タグBEST3
短編集の小説を読んだような感覚になる作品で、はじめて読んだときにあまりの繊細さに衝撃を受けたのを思い出します。大人になって読み返しても全く色褪せていないどころか、より味わい深く感じられます。
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少なくとも4話目までは大傑作。食べ物を主題にした連作短編。メリハリのあるコマ割り、ちょっと気取った構図、表情に特化した画力、なによりおしゃれでいて入り込んでくる簡潔な台詞。天才!1〜4話のクオリティをそれ以降で保てなかったのだけが残念。でもそれだけでも十分年間ベスト級。
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オムニバス少女漫画。
それぞれのストーリーに一つの料理がテーマになっています。
恋愛やら家族の事やら進路の事やら・・・
ストーリーも静かに流れるように進んでいくのがいい。
ずっと通して読んでいったら、登場人物が何かしらでそれぞれの話と繋がっているのも良いですね。
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現在5巻まで刊行。
出てくる食べ物がどれもこれも美味しそう。
食べることは生きることに直結してるから、
より記憶に残るのかもしれない。
1巻は連作になってて、1話の脇役が2話の主人公だったりして、
そういう作り方が面白かった。最近そうでないのがちょっと残念。
作中の料理を食べてみたくなって実際作ってみた。
漫画参考でも料理って出来るもんなんだなぁ。
作者の書き方がいいのか。
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女の子×食べ物 のオムニバス集。 よその家の甘い麦茶、プールの後の自販機アイス、運動会の五目いなりは自分へのご褒美の味、元彼に教わったホット・バタード・ラム… 壊れそうで、確かに誰にでもあるような瞬間の思い出。 どれも、最後のモノローグが秀逸なのです。 ―そうよ 甘くない モノだって 食べていくって 決めたのよ―(ライ麦100%のライ麦パン)
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食にまつわる女の子(女子)のオムニバス・ショートストーリー。下は中学生から、働くお姉さんまで、色々な登場人物が出てきます。そして一話一話のメニューがおいしそう。
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『漫画を描くのはもうこれでおしまいにしようと毎回思う』とまで言った志村さんがまさか連載を持つなんて、にわかには信じられませんでしたが´o`;
あの寡作な志村さんはもういない、ファンとしては嬉しい限りですが。
また私好みの題材で…( ´艸`)
帯に「少なくとも1日3回人は幸せになれる」って書いてあるんですよ。
毎回表紙で主人公が皿持ってるんですよ。
確かに食べてる時って他の何とも違う幸福感・充実感がありますもんね。##BR#多分女の子たちも毎回切ない思いしてる。
何しろ食べ物(飲み物)の出てくるシーンが毎回楽しみ('ω'*)♪
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食べ物の本が基本的に好きです。
レシピ本よりエッセイや漫画はなおのこと。
これは久々に買ったりぼんの漫画。
でもこれは子ども用の漫画ではない気がするな。
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いちいち各話のサブタイトルが秀逸!だと思う。
食べ物と、それにまつわる人のお話。
ハッピーエンドばかりじゃなくて、恋した相手がひどい詐欺師だったとか
ほんとにぴりっとどころじゃなく欝になりそうな話もあるんだけど、
全てがリアルで、結局パワフル。
甘いだけじゃないから面白かったです。
でもちょっとおなかすく。
Posted by ブクログ
食べ物にまつわる少女たちの思い出を集めた作品集。
…っておもしろくないわけがない!1巻収録分は一つ一つの話が微妙にリンクしてるのが嬉しいところ。
少女たちは今日も勇気を以って食卓に座る。噛み締め、そして飲み下す。胸の痛みと共に。
読み終わって、何を食べるのかはあなた次第。
Posted by ブクログ
どこかにありそうな日常の中の心の揺れ動きを淡々と丁寧に描かれている。
あまりこういう視点の少女漫画を知らなかったので面白い。じわじわくる。
日常の中で何か引っかかるけど言葉にすることなく消えていってしまいそうな気持ちをとらえて、あくまで日常の中で食べ物と絡めて描き出している。
小学生からOL、主婦までいろんな女の子を幅広く描かれているのがすごいと思う。
Posted by ブクログ
女の子と食べ物にまつわるお話のオムニバス集です。 1話完結なので、続きが気になることもなくどこからでも読めます。
東京から引っ越してきた女の子にもらった忘れられないおいしさのマカロン、おばあちゃんの作ったいなりずしは運動会のご褒美の味、友達の家出飲んでギョッとした甘い麦茶など…
どの話も余韻がすごく残ります。
自分は何も思っていないような食べ物でも人によっては特別な思い出があって、
そんな食べ物一つ一つに色んな思いを持っている色んな女の子、女の人がいっぱい描かれていて、
私はいつも一気に読むのがちょっともったいない気がしてしまいます。