【感想・ネタバレ】セクハラの誕生のレビュー

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Posted by ブクログ

2つの裁判を通じた、日本でのセクシャル・ハラスメント概念の変遷を説いた本です。
裁判を描いた部分はどんよりした迫力がある一方で、その後の派生などを描いた15章、16章はやや散漫な印象でした。
セクハラの解釈は現在も多くがグレーゾーンです。物語としては一応締めているものの、読後の爽快感はありません。
僕は積極的にセクハラをしているつもりはありませんが、もしかすると、誰かに嫌な気持ちを押し付けているかもしれません。自分に投影できるかできないかで、読み方が全く変わる本でしょう。男女では読後感が相当違うのでは。

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2011年10月07日

Posted by ブクログ

労作。晴野さんの会社の人々怖すぎるよ。これで勝訴してたったの150万円か。支援団体もやばい。

晴野さんの視点からのものではあるわけだが、そういうふうに体験されていたんだろう。



あれ、でも『さらば原告A子』は前に読んだような気がする。・・・いや読んでないか。





p. 233 「対面」→「体面」



しかし晴野まゆみ『さらば、原告A子』からの使用している文章が多すぎる。これってどうなんだろう。

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2020年06月15日

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