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セクシャル・ハラスメントが日本に本格上陸してから30年、「流行語大賞」受賞から20年、そして今。 議論を呼びながら定着していった新しい概念は日本社会をどう変えたのか? バブルと狂騒の80年代を背景に、〈セクハラ〉の上陸を決定づけた2つの裁判の当事者たちの証言から描き出す。 渾身のノンフィクション巨編!
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Posted by ブクログ
2つの裁判を通じた、日本でのセクシャル・ハラスメント概念の変遷を説いた本です。 裁判を描いた部分はどんよりした迫力がある一方で、その後の派生などを描いた15章、16章はやや散漫な印象でした。 セクハラの解釈は現在も多くがグレーゾーンです。物語としては一応締めているものの、読後の爽快感はありません。 ...続きを読む僕は積極的にセクハラをしているつもりはありませんが、もしかすると、誰かに嫌な気持ちを押し付けているかもしれません。自分に投影できるかできないかで、読み方が全く変わる本でしょう。男女では読後感が相当違うのでは。
労作。晴野さんの会社の人々怖すぎるよ。これで勝訴してたったの150万円か。支援団体もやばい。 晴野さんの視点からのものではあるわけだが、そういうふうに体験されていたんだろう。 あれ、でも『さらば原告A子』は前に読んだような気がする。・・・いや読んでないか。 p. 233 「対面」→...続きを読む「体面」 しかし晴野まゆみ『さらば、原告A子』からの使用している文章が多すぎる。これってどうなんだろう。
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