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Posted by ブクログ
現代の若者の考え方を今範囲にまとめている好著だ.その中でいじめについての論評が気に入った.セクハラ裁判はあってもパワハラのそれはないアメリカの例だが、次のようなコメントがあった由.「いじめを温存させるコストは高い.できる人が職場を去り、残っている社員も欠勤が多くなる.たとえ出社しても、仕事に打ち込めない.組織に裏切られた気持ちも募るだろう.」このようなコスト(評価や成果)意識を持つ必要性を感じた.
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最近の若者の行動や心理を、著者(1960年生まれ)の世代との対比を交えながら描き出した本。「今どきの若いヤツは・・」と批判的に見るのではなく、時には年長者のほうが歩み寄らなければならないのでは、と考えさせられる。
「なるほどね、私もそう思う」「いや、ちょっと違うんじゃないかな」「全然、的外れだよ」などなど、ひとつひとつにツッコミを入れながら、楽しくお読みください。・・・とまえがきにあるが、そのように気楽に読める一冊。
Posted by ブクログ
現代の若者ってこうやんな、っていう話をゆるゆるとコラムのような形式で進めてくれる本。
香山さんの本はいつも軽い感覚で読むねんけども、本書は「確かにそうやんなあ」と頷ける部分が多く、良書だと思います。
男の涙、プライドの持ち方、コスパ意識、孤独感など、なかなかに言い当てているところが多い。
また、ひとつひとつのテーマが短くまとまっているので読みやすい。
いつかまた、おさらいで読みたいな。
Posted by ブクログ
(帯より)
貯金好き、SNS疲れ、マイブランド、ヘルシー志向、コスパ意識、クルマばなれ、情報ソース、ほどほどの自分
「最近の若者は・・・」がリアルに理解できる。
香山リカ、待望の若者論。
Posted by ブクログ
読みやすい。
昭和の最後の方の生まれなので、「わかるわかる!」というところもあるし、「全然ピンと来ない。」というところもある。
・情報ソース
・本当に嫉妬しない人たち
・コピペ
・すぐ使える勉強
・絆ストレス
以上はいろいろ思うところがあった個所
Posted by ブクログ
文字通り、今時の若者について綴った一冊。
エッセイ形式なので、さらっと読めた。
大学教授という立場で、若者に接する機会が多いこともあり、内容は説得力があった。