【感想・ネタバレ】掃除道 会社が変わる・学校が変わる・社会が変わるのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

職場で掃除をしていると、先輩に「そんなにきれいにしなくていい。どうせ汚れるんだから」と言われたことがありました。初めてのことではなく、どの会社どの職場にもそういうことを言う人は居ました。
その言葉は本人のやる気を削ぎます。きれいになる可能性も捨ててしまいます。
だから、鍵山さんが掃除なんかと馬鹿にされても挫けずその姿勢を貫き通したことに深く感動しました。
頁69〜には、人生の教科書にしたい鍵山さんのお言葉がありました。
「掃除をするとき、上を向いて掃除する人はいません。掃除は必ず、下を向いてしなければできません。つまり、掃除をする形そのものが謙虚な姿だといえます」

「人が人に感動するのは、その人が手と足と身体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。とくに、人のいやがるトイレ掃除は最良の実践です」

「小さなことに感謝できない人は、小さな苦しみや悩みを大きく受け止める傾向があります。反対に、小さなことに感謝できる人は、大きな苦しみや悩みを小さく受け止めることができるようになります」
職場でお手本にできるような人がいないだけに、鍵山さんの言葉が心の奥まで染み渡りました。頑張りが無駄にならず、鍵山さんのように同じような理解者が周りに増えてくることを願って美しい生き方をしていきたいと思います。

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

元祖「トイレの神様」
鍵山秀三郎さんの本。
読むと掃除したくなる。
掃除をすると人間が変わる。

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2011年10月15日

Posted by ブクログ

「掃除」を人生哲学にまで昇華させたイエローハット社長鍵山氏の熱い思いが伝わってくる素晴らしい本。彼の中では、掃除と仕事は切り離せないものになっている為、本書は掃除の実践書という一面とともに、仕事の実践書としても読めるものになっています。

本書を読んで僕は、「仕事と掃除は同じもの」なのかも知れないと僕は感じるようになりました。「部屋を片付ける」という言葉があると同時に、「仕事を片付ける」という言葉もあります。要は両方とも課題解決なんです。

だから「仕事が忙しくてデスクを掃除している暇がない。」なんて忙しぶっている人は、実は仕事も大してできてないのかもしれないです。
デスクを片付けられない人が仕事を片付けられるはずがないですから。

そういう意味で、「掃除の神」である鍵山氏は、めちゃくちゃ仕事の出来る「仕事の神」でもあるかもしれません。

そんな「仕事の神」の言葉は、「頑張っているのに仕事の結果がイマイチ出ない」という人に一番刺さってくると思います。

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2010年07月01日

Posted by ブクログ

すごい。トイレ掃除の神。トイレ掃除をすることで心が入れ替わる。まさに精神浄化の1番効果的な方法だそう。

読んでて、本当にそうだろうか?という気持ちより、ここまでくれば確かに悟りを開けそうだ。と、かなり思いました。

大便がたくさん詰まった公衆トイレの掃除を素手でいろんな人の大便を押し込めてから掃除

など。。。確かにそこまで見せられたら、改心すること間違いなし。必ずや大便触る前から触ったあとの自分にはなにもかもの悟りを開けそうな予感はする。

する。

するが、

するが、そこをなかなか超えられないからすごいんだろうなぁ。と、読みながら思う一冊でした。

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2018年01月28日

Posted by ブクログ

著者はイエローハットの創業者。掃除によって、組織を社会を国を変えていこうという・・実践!?  間違っていないと思う。しかし、これはもう宗教にも近い危うさも感じる。トイレ掃除を素手で徹底的にやる、しかもそれは自分が使っているトイレではなく・・・・。「掃除」は組織や町を変える力があるかもしれないが、ものすごく窮屈な社会になりそうでもある。もっとも、強制されることがなければ、それはそれでいいのかもしれない。

世の中には、不思議なことがたくさんある。

きれいにしなければならないと思うが・・・・。

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2010年11月14日

Posted by ブクログ

『たとえ報われない努力であっても、決して諦めない、落胆しない』
第1章始めのこの言葉には、「掃除」によって人の心を変えてきた、
イエローハット創業者の鍵山社長(現、相談役)の経験による信念がこもっています。
腰をかがめ、ズボンをたくしあげ、まるでなめる様にして
トイレの便器を素手で磨き上げる鍵山相談役の姿に息をのみました。
人が掃除をしている姿をこれほど神々しく思ったことはありません。
背後に写っているトイレ壁面のなんと光り輝いていることか!
こんな綺麗なトイレなら、汚したいとは思わないでしょう。それが良い循環を生むのですね。

毎日掃除に時間をかけ、綺麗な環境を維持することで、人が変わり、会社が発展し、
荒れた学校が更生し、社会が変わる、その実例を紹介した本書。
受け入れられない、という人もいるでしょうし、こんなに掃除に熱心になれない、という人もいるでしょう。
でも、実例を示されると納得するものがあります。

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2010年10月09日

Posted by ブクログ

今、「掃除力」がブームのようですが、これはおそらく元祖かと・・。著者であるイエローハット取締役みずから掃除を実践しておられます。

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2009年10月04日

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