【感想・ネタバレ】新装版 ムーミン谷の夏まつりのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ムーミン谷は平和なところと漠然と思っていたが、思いのほか厄災が多いのだなあと感じました。とんでもない大災害だと思うが、ファミリーのやさしさと強さで明るくしたたかに乗り切っていくんですね。
スナフキンが「おじさん」と呼ばれるのに衝撃をおぼえました。永遠のお兄さんのように思っていたけれど、確かに、小さな子どもたちから見るとおじさんなのだろうな。ムーミントロールには永遠のお兄さんだとしても。
ムーミンパパはいつも通りのスーパーマン。ダ・ヴィンチ以上の天才だと思います。
ムーミントロールはいつでも優しく雄々しく、彼のそばにいればきっと何があっても大丈夫って思えそうです。けっこう甘えん坊なんだけど、ムーミンママの優しさとぴったり呼応してますね。
ムーミンママの家族を思う気持ちがいつでも胸に優しくしみてきます。
今日は素敵な本を読み終えました。

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2021年01月01日

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ネタバレ

一気読みでした。
ムーミン谷に洪水が訪れるところから、とんでもなく楽しい方向へ話は進みます。
何より驚いた発見が沢山ありました。
ニョロニョロは種から生まれること。
スナフキンがイクメンなこと。
大人向けの話になっているそうですが、お気に入りの台詞が沢山見つかりました。

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2017年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメとはまた異なったメンバー。

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演目・ライオンの花よめたち〜血の繋がり〜
一幕劇 ムーミンパパ作
出演・ムーミンママ、ムーミンパパ
ミムラねえさん、ミーサとホムサ
歌・エンマ

入場料
たべられるものなら、なんでもよろしい。

風や雨がなければ、今晩、日がしずむときにはじめ、子どもがねるころに、おわる予定。
場所は、もみの木湾のまん中。
へムルたちがかしボート屋をします。

劇場主
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スナフキンが公園から逃がした子供たちは、大半は劇場の役者に。役者にむいていない子供は、フィリフヨンカの養子に。
ずっと悲劇のヒロインぶった身勝手な発言の多いミーサと、なぜか一緒にいるホムサはその後も劇場へ。ミーサは一生かわいそうな劇をできるし、ホムサは舞台監督になれる。
ムーミンママが、木の上で寝ることにしたムーミンとスノークのおじょうさんのために、朝食を用意して木の枝に下げておいたのもさすがだし、そのサンドイッチの包み紙に書かれた文字にもほっこりした。「チーズ」、「バターだけ」、「上等のソーセージ」、「おはよう これは、パパからのです(カニの缶詰で、ムーミンパパが春から残しておいたもの)」p103

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2024年04月30日

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ネタバレ

物語そのものが、ひとつの「舞台」のよう。終わりぎわ、愛すべきスナフキンと小さなヘムルとの小さな交感が好きだ。看板という看板を引き抜く巷でも有名なシーンが、このような結末を迎えるのはとても面白いことだと思う。

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2022年10月22日

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ネタバレ

火山の噴火に津波、洪水、住んでいたお家を離れたり、家族と離れ離れになったりと普通だったら絶望してしまう場面でも皆マイペースに前向きに過ごすムーミン谷の人たちが好きです。


一度はバラバラになった皆が元のムーミン屋敷に戻る流れも面白くて一気読みしました。あとスナフキンがまさか24人の子持ちになるとは予想外すぎて…意外と面倒見良くてほっこり。

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2021年09月14日

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ネタバレ

* 今回は全体的に絵が可愛い、とくにミイ。
* みんなの大冒険の末に帰還、生きて帰りし物語だった。
* 最後の回収はすごく綺麗な終わり方だったな。
* 最初は全く出てこなかったけど、スナフキンもちゃんと出てきて嬉しい。
* 挿絵がすごく可愛い本だった。
* トーベ・ヤンソンは、作家であり、画家でもあった。どの絵も自分で描いた。
* 解説の終わりが「みんながこの世の主役なのである」。ドタバタ激劇だったけど、それぞれが必死に自分の役をこなそうと頑張ってたよね。なんかいい終わり方だった。

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2020年06月15日

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ネタバレ

シリーズものをいくつか並行して読んでいる中のひとつ。相変わらず名言が多い。スノークのおじょうさんはいつも可愛いしムーミントロールはいつだって勇敢。 お気に入りの一文は「フィリフヨンカであるということは、人が思うほど、らくなことじゃありませんものね」フィリフヨンカを自分の名前に置き換えると楽しい。

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2015年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結構くせがある書き方なんだなぁと思う。

翻訳ってのもあるんだろうけれど。

国によって、日本語に訳しても、その国の考え方であったり、表現の仕方であったりというクセがある。

多分フィンランドの作家さんは初めてだったから、ちょっと慣れないところがあったのだろうと思う。

そういえば、「ヘイフラワーとキルトシュー」っぽい感じがあるかも。各自自由なことをしていてドタバタしながら、突拍子もないことが入り込んできて、まぁそれもいいじゃない、と大団円、みたいな。


それって、とっても幸せなお話だなぁなんて、思う。


意外だったのは、ミーサの存在。あんまりお話でこういう厄介な人、出てこないよね。

それもいいじゃない、そんなのもアリよ、という懐の深さは、とてもいいなと思った。

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2014年10月12日

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