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Posted by ブクログ 2023年09月09日
安定の、自分のことしか考えていないムーミンと仲間たち。楽しいし、翻訳も読みやすいです。
大洪水のお話なので、苦手な方は避けた方がいいのかもしれません。
久々の再会
匿名 2023年06月30日
昔紙の本を買っていたのを読みたくなって出してきたら焼けがひどく古本のにおいにくしゃみが止まらず文字が小さくて読みにくくなっていました。
なので試しに電子で購入しました。
焼けないくしゃみが出ない文字は大きいと問題がすべてクリアになりました。
とてもありがたかったのです。ムーミンのシリーズは電子で買い...続きを読む直すことにしました。
本の内容は最高なので絶対に読んだ方が良いです。スナフキンのあの活躍が愉快です!
Posted by ブクログ 2023年05月31日
またまた随分とさぼっていて、日が空いてしまいましたが・・・
自分の一番大好きなリトルミィ出てきます!みんな大好きスナフキン出てきます!ホムサやミーサも出てきます!
エンタメ的にも面白いし、やはり哲学的にも響くものがたくさんあります。
生きていると大変なことばかり、辛いことばかりだけど、...続きを読む頑張ろう。
頑張ってみよう。
Posted by ブクログ 2022年02月03日
家があること、家族や仲間がいること、夢中になれるものがあることは改めて素晴らしいなと思った。
登場人物達がムーミン一家と過ごす内に前向きになったり心を開く場面が多いのも良かった。
牢屋でのヘムルとのやり取りがコントみたいでめちゃくちゃ面白かった。
煙草を吸いながら「大事なものは全て揃ってるよ」と言...続きを読むうスナフキンとその後のムーミンとママのやり取りで泣いた。
私含め世界中の読者がこのときのスナフキンに惚れたに違いない。
ってか、今作のスナフキンずっとスパダリだからトキメキが止まらなかった!
Posted by ブクログ 2021年01月01日
ムーミン谷は平和なところと漠然と思っていたが、思いのほか厄災が多いのだなあと感じました。とんでもない大災害だと思うが、ファミリーのやさしさと強さで明るくしたたかに乗り切っていくんですね。
スナフキンが「おじさん」と呼ばれるのに衝撃をおぼえました。永遠のお兄さんのように思っていたけれど、確かに、小さな...続きを読む子どもたちから見るとおじさんなのだろうな。ムーミントロールには永遠のお兄さんだとしても。
ムーミンパパはいつも通りのスーパーマン。ダ・ヴィンチ以上の天才だと思います。
ムーミントロールはいつでも優しく雄々しく、彼のそばにいればきっと何があっても大丈夫って思えそうです。けっこう甘えん坊なんだけど、ムーミンママの優しさとぴったり呼応してますね。
ムーミンママの家族を思う気持ちがいつでも胸に優しくしみてきます。
今日は素敵な本を読み終えました。
Posted by ブクログ 2019年11月06日
盛り上がるところ、ゆったりしたところ、静かなところ、緊張感のあるところ…などがくっきりと分かれていて、緩急ついた話の構成にとても楽しませてもらった。スナフキンの警戒心や責任感の強さはアニメ以上によく表現されていて、今まで以上に好きになった。良くも悪くも某ヨクサルの育て方が出たのかなと思った。
みんな...続きを読むがそれぞれなんの悪意もなく自分の意思に従って好きなように行動しているところが、現実から切り離してくれるみたいでとても安心していた。本を読み終わって、今すごく幸せな気持ちなのでこのままいなくなりたい。
ムーミンママの言動がいちいち心にきて泣きそうになった。実家に帰りたい。
Posted by ブクログ 2017年07月28日
一気読みでした。
ムーミン谷に洪水が訪れるところから、とんでもなく楽しい方向へ話は進みます。
何より驚いた発見が沢山ありました。
ニョロニョロは種から生まれること。
スナフキンがイクメンなこと。
大人向けの話になっているそうですが、お気に入りの台詞が沢山見つかりました。
毎度のことながら、ムーミン一家は到底解決しそうにないような奇想天外な事件に巻き込まれるのに、最後はきっちりめでたしめでたしで終わるのがすごいですね。
今回は現状を嘆き、己の不幸を泣いたり不満を抱えている人たちが沢山出てきますが、全ての事件は突拍子もないようで、この人たちをふさわしい場所につれていくた...続きを読むめに起こっていたんだな、と納得しました。
Posted by ブクログ 2014年11月09日
火山が噴火して洪水が起こり、床上浸水になってしまったのに楽しい楽しいドタバタ喜劇。本書で初登場のホランがムーミン一家について何故こんな大変な時に余裕があるのか不思議がっていたが、彼の感覚のほうが一般的だろう。確かにムーミン一家は余裕があり過ぎている。
もう一人本書から登場したミーサはくよくよいじけて...続きを読むばかりいるちょっと面倒くさい子。それから気難しいエンマおばさんとか小心者のフィリフヨンカとか味のあるキャラクターも登場する。
それはそうと、最初のシーンのムーミン一家にスナフキンは旅に出ているのでいないのはわかるが、ヘムレンさんやスノ―クのお兄さん、それにスニフも出てこない。そしてミムラねえさんミイ姉妹が家族に加わっていた。スニフはきっと両親と一緒に暮らし始めたのかな?スノークノお兄さんは妹をムーミンママのところに残して自分の研究にでも没頭しているのかな?
と連想は出来るけど、何も書いていないので前回からの流れが繋がらず不思議な気がした。
Posted by ブクログ 2024年04月30日
アニメとはまた異なったメンバー。
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演目・ライオンの花よめたち〜血の繋がり〜
一幕劇 ムーミンパパ作
出演・ムーミンママ、ムーミンパパ
ミムラねえさん、ミーサとホムサ
歌・エンマ
入場料
たべられるものなら、なんでもよろしい。
風や雨がなければ、今晩、日がしずむときに...続きを読むはじめ、子どもがねるころに、おわる予定。
場所は、もみの木湾のまん中。
へムルたちがかしボート屋をします。
劇場主
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スナフキンが公園から逃がした子供たちは、大半は劇場の役者に。役者にむいていない子供は、フィリフヨンカの養子に。
ずっと悲劇のヒロインぶった身勝手な発言の多いミーサと、なぜか一緒にいるホムサはその後も劇場へ。ミーサは一生かわいそうな劇をできるし、ホムサは舞台監督になれる。
ムーミンママが、木の上で寝ることにしたムーミンとスノークのおじょうさんのために、朝食を用意して木の枝に下げておいたのもさすがだし、そのサンドイッチの包み紙に書かれた文字にもほっこりした。「チーズ」、「バターだけ」、「上等のソーセージ」、「おはよう これは、パパからのです(カニの缶詰で、ムーミンパパが春から残しておいたもの)」p103
Posted by ブクログ 2023年01月14日
ムーミン一家が大水の災害に遭って、ムーミン谷を脱出し、様々なな冒険や経験をし、また、ムーミン谷に戻ってくる話。
人生山あり谷ありだけど、ムーミン一家はいつも必ず乗り越えて笑顔一杯、幸せ一杯になるね
Posted by ブクログ 2022年10月22日
物語そのものが、ひとつの「舞台」のよう。終わりぎわ、愛すべきスナフキンと小さなヘムルとの小さな交感が好きだ。看板という看板を引き抜く巷でも有名なシーンが、このような結末を迎えるのはとても面白いことだと思う。
Posted by ブクログ 2022年02月13日
これまでの中では1番好み
わたしはかわいそうって思いに縛られてるミーサ
親類を呼ぶべきだという観念に縛られるフィリフヨンカ
こういう人って実際いるし、自分の中にもそういう部分があったりする
好きなように、好きな人と、思うようにしてもいいんだよ、と軽やかに伝えてくれる
ムーミンやスノークのおじょうさん...続きを読むやスナフキンの軽やかな生き方
読後に体が少し軽くなるよう
それにしてもスニフどこいった
Posted by ブクログ 2021年09月14日
火山の噴火に津波、洪水、住んでいたお家を離れたり、家族と離れ離れになったりと普通だったら絶望してしまう場面でも皆マイペースに前向きに過ごすムーミン谷の人たちが好きです。
一度はバラバラになった皆が元のムーミン屋敷に戻る流れも面白くて一気読みしました。あとスナフキンがまさか24人の子持ちになるとは...続きを読む予想外すぎて…意外と面倒見良くてほっこり。
Posted by ブクログ 2020年06月15日
* 今回は全体的に絵が可愛い、とくにミイ。
* みんなの大冒険の末に帰還、生きて帰りし物語だった。
* 最後の回収はすごく綺麗な終わり方だったな。
* 最初は全く出てこなかったけど、スナフキンもちゃんと出てきて嬉しい。
* 挿絵がすごく可愛い本だった。
* トーベ・ヤンソンは、作家であり、画家でもあ...続きを読むった。どの絵も自分で描いた。
* 解説の終わりが「みんながこの世の主役なのである」。ドタバタ激劇だったけど、それぞれが必死に自分の役をこなそうと頑張ってたよね。なんかいい終わり方だった。
Posted by ブクログ 2016年02月09日
表紙がキレイになったので買い直し。
以下、以前買った旧版の感想。
ムーミン谷に洪水がやってきて流されてきた劇場に住むことになったムーミンたち。そこから色々な騒ぎに巻き込まれ……。
Posted by ブクログ 2015年09月18日
夏の始まりに突如としてムーミン谷を襲った火山の噴火、そして大洪水。流されたムーミン一家は偶然行き着いた不思議な建物を新しい家として暮らし始めるが、そこは劇場と呼ばれる、ムーミン達の知らない特別な場所だった。芝居というものを知らず、劇場ねずみのエンマに憤慨されるムーミン達。ならば一つ、芝居というものを...続きを読むしてみよう――ところが、ムーミンとスノークのおじょうさんは劇場からはぐれてしまい、ミイもまた一家と離れてしまう。ムーミン不在の一家によるはちゃめちゃな悲劇、スナフキンとミイと24人の子供達、フィリフヨンカさんとの出会い、逮捕されるムーミンとおじょうさん……公演は成功するのか、みんなはムーミン谷に帰ることが出来るのか。今ここに、すべてをかけた夏まつりの幕があがる!
ちょっと大げさなあらすじにしてしまった…w
今まで読んだムーミンシリーズの中では一番面白かった。アクシデントによってムーミンたちが別グループにわかれてそれぞれに話が進行していく群像劇(そう、まさしく劇。芝居!)っぽくなったのと、それゆえに最終的にひとつにまとまっていくカタルシスが大きかったからかも。ムーミンとスノークのおじょうさん組とムーミンパパたち劇場組とそして何といってもスナフキンとミイと子供たちのグループ。ミイとスナフキンなんてすごく好きなキャラクターのコンビ! 異父きょうだい組! ミイのふてぶてしさ全開だし、クールなスナフキンがまさか子守をするとわわわ。いろいろと萌えました。かわゆい。何かと名前を聞くフィリフヨンカさん登場~ そしていろんなヘムルも出る。もうヘムルだらけだ。さらにまさかのニョロニョロ皆勤賞w などなどキャラクターが多彩なのも芝居を描く本作らしいと言える。
でも肝心の芝居の方はむちゃくちゃでw みんなが好き勝手にああだこうだしてるところがムーミンファミリーここにあり…って感じ。はちゃめちゃだけど面白い。ムーミンとスノークのおじょうさんがいたらもっとむちゃくちゃになってたんじゃなかろうかw(主におじょうさんの所為でw)ムーミン一家が嫌いだったはずの劇場ねずみのエンマさんが芝居をやるってことになったらうきうきし始めたのもなんかおかしくて可愛かった。夏祭りっていうよりは今回「芝居」ってイメージのがつよいなー。
Posted by ブクログ 2015年01月30日
シリーズものをいくつか並行して読んでいる中のひとつ。相変わらず名言が多い。スノークのおじょうさんはいつも可愛いしムーミントロールはいつだって勇敢。 お気に入りの一文は「フィリフヨンカであるということは、人が思うほど、らくなことじゃありませんものね」フィリフヨンカを自分の名前に置き換えると楽しい。
Posted by ブクログ 2014年11月28日
①あっ!スナフキンが成長している(絵も)。
ただのいたずらっ子ではなく、
自由を求める旅人感が大幅アップ。
②ムーミントロールがスノークのおじょうさんに
ベタ惚れなのがわかりやすいが、
機嫌を取るのにも長けていて「あんたやる男だね~」。
③やっぱりムーミンママは安心安定の大黒柱。
④これまでよりフリ...続きを読むとオチ、伏線の回収がハッキリ。
(スニフちゃん休憩の中)クセのある仲間が
次から次へとわいてでてくるし、
天災からの不思議な冒険は取り残された二人、
漂流する一人、残された人は劇場デビューと
着地点が見えない。
でも、最後には「そうなるとわかっていたよ」
と言わせられる様な、幸せな結末を皆が迎えられ、
めでたし、めでたし。
Posted by ブクログ 2014年10月12日
結構くせがある書き方なんだなぁと思う。
翻訳ってのもあるんだろうけれど。
国によって、日本語に訳しても、その国の考え方であったり、表現の仕方であったりというクセがある。
多分フィンランドの作家さんは初めてだったから、ちょっと慣れないところがあったのだろうと思う。
そういえば、「ヘイフラワーと...続きを読むキルトシュー」っぽい感じがあるかも。各自自由なことをしていてドタバタしながら、突拍子もないことが入り込んできて、まぁそれもいいじゃない、と大団円、みたいな。
それって、とっても幸せなお話だなぁなんて、思う。
意外だったのは、ミーサの存在。あんまりお話でこういう厄介な人、出てこないよね。
それもいいじゃない、そんなのもアリよ、という懐の深さは、とてもいいなと思った。
Posted by ブクログ 2013年08月26日
以前参加した読書イベントで、参加者さんが紹介されていたので再読。
小学生の頃にたぶん読んで、洪水になって家が流されるエピソードは覚えていたけれど、後の展開を綺麗さっぱり忘れてたので新鮮に読めた。
起こってしまったことに対して悲観するのではなくて、受け入れた上でその先どう過ごすかを前向きに考えようとす...続きを読むるムーミントロールたちの考え方はとても素敵だと思う。その前向きさも淡々としたものなのが良い。
困難を乗り越え、家族がまたひとつに戻ることが出来て本当に良かったなあと素直に思えた。
Posted by ブクログ 2023年09月30日
ミーがなにか動物の後ろ足に噛みついている挿し絵、ライオンに扮したビーバーの脚だった!
アニメによく出てきてたフィリフヨンカさんとこの子供たちは、スナフキンが連れてきた子たちだったのねー
緩急ついた楽しい話
〇〇しなくっちゃ!と思ってる(べき論の)ひとが、ムーミンたちと話して気楽になっていくとこ...続きを読むろもいい。
Posted by ブクログ 2021年05月28日
この巻からいつの間にかいなくなったキャラが色々。
でも、ムーミンにおじょうさん、スナフキン、ミィ、パパ、ママと、ムーミンといえば、のキャラが勢ぞろいしてる気がする。
ミーサを見て、不満ばっか言いすぎないように、なるべくハッピーなことを言うようにしようと思った。
Posted by ブクログ 2019年09月01日
久し振りに児童書を読み、癒されました。
ムーミンたちは素朴で飾らない生活なのが
すごくいい。スナフキンは名言が多いけど、
「大切なのは、自分がしたいことをわかっていることさ」
(だったかな)ムーミンたちはまさにそうやって生きてるなと。やりたいことを持ってて、それを大切に生きられるなんてステキ。
Posted by ブクログ 2016年08月01日
物語の中で一番の盛り上がりは演劇の部分。他にも劇場や役者について人生と関連付けて語らえているところがある。個人的には、たくさんの選択肢の中からよりも、二択の方ががずっとまし、というセリフが興味深い。モノがあふれている日常で、本当に必要なものは何かを見失わないようにしたい。
Posted by ブクログ 2014年12月24日
文庫版で再読。火山の噴火で洪水になり、避難した先で流れて来た劇場に住むムーミン一家。なるようになるさ的な彼らとは裏腹に、何にも縛られないはずのスナフキンが、助けた子供達の心配をするのが、これまでの物語で唯一まともな事じゃないかと。それに感謝の気持ちを表す子供達もまとも。それと、スナフキンとムーミンの...続きを読む再会に胸を打たれる。
Posted by ブクログ 2014年10月11日
シリーズ4作目。
ムーミン谷に洪水が起こり、流されて来た劇場に移り住むことにしたムーミン一家。一方スナフキンは憎い公園番を追い出して、公園を自由な場にしようと企む…
家が浸水したり家族とはぐれたりとかなり危機的な状況でも、相変わらずみんなけっこうマイペースに振る舞っているうちになんとかなってしまい、...続きを読むそれぞれ自分の道を見いだして生きてゆくことになる。
今回はスナフキンが途中まで別行動なのだが、公園番を追い出したり子供になつかれて困ったり、いつものクールなキャラとは別の側面が見れて面白かった。ミイとのコンビもいい。ニョロニョロはスナフキンの播いた種から生まれ、公園番追い出しに一役かっていた。
Posted by ブクログ 2014年07月29日
ムーミンシリーズ4作目。
自由と許容を感じた作品。
家が浸水しようと別の家に移り住もうとその家の住人に小言を言われようと息子と離ればなれになろうと、いつも穏やかで明るいムーミンママ。
家族とはぐれてしまっても元気を出してスノークのお嬢さんと一緒に道を進み、無事家族と再会できたムーミン。
自分の好き...続きを読むなものと出会うことで、被害妄想やマイナス思考ばかりしていたのにそれに勝る楽しさや自信が生まれたミーサ。
公園に立てられたルールの書かれた立て札を全て引っこ抜き自由を勝ち得つつも、ついてきたたくさんの子供たちを子供は苦手だと言っているのに拒絶せず面倒を見て、最終的にムーミンとめぐり会うことができたスナフキン。
他の登場人物もみんなそれぞれ困難にぶち当たり、しかしそれを受け入れてまえに進む。結果、何事も上手くいき、皆幸せになる。
この展開は読んでいてとても気持ちのいいものだったし、自分もこう生きたいと思えた。特にムーミンママの心の広さは尊敬もの。
一番好きな場面はスナフキンとムーミンがめぐり会って、船に乗っているあいだしばらく無言でいるシーン。親友だからこそ会えただけで十分だといって、互いに嬉しさをかみしめているのが素敵。