【感想・ネタバレ】アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る 英国パラソル奇譚のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

英国パラソル奇譚、最終話。
予約していたのでさっそく購入しました。浮気疑惑も晴れて再びらぶらぶ夫婦に戻ったアレクシアとマコン卿、アンンド二人の娘プルーデンス。

以下、感想。

前作から2年後のお話で、生まれたばかりだったプルーデンスが元気いっぱいの2歳児になっていて笑えました。
反異界族と人狼との子ということで警戒心を持っている吸血鬼たちの気持ちを和らげるために、表向きは知り合いで影の議会の宰相でありアレクシアの大親友のアケルダマ卿の養女として育つことになるのですが、実は彼の巨大なクローゼットの奥を改造して夫婦で隠れ住んでいるという(笑)
本当のおうちは前回の騒動で手に入れた隣の屋敷なのですが、こっそり娘と同居してるんです。
ママ、ダダ、と甘えるプルーデンスが可愛い。
アレクシア自身が反異界族というせいなのか、あんまり子供のころから母に好意を持っていなさそうだったし、彼女の母も娘への愛情が見られなかったのに、プルーデンスはママ大好きなのが判って微笑ましい限り。
可愛い幼児の仕草に飽きるほど長く生きてきたアケルダマ卿と彼の取り巻きたち、そして人狼パパのマコン卿と他の人狼はメロメロ。みんな可愛く仕方ないよう。
そんな楽しくも騒々しいながらも平和に過ごしていたアレクシアに届いたエジプトの最高齢の吸血鬼女王から招待状。
娘とともにエジプトに来られたし、という命令に近いそれに、謎を残したまま亡くなった父の足跡を辿る意味も込めて夫と親友その他を引き連れてエジプトに向かう・・・というのが今回のストーリー。
楽しかったです(笑)
いや、毎回毎回マコン卿とアレクシアの仲良さが凄くて(笑) 結婚して2年経過するというのに変わらないいちゃいちゃぶり(笑) 周りも慣れたのか放ってますね。ま、アレクシアが傍にいればアルファであるマコン卿は機嫌良いので、団員にとっても都合は良いんだろうけど。
それでも少しずつ謎が解けて、前回発覚した衝撃の事実がマコン卿にばれて、再び夫婦の危機!となるのですが、いろいろあって落ち着いてらぶらぶに戻るの笑っちゃいました。アレクシアも可愛くなったなあ。マコン卿に嫌われるってわんわん泣きますしね。彼が死んだと思った時にはなにも考えられずに後を追うことを考えてしまうほどマコン卿が大好きなようで(笑)
そしてどんなに怒っても、マコン卿もアレクシアが好きなんだなと。
すべてが終わって、彼が決断した将来の展望が素敵でした。反異界族という特殊な種族であっても寿命は人間と同じアレクシアとこの先どう過ごすのか。
最強の人狼である彼がやがて自分に訪れるだろう事態への対処に選択した内容が良くて、この続きを読んでみたいです(笑)
アレクシアの話はこれで終わりですが、プルーデンスを主人公にしたお話があるそうなのでそれが見たいかな。彼女が大きくなってる頃には両親はきっとエジプトにいるんだと思うから、その時の二人の様子など。
お勧めの一品。
ご興味がありましたら、お試しあれ。

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2012年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズの最終巻ですね。
アレクシアとマコン卿に娘が生まれて、彼女は反異界族と異界族のハーフで、異界族に触れるとその特性を奪ってしまう能力がある。と。
初っ端からかなりのお転婆を発揮していて、さすがアレクシアとマコン卿の娘だなと。この二人からは大人しい子は生まれんと思ってたけどやはりという感じです。

今回はハーレークイーンロンマスなシーンは薄目でBL展開が多かったですね。ライオール教授がアレクシアの父と関係があったってのは、前作で判明したし、アケルダマ卿のドローンたちがそういうイメージな描写は多かったから、ビフィもそうかもとは思ってたんですが、まさか二人がくっつくとは思いませんでしたね。

アイヴィが吸血女王になるって展開も驚きました。
ビフィがアヌビスの型が出来たのも急展開だったなと思いますが、大円団としてはいいかなと思います。

娘のプルーデンスの話もこれから先でるそうなので、楽しみです。

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2013年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アレクシア女史最終巻。
最後はどう終わるのかと思ったけど、大団円。
アイヴィがああいう活躍をするとは!

小気味良い作品でした。

0
2012年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼児を描いた文はあまり好きではないのだが2歳児プルーデンスはかわいかった。特に「ダマ!」。

相変わらずのドタバタで事件は解決。
いろいろと寂しいけれど団が次への段階へと進む為には仕方のないことか…。
不死ではあっても永遠に続くものではない、という。
しかし結局まっすぐなマコン以外は腹に一物をもった人物ばかりだったということ?

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2012年11月18日

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