【感想・ネタバレ】日本ホラー小説大賞《短編賞》集成1のレビュー

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小林泰三『玩具修理者』
沙藤一樹『Dーブリッジテープ』
朱川湊人『白い部屋で月の歌を』
森山東『お見世出し』
あせごのまん『余は如何にして服部ヒロシとなりしか』

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

1994年~2011年の間に設けられていた、日本ホラー小説大賞・短編賞を受賞した作品を集めたアンソロジー。(自分にとっての)新しい作家に出会えることを期待して、手に取ってみた。

収録されているのは、以下の5作品。
・小林泰三『玩具修理者』(1995年・第2回)
・沙藤一樹『D-ブリッジ・テープ』(1997年・第4回)
・朱川湊人『白い部屋で月の歌を』(2003年・第10回)
・森山東『お見世出し』(2004年・第11回)
・あせごのまん『余は如何にして服部ヒロシとなりしか』(2005年・第12回)

『玩具修理者』のみ既読で他4作は初見だったが、一番面白かったのはやはり『玩具修理者』。テキストから滲み出るグロさ、おどろおどろしさ、それだけに終始しないストーリーテリングと衝撃的な展開。間違いなく他よりも頭一つ二つ抜けていた。

『D-ブリッジ~』、『余は如何に~』は生理的嫌悪感に奔り過ぎて物語としての面白さがイマイチで、『白い部屋で~』は設定・展開的に十分に良作となる要素があったように感じたが、うまく魅せることが出来ておらず消化不良な読後感。『お見世出し』は作品としての完成度が高い優等生的作品だが、ちょっと優等生が過ぎたか、インパクトに欠けていた。

「やっぱり小林泰三は面白いな!」という結果に落ち着いてしまい、素敵な出会いは得られなかったが、めげずに次は集成2に当たろう。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

表紙のインパクトにつられて読みました。
有名な「玩具修理者」が読めたのが嬉しかった。
純粋にホラーっぽく怖かったのは「お見世出し」かなあ。
「余は如何にして〜」は、生理的に嫌な感じ。

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

小林泰三の玩具修理者が突出して出来がいいと思う。ゾクゾクする恐怖でストーリーテリングも素晴らしい。他はスプラッターホラー要素が強くて、恐いというか生理的嫌悪感で恐怖感を煽るような所が気になる。

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2024年01月13日

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