【感想・ネタバレ】娘がいじめをしていました【分冊版】 11のレビュー

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匿名

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傾聴と共感

愛ちゃんのお母さんが警察に話してくれて良かった。愛ちゃんはクラスのだれかに嫌われたくなくて、あるいはクラスで浮かないようにするために、いじめをしたことが明らかになった。やはり、子ども一人一人の話を聴くことから、始まるのだと思う。いじめは子どもに謝罪させたら終わりではない。そこからが始まりだ。解決した気になったり、解決したと大人は思い込んではいけない。少しずつでいいから、子どもに話しかけ、子どもの気持ちを受容し、共感してほしいと思う。子どもは質問攻めされたり、言葉で表現できないこともある。その場合は、「いつでも話してね」だけで終わらせないでほしい。子どもが自分から話すのは勇気のいることだから。大人が話す機会を作る。普段から子どもと何でも話せる雰囲気づくりをする。子どもが何も言えなくなったら、無理に言わせようとせずに、「今どんな気持ち?」とか簡単に答えられそうな質問をするか、子どもの表情からみてとれる感情(「悲しかったよね」など)を共感してほしい。そばにいて欲しいと子どもは思っている、分かってほしいと聴いてほしいと子どもは思っているからだ。まずは子どもの話をよく聴くことだ。普段から子どもが話せる雰囲気づくりや話す機会を大人が自分から作っていくことだ。なぜなら、子どもが自分から話すのはプラスのことが多いからだ。「私はあなたの味方だよ」「誰がなんと言おうと私はあなたを大切だと思っているよ」と繰り返し伝える。今回の作品では子どもの話をしっかり聴いている大人はいないように見受けられる。親は子どもの気持ちよりも問題を解決する方が先だと言っているように見える。担任もいじめが起きたら事前にどういう行動をするか決めていないと思われる。学校側がやけに対応が遅い。担任はおそらく子どもたちと信頼関係を築けていないのだろう。担任が子どもたちと信頼関係を築こうとしていないのだろう。だから守りますと口だけなように感じてしまう。大人は子どもから、この人は私の話を聴いてくれない人なんだと認定されたら、その後が難しくなる。いじめをしていようが、していまいが、SNSに顔写真を載せられ、拡散されるのは違法行為である。誰がこれを始めたのか、真相はいまだ謎だ。クラスの誰かなのか、最初にいじめられていた子どもの可能性もなくはないと思っている。

#タメになる #ダーク #共感する

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2024年01月16日

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