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面白かった!
短編集か....って侮って読み始めましたが誤った先入観でした。
全て良く練られたミステリーばかりでした。
オススメの一冊です(^-^)v
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全員東大卒か在校の作家によるアンソロジー。ほとんど既読作家ばかりで、在校生である朝野皓生のみ初めて読んだ。概要は本の公式紹介にも書いてあるから割愛するが、普段から作家に感じていた好みや作風がほぼそのまま(新川帆立はやや予想外ウンコ盗難。謎的にはあれになぞらえたんだな、と最初のほうで分かったけど面白かった)で、新しい作家探しにも良いアンソロジーだと思う。
私の好みは伊与原新、新川帆立、辻堂ゆめだったけど、レビューみてると、本当に好みは人それぞれ。殺人は最終話だけで、全般グロいミステリーじゃないので(思考怖いのはあるけど)普段怖くてミステリー敬遠している人も新規開拓にオススメ。
最近、YouTubeでwakatte TVを良く見ていて、東大京大に入るのは、ただの天才じゃなくて、死ぬ気で努力できる能力必要もあるんだなー、と感じながら偏差値ネタ動画をゲスに楽しんでいるので、作家から滲み出る心情を掬うのも楽しかった。伊与原さんは院で入った時、このお話の主人公のように感じたりしたのかな。フィクション?
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市川さんと新川さんの話が好き。
市川さんのは時代的にドンピシャなので、その当時の出来事がまざまざと思い出された…
新川さんのネタ的な、でもちょっと考えさせられる(特に東大女子の悩み)のが良き。
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6人の作家さんによるものなので、読みやすかったです。
どちらかというと女性の方のは読みやすいと思いました。半分の方の本はそれぞれ読み終わっています。東大卒とは今初めて知りましたが・・
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確かアメトーークの読書芸人で紹介されたもの。東大出身の作家さん達による短編集というか、アンソロジー。読んだことある作家さんもいたけど、東大出身だなんて知らなかったなー。しかしどういう経緯で作られた本なんだ?東大出身でミステリ書いてるなんて珍しいってことか?割と全部面白かったけど、特に伊与原新「アスアサ五ジ ジシンアル」、新川帆立「東大生のウンコを見たいか?」は東大の研究って感じで面白かった。女なのに東大に行くなんて、というのと、女だから盗撮される、というジェンダーの問題もなるほどと思ったし。うんこから飲み水が作れるというのは実現すれば活気的だと思う。
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本書は東大卒の作家陣によるアンソロジーだ。
青春モノあり、オフビートな日常の謎あり、イヤミスありと多岐に富んだ内容となっている。ただそこまで大掛かりなものはなく、ライトに読める作品が多い印象である。どの作品も作家の個性が出ていて楽しめた。
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東大卒の作家による東大を舞台としたミステリアンソロジー
今、人気の作家たちが多く、東大卒ミステリ作家がこんなに増えていたのかとびっくり
それぞれの持ち味が分かる1冊だった
東大が舞台と言うことで、その作者の年代によって、
大学の雰囲気が少し異なり面白い
でもどの時代も女子の少なさに言及されているのが面白い
個人的には
『片面の恋』辻堂ゆめ
の最終ページの筆者注に一番びっくり
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東大卒の著者たちによる短編集。有名な作家さんばかりで読み応えがありました。特に結城真一郎さんの作品は初読みでしたが、前半では思いもよらなかった展開にぞっとして、かなり面白かった!他の著作も読んでみたくなりました。中には自分より若い方もいて、とにかく尊敬しかない..。
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東大出身作家(在学生もいるが)六者六様の小説集。新川帆立や結城真一郎は流石売れる理由がわかる。副業に近い作品なんだろうが、読者が面白いと思う題材を確りと料理している(ウンコと東大コンプレックスだしなあ)。その他は光ってはいないが、伊与原新は文体が好きなので上梓作を読んでみたい。在学生の浅野皓正はありふれた題材とプロットだが光るものがある気がするので今後の活躍に期待。
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(元)東大生が書く、東大生を主人公にした話。
面白いのもあれば、イマイチなのもあった。
新川帆立を初めて読んだ。タイトルに面食らったし、アメリカ生まれの東大卒って経歴も敬遠してたけど、読んでビックリ。こんなに面白い人とは思わなかった。色眼鏡で見てて、ごめんなさい。他の作品も読んでみます。
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新川帆立さんの話には驚きつつ、学問的な見方をすると理にかなっているような。。
東大女子は結婚できないわよ、という主人公の母の言葉。
東大に通っていた頃の友達が、
「東大女子は東大男子としか付き合えない」と言っていたことを思い出した。
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東大にまつわる色々なミステリー。
東大に入る為に何かを犠牲にしてきていたり、入ったら入ったで東大という肩書きに対するイメージにコンプレックスを持っていたり、別の作者さんの話でも共通する思いはあるのかなーと思ったり。
作者さんによって作風もガラリと変わるし、短編なので飽きずに楽しめた!
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どの作家作品も面白かったな、と思う。全作家東大出身ということで、過去に作品を読んだことのあった作家も複数いて「あぁ、東大出身なんだ」と改めて思った。まあ、だから何?というところだけど。
京大出身作家は、その肩書きを知った上で読むことも多いけど、東大出身も結構いるんだなと思っただけ。
東大出身らしく、扱われている内容がむづかしいものもあれば、普通に読めるものもある。
新川帆立さんは「元彼の遺言状」の作家さんらしいけど、本書掲載作品は食事に近い時間帯には読まないほうがいい。
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※
泣きたくなるほどみじめな推理/市川憂人
アスアサ五ジ ジシンアル/伊与原新
東大生のウンコを見たいか?/新川帆立
片面の恋/辻堂ゆめ
いちおう東大です/結城真一郎
テミスの逡巡/浅野晧生
東大卒の作家さんが、こんなに沢山いることに
驚くとともに、知識の広さと深さ、そして
言葉の豊富さや表現の多彩さに改めて唸らせ
られた気がします。
コメディータッチな話、シリアスな話、
ちょっとゾッとさせられる人間の裏の顔を
描いた話など、適度なボリュームの色々な話が
楽しめました。
『いちおう東大です』『テミスの逡巡』の
やられた感が好みでした。
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面白い視点でのアンソロジー?だった。時代背景がくっきりと分かるようなものから、もしかするとこれだけで1冊の本として独立出来るのでは?などと思う物もあった。
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東大出身の作家達によるミステリー短編集。
どれも主人公が東大出身者や現役生だったりととことん東大にこだわっている。
それぞれの作家たちの色が出ていて面白かった。
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フィクションなんたろうけど、それぞれの作家さんの東大生ライフがいくらか反映されてるのかな?と邪推しながら読みました。
ミステリーとしてだけでなく、
大学生の自由さや、先のわからない不安感。
「東大生あるある」みたいなあれこれが興味深かったです。
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実在の事件や出来事、「○○効果」みたいな知識も話の中に交えながら描かれていて、「さすが東大出身(?)」といえるような作品ばかり。東大のキャンパス、その周辺、東大に絡む多くの登場人物。東大に縁が深い人だったらもっと親近感みたいなものをもって読めるのだろうか。
可もなく不可もない短編集。「いちおう東大です」のブラックユーモア感は嫌いじゃない。
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東京大学出身6人のアンソロジー。
6人中5人はわかるけど、浅野さんて?
と説明を読んだら現役東大生だった!え?在学中?すごい。
伊与原さんの話が1番好き。
新川さんの話は、もうすごい!
東大生あるあるが散りばめられていて、どれも、面白かった。
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作者全員が東大卒のアンソロジー。
お気に入りは辻堂さんと結城さん。
辻堂さんの「片面の恋」
ラストまで読むと、そのタイトルの意味が判り納得でした。フィクションだけど、現実にこれに近い事があったのでしょうか?
結城さんの「いちおう東大です」
最初は微笑ましい感じでしたが、本当の意味が判るとかなりホラーでした。あの後、結婚は持続したのか気がかりでした。
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東大に名探偵はいないが、小説家はいる - 「東大に名探偵はいない」★★★☆☆
企画の勝利ですね。そして私はほとんどの人の作品を読んだことがあったww改めて、辻堂さんが一番合うということがわかりました。
市川さんはもっと面白いのになんでこんな事になったんだろうか。。
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「泣きたくなるほどみじめな推理/市川憂人」
「アスアサ五ジ ジシンアル/伊与原新」
「東大生のウンコを見たいか?/新川帆立」
「片面の恋/辻堂ゆめ」
「いちおう東大です/結城真一郎」
「テミスの逡巡/浅野皓生」
東大卒&東大生作家による六話収録の短編集。
全ての作品に東大が登場する。
一番面白かったのは現役東大生の浅野さんの作品。
リーダビリティが高い文章で真相が二転三転する展開から目が離せない。
人間の思い込みによる決めつけや、複雑な感情を短編ならではの切れ味で読ませてくれた。
結城さんの作品は美しく完璧な妻の思惑にゾクリ。
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学校をお題にして小説が書けるほど、やっぱり東大ってブランド力があるんだなと思った。
そして、東大卒の人気作家さんがこんなにいるのかと、改めて驚いた。
どの短編も読みやすくて面白かったけど、個人的には伊予原さんの「アスアサ五ジ ジシンアル」が特によかった。