人々を救いたい気持ちは強いのに、ミストリア王国の修道院で10年過ごしてもまだ修練女見習いのエステラ。ある日、父であるバークワース伯爵が突然修道院へやってきて言った…「陛下のもとへ嫁いでもらいたい」。陛下って、あの「5年前の内乱をおさめた英雄」のヴィクリス陛下？ 内乱中に命を狙われ続けて極度の人間不信になってしまわれた陛下は、今では「猜疑王」と呼ばれており、誰のことも信じられず、現在は妃が不在だという。しかし、3月から9月の間に女王または王妃が不在だと災いが起こるという＜カミラの呪い＞と呼ばれる言い伝えのため、毎年交代で王妃を立てることを陛下に承認させたので、半年だけ力を貸してほしいと父に頼まれ、国民の役に立てるのなら…と期間限定の契約王妃を引き受けたものの、想像を超える陛下の猜疑心に翻弄されるエステラは、無事に契約結婚を務め切ることができるのか？
信じなくて傷つく人が出るくらいなら騙されてもいいと言い切るエステラと、疑い深すぎてむしろトンチキだけど本当は優しいヴィクリスが、近くなったり遠くなったりするほんわかラブストーリーをお楽しみください。
感情タグBEST3
陛下の憂い
ジャックもバカではないようで、いろんな手筈を揃えている様子。寝ないで待っている陛下の心配は的中。早く助けに行ってあげて‼️
猜疑王がめちゃくちゃいい事言ってるシーンとかあったけど、それよりも最後の馬車から飛び降りるシーンで全て持っていかれた
ちょっと笑ってしまった
下手したら死んでるぞ…
お人好し過ぎる
元修道女だけあって、人を疑わない正義感の強い女性のエステラは自分の命の危険をかえりみず、周りの人を助けようとして、ヴィクリスとの約束も破り罠かもしれない適地に一人で向かうなんて無茶だし、お人好し過ぎます。最初は近付く物全て敵だと思い込んでいたヴィクリスも、エステラの予想外の行動で大分人間らしくなってきましたね。どんなに騙されても、まっすぐなエステラが微笑ましいです。続きも気になります。
やっぱりそうなるか
すんなり事が運ぶとは思わなかったけど…関係ない人が巻き込まれるのは嫌だな。エステラもそうなんでしょうね。期間限定の間柄だけど、幸せになって欲しいわ。
間に合って！
これは一大事！
何としても、助けたいし、秘密も引き出したい！
契約から始まったとしても今はお互い想っている気がするけどね。
政略結婚だって契約だし？
もうちょっと
あーーーもうちょっとためてから読むべきでした💧
中途半端に話しが終わってしまった💧
せっかく読まずに買うだけ買って読むの我慢していたのに💧
やはりね〜
人質を取られたら、必ず無茶するエステラをひとりで馬車で返すルバートの詰めが甘過ぎるでしょ！
ユニスはどこかに隠してエステラを誘き出すエサにしただけだと思う知恵は身についてないのですからね…
シリーズ作品レビュー
