【感想・ネタバレ】養老先生、病院へ行くのレビュー

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Posted by ブクログ

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・読みたい『ライフスパン追いなき世界』
・一般に5年たって再発がなければ治癒したとみなされる
・死というのは、自分の問題ではありません。よく死を自分の問題と錯覚している人が多いのですが、自分は死んでしまうのだから、問題になりようがありません。
・市区町村のがん検診は低額で受けられます。自治体によって金額は異なりますが、500円~100円くらいの自己負担で済みます。
・(前立腺がんは)過剰な治療を避けるため、早期の前立腺がんに対しては「監視療法」が国際的な標準治療になっています。具体的には3~6か月ごとの直腸からの触診とPSA検査、および1~3年ごとの前立腺生検を行い、悪化していなければ経過観察を続けます。
・人間も猫(猫は将来のことは考えることができない。その一瞬のみ)のようにいきられないものでしょうか。そこで私が勧めているのが、生活の中に「マインドフルネス」を取り入れることです。
・マインドフルネスの2つの重要な要素
①今の自分がどのような状態にあっても一切「判断をしない」
②「今この瞬間に意識を向ける」

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2021年10月02日

Posted by ブクログ

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・以前の医療は経験に頼らざるを得なかったが、情報化された医療では、患者の生き物としての身体よりも、医療データの方が重視される。統計的データを重視する医療は、病名を特定するとき、より確率の高いものから調べ、治療法もより確率の高い治療法を選ぶ。確率の低いケースをないものとみなすことにもつながる。
・いったん医療システム組み込まれたら抜けられない。(いわば野良猫から家猫に変化させられること。)医療システムに取り込まれると、出された薬を飲まないわけにはいかなくなる。医者はガイドラインに従わない医療はできない。
・無症状のがん治療というのは、痛い思いをして先の時間を手に入れようとする行為。
・身体がある状態を示す要因は複合的。統計的データは、あくまで判断材料の一つ。身体の声に耳を傾けながら、具合が悪ければ医療に関わる。

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2022年05月28日

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養老孟司と中川医師、それぞれの視点で同じ事象を見ていて、視点の違いが面白かった。
そして、猫が人間にもたらすものって何なのか、大人になって動物を飼ってないからこそ、知りたいと思った。

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2021年10月13日

Posted by ブクログ

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 猫には現在しかない。未来のことは一切考えない。自分の死についても考えない。一瞬一瞬を懸命に生きている。素晴らしいです!(^-^) 養老孟司&中川恵一&ヤマザキマリ「養老先生、病院へ行く」、2021.4発行。

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2023年07月31日

Posted by ブクログ

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養老孟司のお名前はよく目にする
コラムも面白い
医師であり動物学者でもある氏の提言は常に興味深い
中川医師の話しもなるほどと思った
ヤマザキマリさんとの対談も楽しかった

ただ同じことの繰り返しが多かった
愛猫まるちゃんの写真は良かったけれど

今 医療との距離の取り方が難しい
痛みがあれば何とかしてほしいと病院へ行くし
流れに乗ってしまえば抗うのは難しい
延命は嫌だと思っていても

≪ 病院は 生への希望 落とし穴 ≫

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2021年07月10日

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