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...待ってました。
小説サイトであまりの良作に一気読みし、その上でなぜ書籍化していないのかと
心底納得いかなかったあの溜飲がようやく下がりました。
しかし改めて一気読みして、新たにその後を切望する欲が止まりません(泣)
何度も声を出して笑い突っ込み、シャーロットの嫌味ない愛らしさといじらしさにジンとして
オズヴァルト様のツンデレにキュンキュンしつつ、そりゃそーなるよねと彼の心の変化に全力同意して
とても幸せ時間を過ごさせて頂きました
作者様の力量が遺憾なく発揮されたキャラクターの魅力、無駄のないそれでいてあたたかい文脈
センスある絶妙な言葉たち
やはり素敵な良作です
ヒーローからの独占的な一方的溺愛もとても良いものですが
同じ女子として、一途に見返りなく相手の幸せに愛を注げる新しいヒロインのカタチは
清々しく、(そんな愛を注げることが)羨ましくなるようで、自然と心が温まります
シャーロットの生き生きとした姿は命が吹き込まれているように感じるほどです
ホントにかわいい…
素敵な作品をありがとうございました
悪虐聖女
とにかくシャーロットがかわいい。
一目惚れの旦那様のことが大好きすぎてハイテンションに愛を叫びまくるおバカさんなのかなと思いきや、実態はわきまえたオタクなので、読者も全然嫌な気持ちにならない。
むしろ応援したくなる絶妙さ。
ただのラブコメかと思わせておいてラストのシリアスに収束していくあたりもとても良かった。
シャーロットの重すぎる愛がオズヴァルドを救ってくれて良かった。
まだまだ解決してない問題もあるし、なによりオズヴァルドに溺愛されるシャーロットを愛でたいので続編希望です。
楽しかった!
ヒロインがとにかくかわいい。旦那さまへの愛が重い(笑)推しへの愛を語るファンのよう。とにかくハイテンションで明るいヒロインだけど、おバカじゃないところが良い。きちんと相手を思う心を持っているし、押し付けない。記憶を失う前に本当に悪虐聖女をやれていたのかは疑うレベルだけど…
ヒロインとヒーローの犬のしつけ的なやりとりが好き。
イラストのヒーローは格好良いけど、ヒロインのイメージは少し違うかな~。
これで完結してるのかな?それとも続編が出るの?国王との契約とかスッキリしないところもあるけど…もし続編が出るなら読みたい。
Posted by ブクログ
「一目惚れ」をしたという旦那様のことが好きすぎて暴走しているシャーロット。
さながら推しが好きすぎて尊いとなっているオタクのよう。
元悪虐聖女とは思えない性格の違いに残念さすら感じるけれど、ただのアホの子ではない。
記憶を失ったことを免罪符にせず、過去の自分の罪を受け入れ、幸せになることを拒んでいる。
旦那様のこと大好きだけれど、同じだけの愛情を返されることを全く想定していないし、受け取る資格がないとすら思っている。
健気なんですよ……言動が残念だけれど。
ただただ尊いと叫んで泣き崩れているだけで、彼への好意を押しつけてはいない。
ただのハイテンションなアホの子ではない、線引きできてるファンの鑑のようなシャーロットである。
それがまた旦那様には救いでもあり、もどかしさでもあったようだが。
真っ直ぐ無条件に向けられる愛情は、彼がずっと手にできなかったものだから。
シャーロットがとにかくハイテンションで、ツッコミを入れる旦那様ことオズ様の苦労に涙を禁じえない作品。
本当に元悪虐聖女かという。
この悪虐聖女にも背景はあって、それがやがて終盤にオズ様の過去の件も含めて集約されていく展開は複雑に組まれた魔法式が発動されたかのようで驚かされた。
ただのハイテンションなコメディじゃなかった。
しっかりシリアスもあった!
直前に見開き目一杯のシャーロットの高速台詞がなければ完全にシリアスだった!
句読点なく連ねた旦那様を讃える文言、あれはランドルフじゃなくても恐怖を覚えるよ。
シリアス場面でもブレないシャーロットである。
そんなシリアス展開もありつつ、基本的には犬を躾けるかの如く彼女を調教する旦那様と、そんな彼の一挙手一投足に大袈裟に反応しつつも躾けられていくシャーロットを楽しむ物語。
Web版から好きな作品だったので、書籍化ほんとうに楽しみにしていました。
これだけの分厚さで、常にハイテンションなシャーロット……本当に恐るべし。
匿名
斜め上を行くヒロイン
とても面白かったです。「ヒーローが好き」という気持ちだけは忘れず、全く斜め上の態度で、ズイズイとヒーローに気持ちをぶつけていきます。それがなんとも可愛くて。実はヒーローも、ヒロインのことを憎からず思っている。王家との契約とか色々な思惑が二人の前に立ちはだかるけど、このままちょっとドタバタな結婚が続くのでしょうね。
ヒロイン可愛い
悪虐聖女というから、どんな悪女かと思ったら、記憶喪失でヒーローに一目惚れして、ヒーローにキャンキャン飛びつく子犬みたいな女性。ヒーローが聖女にステイ、よくできたらグッドのの一言で聖女がお利口にしてるのが良かったです。
面白い
ヒロインの言動が、可愛い。ヒーローもヒロインに強く接しようとしても、根が優しいからヒロインペースに巻きこまれて、楽しい作品でした。
だた、これで完結なら、王室との関係や契約のこととかもっとスッキリしてほしかった。それでこそのハッピーエンドだと思います。
悪役聖女
記憶をなくしたヒロインが目覚めると、どストライクなヒーローと結婚してました。しかしながら夫からは疎まれているという事態。それでもヒーローのことが好き過ぎて日々幸せを噛みしめるヒロイン。
思ったよりもヒロインが元気です。ヒーローに対する態度が私には少し煩く感じました。しかし絶世の美女からあそこまで好意表現をされると絆されるのはヒーローだけではないだろうと妙に納得しました。
ヒロインが記憶をなくした理由や、ヒーローが結婚相手に選ばれた理由、二人が育ってきた背景など、割りと深い理由があるのですがヒロインのパワーが勝ってそこまで重くなく読めました。ヒロインがもう少し理性的なら評価はもう少し高かったのですが、こればかりは好みです。