【感想・ネタバレ】ミミズクと夜の王 完全版のレビュー

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Posted by ブクログ

ずっと昔に読んだことあったけどこの歳になって読むとまた違うね、昔はよく分からなかったけど、今度はちゃんと愛のお話に思えた。ミミズクの無垢な性格に夜の王はきっとたくさん助けられていて、だからこそこの結末になったのだと思う、恋とか好きとか嫌いとかではなくて、ただそばにいたいだけの、そんなあたたかい愛のお話だった。

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2024年02月24日

購入済み

泣きました。先の版の有川浩さんの解説そのままにやられた~と思いました。そして図書館本でした。
その時の有川さんの文と紅玉さんのあとがき込みでとても好きだったので、電子での購入にあたってこの完全版とどちらをと迷ったのですが、前の版のものも丸々載せてくれてるだろうと希望的観測したら入ってなかった・・。完全と言うにはそれが少し欠けた気分です。もしかすると作家さん本人の意向もあったりするのかな?とても心動かされる内容だったのですが。言葉をお借りすると「安い話が描きたい、読む人の通過点でいい。本なんてつまんないし難しいと思ってるような子の世界を開くことが出来たら、」というような(中略で言葉の流れそのままじゃありません) きっと扉を開けられるし忘れられない話になると思ったものでした。有川さんの感想(解説なんだけど)も心惹かれるものだったので目にする機会があればそちらの版もお勧めしてみたいです。

#泣ける #切ない #感動する

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2024年02月20日

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完全版で2人の出会いを知れてよかった!
仲良い人と亀裂が入ってしまうシーンを読むのはすごく辛いけど、何度読んでも感動する。

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2023年11月16日

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最初はとっつきにくいと思ってたのが読んでいくうちに引き込まれていく。美しい森の黒と緑。明るく活気のある街の白と黄色という印象が残った。1番最後のコノハの物語は予想出来るものの言葉にされると物凄く温かくて泣けるものだった

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2023年06月26日

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ネタバレ

何も無かった少女が夜の王と出会いそこで得た感情を別の幸せと出会ったからこそ、概念化できるようになった。ミミズクと同様に人に傷つけられた夜の王の手だけでは彼女に寄り添うことはできても、その生が尽きるまで壊れたままだったのではないだろうか。愛情とは何かを明確に知る機会となったあの別れは、少女の再生に必要不可欠だったと思う。

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2023年03月21日

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めっちゃくちゃ良かったです…!自分好みにストーリーが進んでいって、買って良かったと思いました!ただ某大手通販会社で買ったため、送られた時に帯が明らかに力任せに入れて破けた状態だったのが残念…。次からは行きつけの本屋で注文して貰う予定です!

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2023年01月12日

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書店で完全版を発見して、懐かしさと嬉しさとで即購入。以前読んだときと変わらない美しい物語が綴られておりました。あっけらかんとした物言いのミミズクと揺らがぬ湖畔のような孤高を湛えたフクロウ。互いに悲しい生い立ちを抱えた彼らの、距離を縮めていく様をまた新たな気持ちで読み進めることができました。また以前よりずっと読みたかったアンディとオリエッタのお話と、書き下ろしらしい後日譚までついてきてくれるとは、こんなに幸福でいいんでしょうか。いや、本当にありがとうございます。

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2023年01月07日

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読み終わった後の読後感、脱力してしまう。壮大な物語を読んでしまった。これはとてもきれいな世界だった。併録している外伝を読み、ミミズクとフクロウの未来を少し覗くことができた。読んでよかった作品。

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2022年11月27日

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ネタバレ

読んでからかなり時間が経ってるのであやふやな部分もあります。ご了承を。
儚く美しい春の夢のような話。自分の癖にはすごく刺さりました。元奴隷のミミズクと夜の王フクロウ。孤独な2人の邂逅と崩壊、再生を描いた物語。
初めはぎこちない2人がやがて互いの命さえ投げ出して守ろうとするまでの過程が優しく、ぎこちなく、暖かく書かれていて美しい。
ミミズクについて。過酷な環境をよく乗り越えた!とこっちが泣きそうになる。引っかかったのが水を飲むところ。時鎖で繋がれてた時の癖で手で掬わずに顔を突っ込んで飲むところとかが泣きそうになる。後戻りはできないほど壊れてたんだなぁ。本人にその自覚がないことが1番怖い。この子は自分に疎い代わりに人の心の扉を開けるのがすごく上手いんだと思う。並大抵の人間ではフクロウを味方につけるのは無理。騎士団がミミズク森に攻めてきてフクロウの館と絵を焼いた時、そうはさせまいと泣きながら頑張るところに感動する。でも皆んな曲解して理解してくれないんだよね、、、、大好きなフクロウを守れず拘束されてしまうときのミミズクの泣き顔と叫び声が頭にこびりついてる。完全な自分の妄想なのだが。ミミズクの苦しさが伝わってくる、ひしひしと。ああ、忘れちゃったんだねフクロウのこと。思わず脱力した。思い出しかけるたびに泣きながら嘔吐するのが辛そう。ちゃんと2人が幸せになれて良かった。
フクロウについて。過去が、今は平穏に描いている絵だが、昔は死ぬ気で描いてたんだね。鉱山資源に恵まれた北の国で、その美しい自然を身に受けて。枯渇して国が傾いた時に突然日々が変わって。王として切り開いていかなければいけず。病弱なフクロウにはできな行くて当然なのに罪に問われて投獄される。絵を描く道具がなくても指を噛んで滲ませた血で冷たくざらついた石の壁に最後まで描き続けたんだね。夜の王が見つけてくれて良かった。静かな森の中で大好きな絵を描いて生きていけることを願う。勿論、ミミズクも隣にいて。
登場人物が皆んなそれぞれの形で幸せになれて安心。この時間が続くのはわずかな時間かもしれないけど、大切に、大切にして、欲しい。

続編があるそう。勿論読む。

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2022年11月17日

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ネタバレ

この文量で、この満足感と奥深さがあるの、素敵でした
もっと分厚い本でも読みたいと思った

人か、魔物か、そこに意味はなくて
確かにお互いの方を向いて
相手を想うからこその行動がそれぞれあって
証明をしてくれた所が私的にとても愛を感じました

そんな暖かさが散りばめられていた作品でした
外伝は、明日の楽しみに

最後まで読みました
強さと、弱さと
それを誰かに預ける強さを
この人たちが護る国は、きっと

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2022年06月24日

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ネタバレ

もう本当に本当に大好きでたまらない本。
電撃文庫のラノベにはまっていた学生時代に出会って、電撃文庫らしくないおとぎ話風の作風に度肝抜かれて、それからずっとずっと手元に置いていた。
もう読まないなと思った本は容赦なく売る中、この本は「大好きでたまらない本」として本棚の一角にずっと陣取っていた。
そんな大好きな本が、完全版ですって!?
すぐ購入したけどなかなか手に取れず、満を持して読んだ。
最近は有栖川有栖ばっかり読んでたから、最初は「やっぱラノベっぽいなー」と文体の違いに戸惑い寝かせていたけれど、第三章過ぎてからは一気読み。
ひどい人たちも出てくるし、ミミズクの境遇を考えたら決して優しい物語ではない。だけど、フクロウの不器用なやさしさやアンディとオリエッタのつつみこむ愛に泣いた。三回くらい分けて泣いた。
ずっと大好きな話。

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2022年05月11日

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漫画でこの作品を知り、世界観が大好きで原作も購入。

この原作から知りたかった……
漫画版を読んだ印象は、絵本のような作品だなぁ、と。漫画化するときに難しかったのかと思っていたけれど、小説版を読むと、最初から絵本のような書き口だったんだなぁと納得した。

夜の王やクロちゃん、ミミズクが、文字媒体で存在したときに私自身はどんな姿を想像していただろうかと思うと、悔しい限り。

登場人物のことが皆愛しく思える。

この本を読んだ方はYouTubeにテーマソングも制作されているので是非聞いてみて欲しい。

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2024年02月03日

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ネタバレ

前の抽象的な表紙もすごく好きでしたが、完全版の表紙のキャッチーで美麗な夜の王はもう一回読もうと思えました。
学生の頃に読んだ時はミミズクは喋り方がイラッとくるし、フクロウや親切な人々に囲まれててムカつく!でも泣ける!という感想でした。
今読むと真っ直ぐで純粋なミミズクが皆の心を解いてく様にただ癒されます。展開が分かっていても泣けます。ザ・王道なのに面白い。
ただ続編がフクロウとミミズクのお話ではないのかとガッカリしました。最後ちょっと出てきたと思ったらふたりの子をアンディとオリエッタに預けて育ててない?というのが腑に落ちなかった。種族違うからどういう子になるんだとかそもそもあのふたりは普通の男女のような関係なのか?う〜ん。
作者さんの一つのふたりの在り方です、というような後書きに救われました。
大人になってからミミズクの綺麗な心に再度触れられて嬉しかったです。

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2023年12月22日

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人間の少女ミミズクと魔王のフクロウを中心にした、人と魔物の物語り

最初はミミズクのセリフがどうにも引っ掛かってしまって読みにくかったが、読み進めるうちに気にならなくなるどころか、物語りに引き込まれていました

言葉悪く言えば、綺麗事です
だけど、ここまで真っ直ぐな綺麗事はホントに綺麗に思えてきたのが不思議でした

どちらかと言えばファンタジーは苦手だと思っていたけど、涙する自分に驚きです

フクロウの魔物らしからぬ立ち振る舞い、また人間の残忍さと優しさ、人なのか魔物なのかを問わず『何者であろうとするか』が大事なんだ

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2023年10月25日

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前半後半で物語の主人公と時期が異なります。

前半は不憫な少女ミミズクの自棄、決意、そして掴む幸せが克明に、感情豊かに描かれております。
後半は、ふとした事からミミズクと接点をもった2人を主役とした前日談。

ファンタジーな世界でありながら、主人公、主要なキャラクターが掴みやすく、とても読みやすかったです。

特に作中の少女ミミズクのストレートで感情に正直な思い、言葉には心を打たれました。

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2023年07月13日

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ずっと前に旧版既読。1冊の本としては美しい表紙が素敵な仕上がりの完全版だけど、内容はもっと書き込んでリライトしてもよかったのではと少し残念だった。蛇足なんじゃない?と思っていた外伝『鳥籠巫女と聖剣の騎士』が好きだった。

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2023年06月21日

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個人的に久々のファンタジーでした。
作者の独特な文章と、主人公の話し方に、最初は馴染めず、最後まで読み切れるかな?と不安でした笑。
ミミズクの生い立ちも、所々しか書かれておらず、夜の王も何者なのかよく分からず、かなり想像を膨らませて読みましたが、結果、途中から引き込まれてしまいました。
私が物語の全てを理解できたかどうかは不明ですが、ミミズクの夜の王を想う気持ちは、私がとうの昔に忘れていたモノを思い出させてくれる強さが感じられ、最後の「たとえ死んでも土に還り、また花となって貴方のそばで咲く」という言葉に感動しました。
ミミズクと王が幸せになってほしいと願わずにはいられません。

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2023年06月02日

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ミミズクと呼ばれた奴隷の少女とフクロウと呼ばれた魔物の王のお話。ミミズクが記憶を失って、人の愛と優しさを知って、それでもフクロウを選ぶ純愛だなあと思った。こんなにも人間らしくなってしまったあたしは嫌い?ってセリフや、寿命差があるし永遠なんてないって知ってるけどずっとって言葉を選ぶところが好きだった。

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2023年05月26日

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2022年に紅玉いづきさんデビュー15周年祝し、3ヶ月連続刊行
その第一弾の作品『ミミズクと夜の王 完全版』

この目で見てみたかったカバーイラストは、作品に出てくる森の暗闇に、煌々と光る大きな月と美しい魔王を彩る鮮やかな赤色が映えていて、うっとりするほど綺麗だった

夜の魔王 魔物の森 血のような紅色の煉獄の花 聖騎士 美しい月夜 赤い絨毯 額の刻印。。。そんな言葉達が童話風の美しい情景、神秘的な世界に連れて行ってくれる

読み始めはミミズクの奇妙な話し方や存在そのものがわからず、この世界観に入れるかどうかと思ったが、話は至ってシンプルで王道

ここに出てくる死にたがりやのミミズク、人間嫌いの夜の魔王、聖騎士、巫女、飾りの四肢を持つ王子

違う立場の登場人物がそれぞれが考える、自分にとって何が幸せなのかを
そして自分の意思で選ぶ、最良の形で

お互いを思いやる優しい気持ちがあれば寄り添って生きていける、そんな言葉が聞こえて来そうな優しい作品だった

久しぶりのファンタジーは新鮮だった

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2023年05月14日

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童話のような物語でとても素敵

人間という存在に虐げられ絶望した少女、ミミズクの過去は痛々しい
同じく人間を棄て魔物の王となった彼、フクロウとの出会い
何故フクロウはミミズクに優しく…は少し語弊があるが傍にあることを許したのだろうか
同族意識からなのか、同情心からなのか、絆されてしまったのか
物語中では彼の心情は語られることは無いため心中を窺い知ることは出来ないが、彼のその優しさはミミズクにとっては初めてのもので彼女を人間らしくした1つの要因だろう
どうであれ、ミミズクにとってフクロウが命に代えられ無いほど大切な存在になってしまったことがよくわかる
そうして最終的にはそれに答えたフクロウが尊い
その後の彼らは彼らはどうなったのかは分からないけれど、番外編を読んだら、一応は幸せに過ごしているんだなって察することができた

本編の物語は250頁程なので、駆け足で物語が進む印象
なので深堀して欲しいなって思う部分もチラホラ見られる
でも物語としては王道な感じで、個人的な好みにも当てはまり面白く読めた!

本編の後は外伝としての100頁ほど
本編で出てくる聖騎士様が聖騎士になる過程や巫女様との出会いの物語
強いだけじゃなく、弱い部分も持ち合わせている彼の心中
聖騎士とは強い者の印象が強かったけれど、勿論彼も強いとは思うが、こんな考え方をする聖騎士もいるんだなって思わされた
聖騎士になり数年後の姿
彼が守るべき者がもう1人増えたんだなって嬉しくなった
血縁ではなくても、彼ならとびきりに愛し育てるんだろうなって

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2023年02月10日

Posted by ブクログ

この作品は裏がなく、いきなり過去に飛んだりしたりもせず
ストレートにサラッと読めて判りやすいのだと思った。
ドラクエのような王道なRPGのようだと思う。

奴隷の少女と魔物の王との邂逅による心温まるストーリー。
少女の心の成長と、くる王の感懐だったりが主軸に物語が進む。
だが、いかんせん、魔物ってどういうものなのかという所の説明が弱かったり
詳しい説明がところどころ省いてる所がありぼやけている所もたた見受けられるが、
純粋な愛を感じる。
短編の聖騎士と巫女の物語も本編の補足となっていてよかった。

雰囲気を楽しむ系の小説。

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2022年11月01日

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ミミズクという少女は、魔物の王でもある夜の王に食べられに、森に入った。
けれど食べられることはなく、魔物のクロと交流し、少しずつ夜の王との距離を縮めていく。
ある日、森で迷った狩人をミミズクが助けたことで、
ミミズクの存在が人間の国に伝わり、
夜の王に攫われ酷い扱いを受けていると伝わり、ミミズクを助けるべく聖騎士が立ち上がる。


どこの国かもわからない、そんなどこかの森の深くでひっそりと息づく魔物たちと
奴隷だった少女の飛んだ思考回路と真っ直ぐさを巧みに描いた小説。
ミミズクはあまりにも真っ直ぐで、無知で、無垢で、
それがまた痛々しさを感じさせるのだけど、
人間の世俗感にうんざりしてる人々にはさぞや彼女は眩しかろう。
そんな彼女を想い、温かく見守る人たちの心に触れるたびに、こんなキレイな世の中だったらと思ってしまう。

相手を想うとき、いろんな形があると思うが、
ミミズクも夜の王も、アンディもオリビアも王子も、
それぞれがそれぞれの違った形で心を寄せているのがとても微笑ましく、また読み返したくなるお話だった。

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2022年10月02日

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高校の頃読んで胸が熱くなったなぁと懐かしく、久しぶりに読みたいと購入しました
あの頃より少しスレた私は、昔の思い出よりだいぶ甘ちゃんな物語だなと思いましたが、やっぱり胸が熱くなるいい話でした

処女作の加筆修正や書き下ろしは荒い筆なりの良さや熱量が死んでしまうことが多くあるので心配しましたが、良い加筆修正でした
特に外伝の「鳥籠巫女と聖剣の騎士」が熱衰えずかつ技術ののった筆でしっかり描き切られていてめちゃくちゃ良かったです

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2022年09月15日

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昔一度読んだけど完全版が発売ということで。前に読んだ時も素敵なお話だーと思ったのに、二度目はすごく胸にじわっと染みてきて、すごいな、てなった。外伝も読めてよかったぁぁー!

やさしさが交差する。その手を取ったり取らなかったりする。ただ、幸せでいて。

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2022年09月13日

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表紙の夜の王の美しさに魅せられて思わず手に取った。
普段は読まないジャンルの本なのに。

途中までは王道でよくある感じかなと思った。
しかし、いつの間にか涙が溢れていた。
ミィのブレない真っ直ぐな強さに、フクロウのディアの優しさに心が揺さぶられた。

読み終わった時には、それぞれのキャラクターに対する愛着が湧くほどだ。
みんな幸せでいて欲しい。

有川さんのあとがきも良きですね。

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2022年07月28日

Posted by ブクログ

これまでに読んできたハイファンタジー作の中でも比較的浮世離れした世界観を感じました。
それを作り出しているのは詩的な文体とセリフ回しをベースに、劇的に展開するストーリーだと思います。
最初の方は、なんでそんなセリフが出てくるの?と、不思議、不思議、不思議、な気分でふわっと読み進めていく感じでしたが、
物語の根っこには人間の女の子の純真な想いが確かに潜んでいて、読み終えてみるとなんだかきらきらした気持ちに。。

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2024年04月20日

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ネタバレ

記憶を取り戻し、フクロウの優しさに気づいたミミズク。いい話だった。
漫画もあるらしいので、読んでみようと思う。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

世界観が素敵で始めは拙い言葉使いのミミズクが、人間と触れ合うことで言葉が流暢になっていくさまが悲しくもあり、嬉しくもあり。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後半は泣かせる部分もあり、嫌な人間も出てこない良い話だった。

ひとつ気になったのは、ミミズクがなぜそこまでフクロウの事を好きなのかが、二人の絡みが少ないので、イマイチ伝わってこなかった。

もっと ミミズクが助けられるまでに二人の関係を掘り下げるエピソードがあれば良かった。

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2023年10月11日

Posted by ブクログ

もっぱらミステリーばかり読んでいたので、久しぶりの恋愛小説に不覚にも号泣してしまいました。

主人公ミミズクと妖の森の主との交流を通じて緩やかに心情が変わっていきます。
不器用な二人のスローペースの恋愛で、お互いがお互いを想い合っての行動が返って切なくなるお話でした。

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2023年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

想像した通りの結末だった。
ミミズクの幼い話し方が少し苦手だった。

フクロウが何故そうしたのか、ミミズクを受け入れたのかがあんまりわかんなかった。
自分の想像力が乏しいからと言われたら仕方ないけど。

登場人物が基本的には優しすぎる人ばかりだなあとも思った。

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2022年06月08日

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