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外面の良いモラハラ夫
傍目には、いい旦那さんだよねと思われている。
確かに、真面目に働いてくれて、とりあえず浮気もしてなくて、ギャンブルやお酒に溺れたりもしていない。
だから旦那本人も、俺には悪いところはない、お前がそんなんだから、、、、と攻撃してくる。
自分は変わることができるけど、他人を変えることは出来ないとわかっているけど。
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離婚する離婚しないで揺れ動いてるんだろうなと思った。周りの人も意外と暴力を受けてる、そういうのもまた「自分なんてまだマシ」と思わされちゃうんだろうな。
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あるある!と、思いました。
で、25年たち
自分は悪くないって考えてるうちは
つらい
と気付きました。
この夫婦もそうだと思う!
でも、いい職場の皆さんなのが、いいですね。
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分かりやすい悪人は出てこない。分かりやすい悲劇も起こらない。
なのにとても怖い話だった。
自分が悪気なくとってしまっているかもしれないような態度の積み重ねが、こんなに人を追い詰めるとは。
どんな時でも相手に敬意を払って接していきたいとは思うが、自分なしには自立出来ない状況のパートナーに対して敬意を払い続けるのは実は結構難しいのかもしれない。
相手もそう感じてる場合は特に。
誰かと対等じゃない立場にならないこと、いやそういう立場と感じないことが良好な人間関係を続ける上では必要なのかもしれないと思った。
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とても気持ちがわかり、自分の事のようだった。どうしようもない八方塞がり。行動すること…それはものすごく勇気が要り、子供の将来を左右すると考えてしまう。それは古い考えなのだろうか?
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夫が主たる家計の収入を担い、妻が主に家事をする。そんな家庭での夫の立場は脆いもの。ご飯作ってくれない、洗濯してくれないですぐに困ってしまう。怒鳴ろうが暴れようがやってくれなければどうにもならない。子供を巻き込んで出て行かれる前にちょっとはメッセージが欲しいもの…夫婦の関係は千組千様。円満が続くもの、別れるもの、どちらかの我慢で成り立つもの。それぞれの事情も千差万別。しかも時間とともに変わっていく。ありそうだけどやっぱりないストーリー。ないはずだがありがちなシチュエーション。考えるきっかけを楽しめればよい。
離婚したいって誰しも一度は思うんじゃないかな、、
パートナーって、他人だから、お互いが思いやらないとうまくいかない。
お互いお互いの理想があって、それから期待外れだとギクシャクしちゃう。
話し合って、折り合いつけて、、夫婦って認め合えないと続かないよね( ; ; )
つまり
つまり、これが
世間で俗に言う「産んだ覚えのない長男」って奴なんですかね
奥さんを母親の様に考えてるから、自分のお世話をして家事を僕になんてやらせない存在っ!
よそよりマシに見えても
二人の子供を育てる主婦があまりにも人の神経を逆なでする夫に対して離婚を考えてしまうお話の第二話。
休日のある日。
朝起きるとやはり夫はパソコンとにらめっこしていた。
子供たちがサッカーをしたいと言っても仕事を切り上げようとしない。
家事でせわしなく動いている妻をしりめに「せっかくの休日くらいゆっくりしたいよなー。」と言ったり、洗濯機の横にホコリがたまっていたと報告したり(見えたならそのまま軽く掃除しろよと思う)、くしゃみをするときに手を当てずにつばを飛ばしたりとにかく志保をイライラさせる。
同じようにくしゃみをするシュウを注意しても「パパだってやってないよ。」と言われてしまう。
それに対し「30歳過ぎたらクセが治せなくなるよ。」と言って注意してしまう。
我関せずな夫を見ていると小さな期待が砕けてつもっていくのを感じてしまう。
宿題を終わらせた子供たちを見た夫が重い腰を上げてようやく子供たちとサッカーをすることにした。
志保も公園に行くと息子の友達のタケちゃんママがいた。
座りながら話をする二人。
タケちゃんママは志保の夫を見てうちのダンナとちがって子供と遊んでくれていいねーと言ってきた。
それに対してたまにしか遊ばないよと言うも、たまにでも遊んでくれるだけマシだと言われる。
小さいころから息子と仲がいいタケちゃんだけどパパをほとんど見かけたことがない。
思い返しながら、ちゃんと仕事をしてくれるし借金も浮気もしてない、暴力を振るうわけでもない、よそから見たらいい人いいダンナなのはわかるけど、それでも「離婚」の二文字が浮かんでしまう志保だった。
一家の世帯主としての役割を果たし、不倫も借金もない、そういう普通の人であっても小さなイライラが蓄積されると相手に対して愛情もなくなるしATMとしての役割すら求めなくなってしまうのもしょうがない。
積もった不満と共に生きていくより金銭的にちょっと困ってもスッキリして生きていきたい気持ちがよく分かった。
Posted by ブクログ
これの同タイトルで翔子の場合というのがあるけど、ほぼ同じストーリー。なぜ2冊も出す必要があるのか。それだけ共感を得られたってことか。そりゃ離婚家庭が増えるはずだ。つーか、結局結婚なんてしなくて良かったと思う。未婚者が増えるのも当たり前だわ。むしろこのご時世にまだ結婚する人がいるという方が驚きだよ。
Posted by ブクログ
共感ポイント多数。
多分、多くの家庭であることなんだろうなぁと思う。
だからと言って、これでいいのだろうか?
再度、自分の家庭、夫とのパートナーシップも合わせて考えさせられた。
作らなくていい悲劇を生まないためにも、奥さんも旦那さんも、相手のことを勉強し、コミュニケーションを勉強し、誠実に努力しないと、と思う。わかってくれないと嘆いていても解決しない。離婚しても幸せになるとは限らない。
現実的な苦労は必ずある。
一度はこの人と決めた人。決めたのは自分。
よっぽど見込み違いの悪人だったら離婚はありだと思うが、そうでなかったら二人で成長するチャンスにしたい。
Posted by ブクログ
奥さんのいる人はいちど読んでみるといいのでは。読後感は決していいものではないだろうが…
男の人は結婚すると”気を許せる場所”として家庭を設定してしまうのだろうな。外で気を使っているので家でくらい楽にさせろ、といった感じか。だから、思ったことは同じことだろうが何回もいうし、何も考えてないから(人間は自己中心的なものだから)上から目線の発言ばかりになるし、好き勝手にパソコンかちゃかちゃして次はテレビ、となるんだろう。そうやって存在を無視されるから奥さんは傷つく。
実家にいたときは親に気を使わなければならなかったはずなので、はじめて自分の”王国”ができたわけだ。その”王国”というのが奥さんや子供の犠牲によってなりたっている、場合によってはとても迷惑な幻想である、ということに気がついていないのが問題なんだろう。
人は文字通りひとりでは生きていけない。どんなときでも最低限の社会性を発揮しないといけない。きちんと身につければ、そんなに苦労しなくても社会性のある行動はできるし、それが高度に身についている人を「紳士」といって尊ぶのではないか。当然、家庭の中だって必要な社会性があるはずだ。それを家庭においては発揮しなくていい、という勘違いが、この旦那が(自戒もこめて)根本的に気づかなくはならないことなんだと思う。
Posted by ブクログ
『ママ友がこわい』の野原広子さんのコミックエッセイ。やっぱり面白い。決定的な理由があるわけではなく日々の生活の積み重ねのなかで『離婚』の文字が浮かばない日はない。。自分もバツイチなのですごく共感するものがありました。(^-^;小さな子供が胸を痛めて『ママは僕が守る』といってるシーンにジーンとしてしまいました。何か決定的なものがあるよりよっぽど、こんな旦那さん嫌だな、って思いました。いつか主人公が自分を取り戻し晴れ晴れした日々を送れる選択ができたらいいな、と思います。
Posted by ブクログ
日経のHPに「主婦が共感しているマンガ」という紹介があり、40のおっさんが手に取るのは躊躇われたが、どうしても気になって買ってしまった。
靴下を丸めたまま洗濯機に入れる、怒ると顔が変わる、子供と遊んでやっている、子供に何かあれば母親の仕事と思う、仕事をして稼いでいるんだという上から目線……大半が自分と重なり涙が出た。
仕事で気を使っているんだから家では好きにさせてよ、と知らず知らずに思っていた気がする。話もあまりしてないし。反省。
夫婦間だけでなく、上司としても、友人としても知らず知らずのうちに相手のことを考えないようになっていないか、自分を省みたい。
Posted by ブクログ
かつて私も同じように悩んだ時もあった。
その頃は辛くて、しかも専業主婦。他のみんなはとても幸せそうに見えて…
子どもたちがいるから、自分が我慢すれば…
まあ、ダンナも同じように不満を持ち我慢もしていたんだろうけどね。
子どもたちも大きくなった今、好きな仕事にも就けて、別れたければいつでも別れられるって思えるようになり、楽になった。
この主人公は職場に話を聞いてくれる先輩ママさんたちがいるのが救いだよね。
私も辛い時、ただただ私の愚痴を聞いてくれる友だちがいたのが救いだった。
今の恐怖は、ダンナが定年して家にずっといるようになることだわー
Posted by ブクログ
なんというか。
ひとは、
誰しも、
他人を羨み、
自分に不満を持っているものなのでしょう。
作者しかり、
わたししかり。
主人公の夫はクソだと思うけれど、
二十代半ばで結婚し、
二児をもうけ、
パートと子育て。
パート先の仲間にめぐまれ、
子供に愛され。
それってよくない?
って、思ってしまうわたしが居る。
お金がなくて選択肢がないのも、
夫がモラハラなのも、
かなり、嫌なことだけど、
自分の選んだ相手と、
自分の選んできた人生でしょ。
環境は全く違うけれど、
「自分の選んだ相手と、
自分の選んできた人生」
であることを、
ちゃんと考えないとね。
わたし。
Posted by ブクログ
笑笑とにかくうちの旦那がこの本を横目で見つつ、うっすら怯えてなんだか優しい今日この頃。
飾っておこうかな。この本。笑!!!!
内容はなぁ、こう言う奥さんが一番怖いよなぁ、、、きっと、熟年離婚で突然言い出す感じだろうなぁ、、、
いや、わたしも決していい妻ではないんだが。このわからないように生活してうまく生活回してる奥さんって、ほんとに旦那さんにとってみたら、晴天の霹靂だろうなぁ。
いや、もう少し言おうよ。
とか思う反面、子どもたちもこのサイズだけだろうな、、、離婚を踏みとどまる理由になるのは。。。
どこの夫婦もきっと色々あるだろうけども、生活っていう場所ではまぁいいのかなーなんて思ったりします。楽で弱みを握れる立場が一番動きやすいと思うのはわたしだけなのかな?
まだほんとに旦那が好きで。って人も稀におりますが、ほんといるんだよね。笑
え!そんなに!?なんで!?
ってツッコミたくなるくらい旦那さんが好きな奥さん!!!日本にどのくらいの割合でいるんだろう。そんなことをふと思うわたしでした。
ちょっとしたズレが……
日常生活の中で鬱積していくものってあるでしょうね。結婚していた頃の私も、良い夫たりえていたかは疑問が残りますね。やはり当時のゴタゴタを思い出しますね。
自立できる夫婦の方が良いに決まっていますからね。
Posted by ブクログ
あまりにもありそうな話で、ため息が出るばかり。経済的に対等じゃないところが問題の根源なんだけど、働き続けるのもイバラの道だったりする。そう思うとなんだか腹が立ってきたぞ。
Posted by ブクログ
読んでいて非常にしんどかった。
しかし、きっとこういう風に考えているお母さんはいっぱいいるんだろうな…と。
私はたまたま恵まれているだけなのかもしれない。
いや、もしかしたらこれからこういう危機を迎えるのかもしれない。
非常に恐怖を感じた。
これを読むことにより、今の幸せを大切に育てていこうと思った。
Posted by ブクログ
結婚して、子供も生まれて、傍から見たら幸せな生活。
けれど内情は…どうなのでしょう?
我慢しなければいけない所、意見を通したい所。
半分半分ぐらいならいいですが、片方だけが
やたらに我慢している生活は大変です。
けれど、どうしてもそうなってしまう箇所も多々…。
我慢できない所、我慢できる所。
凹凸が別々ならば、よい生活ができそうですが
それはそれで、やはり不満がでるのかと。
いつか、と思うだけで強くなれるなら
それはそれで良い呪文な気がします。
Posted by ブクログ
<そこ>に行けばどんな夢も叶うらしい。
いいね~
行ってみたいなぁ。
だから誰もが行きたがるけど
とても遥かな世界。
ガンダーラ、
あぁ、ガンダーラ、どこにあるのかなぁ?
例えば
今いる場所が『ガンダーラ』なら
もう探す必要はないのだけれど
めちゃめちゃ離婚したがっているこの本の主人公の女性の居場所(家庭)は
『ガンダーラ』ではない、と信じきっている。
旦那と別れ、
幼い二人の子供たちを連れて
出て行った先にこそ『ガンダーラ』はあるはず!
もう、出たい、
出て行きたい!
と、泣いている。
お釈迦様は
大きな手のひらで女性の頭を撫でてあげる事は
できるけど
『ガンダーラ』がどこにあるか?
の問いには決して答えない。
この女性に幸あれ。
Posted by ブクログ
この本、タイトルからして読むのが恥ずかしいけど、読んで良かった。
うちの事かと思う位、リンクしてる部分があり、泣かずにはいられないところがいくつかあった。
うちも、外から見れば幸せそう。
私が期待しなければいい。
我慢すればいい。
子どもにとっては両親揃っている方が、
何かと都合が良い。
だけど、ね。
いつかは……。
本の主人公はそう締め括っていた。