【感想・ネタバレ】晴れた日にかなしみの一つのレビュー

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Posted by ブクログ

どんな人も生きている間楽しい事ばかりのわけはなく。どうにも苦しい人生をなんとか生きている。
登場した全ての人にそれでいいんだよ。これから先辛いばかりの人生とは限らないよ。とささやかなエールを贈りたい。

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2021年10月26日

Posted by ブクログ

この本はどこで見つけたのか…それが思い出せません。重松清さんが解説を書かれているからかもしれません。
上原さんはエッセイやコラムを書いてこられたそうですが、この本はノンフィクション・コラムとして書かれた1冊です。
題名は石川啄木の『悲しき玩具』に所収されている詩からつけられたと扉に書かれています。

あとがきに「自分を道端に転がっている小石のようだと感じたとき、人はどうやって自分を支えるのか」という問題意識を手にして、話を聞いてみることにしたと記されています。その通りにさまざまな人生を生きる人たちにインタビューをした20の物語。それを淡々と客観的に書かれているが、ときに自分を重ねたりしながら読みました。
もちろん、理解できないなあというものもあるのですが、根底にあるものに共感して心に残るものもあります。

問題意識の中で「多くの人が自分を支える杖を持っていたことを思い出す」そして、「困難なときに自分を支えるもの、それがどんなものであっても、その人を支えるならば、意味がある」という教訓を得たという著者。
彼を支えるものがこの本、「ノンフィクション・コラムが私の自尊心を支えている」。

私にとって『杖』はなんだろう。そんなことも思いながら、読みました。

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2022年03月01日

Posted by ブクログ

まずは題名に惹かれて。
普段は知らない、分からない、身近にいる普通の人々が主人公。
皆が傷ついた心を抱えて生きている。
やりすごしたり、見ないようにしたり、そこから離れたり。
普通に見える人達にはみなそれぞれの人生がある。
だからこそ唯一無二の存在。
普段はそんな事を忘れてしまいがちだけれども、皆が特別。

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2023年08月26日

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