28歳、生意気盛りのサラリーマン・竹本は、自分にやたら厳しい(気がする)上司・森課長のことが大嫌い。しかし、人望、実績、実力、どれをとってもかなわないため、セフレを抱いてストレスを解消しようとしていたところ、繁華街で泥酔した森に出会い、自宅で介抱する羽目に。腹いせにエッチなイタズラをしてみると、思いがけず良い反応が返ってきて……?
最初は、今まで歯が立たなかった上司を惚れさせたという、竹本の優越感から発展していったこの関係。それからは意外とエロい森と時も場所も構わずセックスを楽しみ、仕事も波に乗り絶好調の竹本でしたが、森の「離婚で空いた穴を埋めていた」という言葉に傷つき、いつの間にか森に惚れていた自分に気づきます。
森に惚れ直してもらうため、仕事やデートのエスコートを頑張る竹本ですが、どれも空回り。しかし、自分のカッコ悪さを認め、相手に「寄り添う」優しさを知った竹本の成長ぶりがすごいんです。心の距離は確実に近付いているのに、絶対に踏み込めない領域を持ち続ける森に「アンタからすりゃ若造で頼りないかもしれないけど でも ――男だッ」と宣言するシーンなんて、もうお母さん涙が止まらないよ……(田舎の母の気持ち)。
バツイチ子持ち元ノンケ。快楽に弱くてエッチは好きだけど、深いところには踏み込んでほしくない。そんな手強い魔性のおじさんの心を、22歳年下の通称“クズの肉棒”は射止めることができるのでしょうか!?
感情タグBEST3
おじさん
イケオジな見た目とかじゃなくほんとにおじさんだった。笑
でもそんなこと気にならなくなるくらい良かったです。
あんなにクズだった攻め君がだんだん変わっていく様も良かったです。
まさかの展開
最初の話を読む限りではただのグズい部下×快感に弱いおっさん上司なんですけど、内容が濃くて、ちゃんとグズな部下が人間性として成長してる過程が丁寧に描かれてました!
読みごたえ半端ないです!
良かった
歳の差!イケオジではなく、本当にただのオッサンです。仕事は出来るかもしれないけど、面白味もない嫁に捨てられた寂しい情けないオジサン。こういうカッコよくないオジサン待ってました。ウケが女の子に見える様なBLは飽きました。この作品に出会えて良かったです。
ストーリーは少し重めですが笑いもあって良かったです。ただ肝心の受けおじさんの絵面がイマイチハマらなかったのが残念でした。攻めとかが良かっただけにそこがかえって気になりました
始まりはコメディとも思えるお話で、竹本と森課長のドタバタな関係が続くのですが、気付いたら結構重い雰囲気になり、最初のコメディタッチはどこ行った?と思いました。