【感想・ネタバレ】小説 ファインダーの蒼炎【イラスト入り】のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『ファインダーの烙印』に引き続き、再び砂床あいセンセが執筆されたスピンオフ小説です。
至上最強ブラックスパダリw麻見様の高校時代に遡った話とくれば、そりゃ読みますよ。
だって、麻見の生い立ちってすごく知りたいのに、ベールに包まれた謎の部分でしたからね~
今回、黒田視点でそんな麻見の過去の姿を垣間見ることができました。…高校生の麻見を見ることができるなんて、それだけでテンションが上がりますよね。
…期待を裏切ることのない麻見でした。やっぱりタダモノではない(笑)ステキでした。

麻見の過去に本編ではあまり触れられていなかったせいで焦燥感がありましたが、こちらの小説で一部解決。今までのイメージを崩すことなく、ちゃんとつじつまが合ってる展開なのもよかったです…
さらに高校時代以外でも、あの時のあのシーンでの麻見や秋仁らの心情が、さらに掘り下げて描かれていて、ストーリーを改めてじっくり反芻することができました。
マンガで視覚的に数えきれないほど萌えたけど、文章で脳内再生してまた萌えることができて幸せ…!!
それに『烙印』よりは、メインが18歳の高校生の麻見と黒田の話だったせいか、すらすらと読みやすかったですw
黒田がまさかの大変な目に遭ってて気の毒でした…でも、そこで見せた麻見の姿にその後の彼を予感させるものがありグッときました。

やまねセンセの描き下ろしマンガも収録されていて、こちらは例によってちょっと笑えてキュンとできる話でした。
何だかかわいすぎる…もっと読みたいw
作品全体にやまねセンセとのしっかりした連携が感じられ、信頼して楽しめたスピンオフ作でした。

3
2017年01月26日

購入済み

期待が大きくて

小説は初めての購入です。黒田検事と麻見の高校時代のストーリーですが、とても良く書けていました。命を助けてもらった恩義、けれどこのことを境に麻見は表社会から姿を消す。黒田を通しても麻見の顔がいまひとつ浮かび上がってこないのは、やはり秋仁という陽の光に照らされていないからなのかもしれません。
小説の内容は「蒼炎」の後に先に出版された「烙印」と続くようです。「烙印」はフェイロンの物語です。彼の人生は切ない。いつか無条件にフェイロンを愛する人が現れてくれたらと願います。

#泣ける #感動する #深い

0
2021年09月19日

Amy

ネタバレ

麻見と黒田の友情と運命の秋仁

高校生の麻見を黒田視点での小説〜ネイキッド秋仁奪還後の麻見視点〜ネイキッド後の飛龍視点。

内容はまあまあ読みやすい感じですが挿し絵あっても良かったかな?って感じです。黒田は高校生ながらも色気ある麻見に恋心はあったがそれ以上に麻見が手を汚してまでチンピラに襲われていた所を助けたがために麻見は海外にいる父親の闇社会に帰る事になって、何かあれば必ず救う検事になろうと親友になると決意。麻見は闇社会にいる謎の転校生と噂が絶えなかった為に学校に馴染めず、夜のバーで働いていた。チンピラの事もあって唯一同じ高校で仲良くなった黒田によくまかないのカレーやサンドイッチを振舞っていた。麻見はハーフなのか…母親の所に住んでいるけど、広い敷地の豪邸の離れに麻見は住んでいて母親とも距離を置いていた感じ。結局は謎www
でもこれで渇望の時に秋仁にとっていた態度が分かりました。でも秋仁ファンなので何も知らないくせに秋仁の事を外見で判断したり見下したりして欲しくなかった。黒田にはなぜ麻見が秋仁だったのかよーーーく知ってもらいたい。チンピラでおどおどしてた黒田より、香港編での数ヶ月侮辱と強姦と暴行に耐えながらも、マフィアトップに媚びずに向き合い飛龍の心すら変えた秋仁の強メンタルの方が凄い。

秋仁奪還後の麻見視点を逆に秋仁との出会いからの思いを麻見視点で書いて欲しかった。奪還後は今までにない最愛はわかりましたが、漫画の標的と檻が内容薄すぎたので、なぜそこまで執着した経緯と薄汚いガキだとか情夫だとか罵りながら秋仁とのエロの翌日に、飛龍に秋仁奪われて悔しい〜恋心ときづいたのがちょっとわかんないです。好きならば情夫とかどんだけ麻見は口下手なのかwww
その辺ふまえて書いて欲しかったですが、奪還後の麻見の本音が分かって嬉しかったです。

飛龍とはネイキッド後もメル友で秋仁のおかげで飛龍も心が軽くなったようです。

最後の漫画は学校サボって神社の片隅でいつも本を片手に眠る18歳の麻見がいて、小学生の秋仁は綺麗な神様みたいに思って眠る麻見の所に秋仁はお菓子を置いていったという漫画。神社結びでこの時から運命なんだなとホッコリしました。

#胸キュン

0
2021年11月15日

「BL小説」ランキング