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なかなか
ドイツ3Bの ひとり、ブラームスが主人公。ブラームスって、ベートーベンやモーツァルトほど伝記とか映画の題材になってないよね。だから、曲はよく知ってたけど、ブラームスってどんな人間かほとんど知らなかったんだ。だからどんな展開になるのか基礎知識がなかった分、ストーリーをわくわくしながら楽しく読めました。
音楽をいかに「絵」で表現するか
珍しくクラシック音楽の作曲家を取り上げたコミック。このテーマだと音楽をいかに「絵」で表現するかということが成否を握るキーポイントなのだが、その点では成功しているとはいいがたい。どちらかといえばストーリー展開を重視しているような気がする。ブラームスといえば晩年の髭の肖像画のイメージしかないが、若いころはこうだったんだ と新たな印象を受けた。
すごくドキドキします。ブラームスは知っているけれども、どんな人だったのかは知らないので、いま組んでいるヴァイオリニストとこれからどうなっていくのかハラハラします。