【感想・ネタバレ】現代日本の政党デモクラシーのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

20代前半の若者としては、自分の生まれてなかった頃から小学生くらいまでの政治状況が、割と左でもなく右でもなく忠実に書かれていると思う。
今の政治がどのように形作られてきたかが丁寧に書かれていた。
初学者にしては分からない単語とかもあったからある程度(高校生政治・経済レベル)は知ってから読むべき
特に、民主党政権の生まれから崩壊までは面白かった。まあまとまりのなさがわかった。

0
2021年11月15日

Posted by ブクログ

1994年の小選挙区導入からの、政党政治の構造変化を二大政党間の競争デモクラシーを切り口に読み解くもの。
民意を反映させるためのシステムはどうあるべきなのか? 選挙システムから議院内閣制にまで考察を深めている。
個人的には普通選挙制度にも踏み込んで欲しかったなぁ。

0
2015年11月29日

Posted by ブクログ

マニフェスト導入、二大政党制の有り様を現代史を一次資料と研究成果をまとめた新書。提言が比例代表の増加&参加デモクラシーであり、違和感はあるがこの分野では野党を入れて分析した唯一の本。貴重です

0
2013年04月05日

Posted by ブクログ

 1990年代の「政治改革」以降の日本政治の変動と混迷を、「マニフェスト選挙」の形成と挫折の過程を中心に歴史的に分析。混迷の原因を「政治の市場競争化」に求めている。

0
2013年03月13日

Posted by ブクログ

とても整理されていて、よくわかる文章でした。
現代の日本に暮らすものにとって、この十数年間の政治の体たらくにはほとほと困り果てて・・・・。
何がいけないのか、何が原因なのかをしっかり指摘している。
穏やかな多党制が一番いいのでしょうね。

0
2013年02月01日

Posted by ブクログ

我が国における、デモクラシーの在り方を探るため、選挙を軸に小選挙区制導入からの政治史をまとめた本。キーワードとしているのは、参加デモクラシーとその対立概念である競争デモクラシーである。
小選挙区制導入以後の選挙を軸にした政党政治の変遷については、よくまとめられていると思う。しかし、冒頭で筆者が示す枠組みが整理し切れていない印象を受ける。枠組みの提示の際に、筆者は多くの論者の概念について触れているものの、このせいで筆者独自の枠組みが見えづらくなっている。この枠組みの曖昧さが、のちの分析に響いてしまっている印象を受けた。
上記で示した問題点は、筆者独自の見解の見せ方の問題であるとは思うが、何とかならなかったのか。この点が非常にもったいないというのが、正直な感想である。

0
2013年02月18日

「社会・政治」ランキング