感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
学んだこと
・闇雲に情報収集したり分析したりしてから意思決定をしようとすると、かえって時間がかかる(網羅思考)。
・いかに少ない情報から早期の段階で仮説を持つか。
・一段掘り下げられて、具体的な戦略に結びつく仮説が良い仮説である。
仮説ありきで仕事を進めることの重要さに関して、イシューから始めよでも同じようなことが書かれていたなと個人的に感じた。それだけ仮説を立てることが重要であり、仕事なり研究なり所謂デキる人らの共通項なのだろうと思う。大学時代に研究室に配属された時に、研究室の教授が言っていたことともなんとなく重なるような感じがした。「限られた時間の中で卒業研究や修士論文の研究で成果を出すには、いかにやらなくて良いことをやらないかだ。やらなくて良い実験や分析に時間を取られたら、本当に必要なことに時間が割けなくなって、結局研究は浅くなってしまう。でも研究室に配属されたばかりの人たちは、まだ必要なことと不要なことの区別がつかなくて、とりあえず手当たり次第に実験をしまくるような人も多いので、困った時はすぐに相談して欲しい。」
Posted by ブクログ
網羅思考⇄仮説思考
ビジネスの世界においては全ての情報を収集したり、分析する時間はない。仮説思考は全ての選択肢を総当たりするのではなく、仮説によって選択肢を絞り、集中して分析(検証)、仮説を進化されていくことでスピーディーにゴールに辿り着く。
ビジネスの世界において本当に大事なスキルは分析力>仮説力。この仮説力を鍛えることでビジネスに必要な、先見性・決断力・実行力のうちの最初の2つが養われる。
仮説力は繰り返し練習することで鍛えられる。普段からひたすら仮説→検証を繰り返す。その際のポイントはSo,whatとWhy,soを問うこと。立てた仮説は「恥をかき捨て」Outputする。
Posted by ブクログ
自分はコンサルからすると所謂事業会社勤めのSierで過去にはPMOもやっていた。自分では何気なくやってきたことが本著ではスキルとして文書化されていたりすることが分かり、かたっ苦しくなく語られてて面白い。
中堅どころの私としては概念的に既に分かっている部分が多いので、読み流しながら気になるところだけ読み込む感じでテンポよく読み切れた。
新人時代には誰にも教えられず、ポエムチックに上司から指摘されていたような事が、文書化し網羅的に分かりやすく書かれているので、前評判通り新人に勧めたい書籍。
メン獄本も事前に読んだが、コンサルはまずロジと議事録資料作成で、それが1人前にできるのが一つコンサル共通の登竜門。自分も若手時代はそうだったがのだが、これが上手くできず、バリューも出せている感じがしなかったので非常に面白くなかった経験がある。その後の大規模システム統合プロジェクトに参画して挫折したのだが、そこで資料作成方法など学べていたらもっと違ったキャリアがあったかもしれない。
次に大きくはキャッチアップまでの方法と、インプット情報の集め方。これはメン獄本と異なるのでBCGではインタビューの方法論が一つ確立されいそうなので参考になった。なんとなく必要そうな時はやっていたくらいだったが、これが重要な位置づけになることは気づきである。
他に紹介されていて自分がハッとスキルは、特に上司やステークホルダーの意見が変わるインプットや経緯には敏感にアンテナ張ってスケジュールに組み込んでいたりしたものだけど、そういうのも違う角度でスキルとして挙げられているので気づきがあって面白い。
またBCG、マッキンゼー等の戦略コンサルとそれ以外だと、クライアントへ忌憚のないツッコミ(生意気なクリティカルシンキング)の期待値も違う印象。
一部BCGでは慣習的にやっているのだろうけど説明不足で、なんで?ってのもけっこうあったので今度質問してみたい。
Posted by ブクログ
仕事、特に企画系(現状分析や対策立案、実行をおこなう)に関わっている人には大切な考え方の名著。
何かを始める時に、できる限りデータを集めてからすすめようとすると、
いろんなデータがノイズとなって、なかなか進まない。
一定のデータが集まった段階で「こうだろう」という仮説をもって、
PDCAを回してくことが大切。
Posted by ブクログ
コンサルタントの仕事の進め方として証拠を網羅することより、仮説(結論を含む)を立てて、その証明をすることだけに労力を割くことで効率よく課題設定及び確からしい解とそのストーリーを作りましょう、というコンセプト。著者の経験を交えて納得いく内容が多く、読み応えがある。
Posted by ブクログ
アクションの前に仮説を立てる。
仮説の精度を上げるには経験値を高めること。
経験値を高めるには失敗を恐れてはいけない。
社内の恥はかき捨て。
IQの高さよりも知的タフネスの高さが必要。
新しいチャレンジをする自分にとってエールをもらった気分。
Posted by ブクログ
情報が多くてもいよい意思決定にはならない。
早い段階で仮説を持つほうが、うまくいく。
仮説を持てば、問題解決のスピードが格段に速くなる。
先見性、決断力、実行力の3つが必要。
情報が多いほど正しい決断ができる、ということはない。
「実験する前に論文をかけ」仕事が軌道に乗ったとき競争に勝てる。
アイデアは、名刺一枚に書けるもの。
ディスカッション中に思いつく。
セブンイレブン=200円の高級おにぎりの仮説。
ソニー=音楽プレーヤーの価格帯と機能のレベルでどれが売れるか。5~6種類をいっぺんに出した。テストマーケティングをする。
はじめに仮説ありき、次に結果を分析する。仮説を立てることで、仕事が早くなり質が上がる。
気持ち悪くても結論から考える。
2023/10/11再読
早い段階で仮説を持つ。
仮説とは、まだ証明されていないが、最も確からしい答え。
先見性、決断力、実行力、の3つが大切。
網羅思考は非効率。すべてを網羅するのは時間がかかる。
実験する前に論文を書け。=仮説を先に立てて論文を書く。実験で違う結果がでたら修正する。
分析=網羅思考、よりも仮説が立てられれば通用する。
セブンイレブンの仮説検証システム=毎日が仮説、実験、検証。
ヒラメキを意図的に生む方法。
反対側から見る=視点を変える、
両極端に振って考える、
ゼロベースで考える、
直感、勘を磨く=SOWHATを繰り返す習慣、
相手のメガネをかけて物を見る、
結論から考える。
テストマーケッティングは有効な手段。できるものとできないものがある。
できないものは、仮説を掘り下げる、分析が必要。ただ分析するのではなく、仮説を分析する。