【感想・ネタバレ】財務省のレビュー

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Posted by ブクログ

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エリート意識「ノブレス・オブリージュ(高貴なるものの義務)」は必要。そしてエリートとは、学歴、職位ではなく、「常に世界情勢に通じ、幅広い人脈を維持し、最先端の情報や知識を身につけていること。」そしてそのエリートである官僚は、エリートとしての誇りを持ち、エリートとしての責任を果たし(必ずしも能力、労力に見合うほどの報酬ではないかもしれない)、政治家は官僚をもっと「使って」ほしい。
筆者の考えは非常に勉強になる。

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2017年01月07日

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「省庁の中の省庁」と呼ばれる財務省の実態を紹介した本。

「ミスター円」と呼ばれた元大蔵官僚であった榊原英資さんが、官僚時代のエピソードを交えながら、財務省の組織や財務官僚の姿などを語っています。

国の歳入と歳出の両方をコントロールする財務省。それゆえに「省庁の中の省庁」と呼ばれ、政治をもコントロールしてきたと思われています。では、実際に財務省はどんな官庁なのか。財務省という官庁について紹介しています。

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2021年04月18日

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ミスター円の財務省解説本。「官僚」というと悪いイメージが先行してしまうが、彼らは紛れもないエリートであり、諸外国に比べ圧倒的に少数で国を動かしている。
「黒衣に徹するというのは、実は強い自信とプライドがあるからこそできることです。」これが官僚の美学であり、そうでなければ国、政治は回らないということ。また、悪者にされがちだけど、昔に出世した官僚はみんなワルだったというのも興味深い。ワルで回りにどう思われようが、自分の仕事を貫けるのが官僚力ということでしょうか。

政治主導とは何なのか、ただ官僚をたたくのは違うのではないか?と思った。

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2013年10月27日

Posted by ブクログ

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江田氏の「財務省のマインドコントロール」をはじめとして巷には財務省バッシングの書籍が溢れ返っている。このような中、本書は数少ない財務省、公務員擁護の冊子。向かい風をものともせず蛮勇をふるい一石が投じられている。親財務省のバイアスがあり意見は公務員寄りかもしれないと前置きしながらも財務省の驕りを率直に認め、公平公正まことに真摯に書かれている。大蔵省での生の経験がふんだんに盛り込まれた回顧は説得力があり懐深く真の実態に迫っている。

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2013年01月09日

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