【感想・ネタバレ】新訂 孫子のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年01月24日

孫子の兵法は、聞いたことがあるが、
どのような内容で、どのような文の構成になっているのか?を知りたくて、より、難しそうな方を選択しました。

結果的に、岩波文庫を選択しました。

率直な感想は、とても奥が深いと感じました。
単に、戦い方のことについてのみ書かれているのかと思っていましたが、それはとて...続きを読むも浅い理解であることに気づきました。

ぜひ、読むべき価値のある内容だと感じます。

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Posted by ブクログ 2022年05月08日

争いごとに勝利するための方法や心構えについてあらゆることが書かれています。
必勝を期すためにはいかに頭脳明晰な人間であっても、気の遠くなるような準備が必要であることがわかりました。
滅多なことで争いごとを始めてはいけない、周囲と争わずに落としどころを見つけ調和することが賢く生きることであると、この本...続きを読むは語っているのだと感じました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月19日

どうてんちしょうほう
君主人心 将軍有能 土地 法令 軍隊強いか 訓練 賞罰
あざむくこと
敵を知り自分を知り土地や自然の巡りを知ると勝てる
戦わずして勝つことが最高
食料は現地調達
スパイは大事
迂直之計
仕事は目立たないもの

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Posted by ブクログ 2022年04月15日

本文を読む価値は言わずもがなですが、解説も丁寧に読む価値があります。戦いにおける突き詰めた現実主義、主導権を握る事の重要性、など他の孫子の解説本を読む前に是非読むべきなのではと思いました。
「彼れを知りて〜」で有名な文はありますが、私が1番気に入ったフレーズは、「故に明主賢将の動きて人に勝ち、成功の...続きを読む衆に出づる所以の者は、(中略)必ず人に取りて敵の情を知る者なり。」ですね。要は知るためには、結局は誰が見てこないと現実は分からないって事なのでしょうが、それだけ知るという事は難しいし重要だという事で、SNSやネットニュースに囲まれる現代では耳が痛い話です。ビジネスで調査などする時にも、希望的観測だったり、上司の言う事を鵜呑みにするのではなく、自分で動いたりするって事も重要なのかなと思ったりもします。

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Posted by ブクログ 2021年03月01日

孫子の教えに、昔も今の惹かれる人が多いのがよく理解できる。
兵法としてだけでなく、よりよく生きるための書である。
この1冊だけではその教えを十分に理解することは難しいので、
「韓非子」や「老子」、そして種々の歴史書とともに読みたい。

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Posted by ブクログ 2021年02月21日

仕事に役立つかと思い購入してみましたが、仕事だけでなく、日常の事柄にも使えそうだと感じます。
戦争は準備で勝敗が決まる。や、戦争をするべきか退くべきかの判断基準なども書かれており、仕事においても適用できる部分がとても多いと感じます。良書。

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Posted by ブクログ 2021年02月06日

#本 #孫子
金言の宝庫、ってのはこういう本を言うんだろうな……その気になれば数時間で読めると思います。
個人的には最後の最後の話で、“戦争”というものがどこから始まっているか、とわかってゾワッとしました。

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Posted by ブクログ 2020年10月26日

〇学んだこと
1.戦いに巧みな人が勝利した場合には、智謀優れた名誉もなければ、武勇優れた手柄もない
⇒英雄がいない勝利を実現することが重要。勝利することが当然である状況を準備する
2.包囲した敵軍には必ず逃げ口をつくり、進退きわまった敵をあまり追い詰めてはいけない
⇒後退の余地を与えることが、結果的...続きを読むに我の損耗を極限するためには重要。敵を追い詰め過ぎないように配慮すること
3.智者の考えは、必ず利と害を交え合わせて考える。利益のある事は害になる面も考えるから、仕事はきっと成功するし、害のある事にはその利点も合わせて考えるから、心配事も解消する
⇒心配毎で目の前が暗くなったときは、この言葉を思い出すことでストレスが緩和されるかも

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Posted by ブクログ 2020年08月26日

本気で戦ったからこそ、わかったことなのだろう。
今の時代では知りえない。

だが、考え方は今の時代でも使える。

中国最古の兵法書が、なぜ今の時代でも読まれているのか?

本質を、学べるからだろう。

昔の『本気』で戦った人たちの兵法書
ぜひ、読んでみてほしい。







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Posted by ブクログ 2020年06月25日

誰もが知っている言葉の数々が詰まった薄い一冊。
鞄は勿論ポケットにも入るため外出先の予備の一冊として持ち運べる。おかげで今まで何度も何度も読み返せた。
一つ一つの言葉はそれだけを取り上げて読めば「そりゃあそうだろう」と納得できる。むしろ、当たり前のことが書いてあるようで、肩透かしを食らったような感じ...続きを読むさえする。
しかし、それぞれの言葉を繋ぎ合わせ、その全体を「孫子の思想」として捉えようとすると、時に曖昧で、時に矛盾しているようで、ひどく捉え難い。
その捉え難さは孫子という書物の成立過程によるものかもしれないし、「戦争」という途方も無い事象を扱っているせいかもしれない。
しかし、本書の価値は名言の数々を一つ一つ取り上げて個別のものとして云々することよりも、自分なりにその捉え難い思想を捉えようとすることにあると思われる。

孫子から学ぶべきは、戦争という数多の要素が複雑に絡まり合い、予想も制御も理解も困難な事象をいかに切り分け理解可能なものとするか、そのアプローチの仕方にあるのでは。


以下は自分なりの現時点での要約。

孫子の思想の中で私にとって重要と思われるのは、「比較的コントロールし易いものと、コントロールし難いものを区別し、コントロールし易いものから着手する」ということ。
計篇の五事七計によって彼我を比較することで廟においてある程度勝敗を知ることはできる。
しかし、実際の戦場では相手方の判断など様々な状況が絡み合い複雑化するため、必ず勝てるとは言えない。
そこで、まず比較的コントロールし易いもの、すなわち味方側に着目する。
勝てるかどうか分からないのなら、まず味方を勝つべからざる形にする。勝つべからざる形とは「守」であり、ここで言う「守」は防衛設備をあつくすることではなく、敵に実態を見せないようにするということだ。

ただ、勝つべからざる形を為しても不確実な要素はつき纏うため、まだ勝てるとは言えない。
そこで「勢」を味方にして一気に有利な状態に傾ける必要がある。
「勢」はコントロールし難い。しかし、「勢」を生み出す根源とは不確実であるという状態そのものにある。万物は流転し、流動的であるということは、臆病から勇敢に転じるように、軟弱から剛強に転じるように、自己に有利な状況に転じる余地があるということだ。そこで正法に奇法を混え、相手をできるだけコントロールすることで有利な状況に近づけていく工夫がいる。

一方、相手方も戦い方を知る者である場合、こちらと同じくまず勝つべからざる形を為し、その上で「勢」を生み出そうとする。
よって、戦いは主導権の奪い合いへと移行する。
すなわち、いかにして自軍の実を保ち、相手を虚にするか。
ここで言う「実」も「守」と同様、備えを充実させることではない。姿を晒せば相手に虚を衝かれる恐れがあるからだ。
そこで「無形」は2つの意味を持つ。
一つは相手に実体を悟らせないこと。
一つは定まった手段を持たず、状況に応じて千変万化すること(奇正入り混じった方法)
そのようにして、コントロールし難いものをコントロールできる状態に近づけて、勝敗を決する。

よって「兵とは詭道(正常なやり方に反したしわざ)である」といえる。


うーん

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Posted by ブクログ 2020年03月28日

中学生の時に初めて読んでから、何度か読み返している。

進学、就職など自分の環境が変わったところで再読すると、新たな着想が得られて面白い。

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Posted by ブクログ 2022年05月21日

中国の古典は結構面白く読むことができますが、この孫子も面白く読める本のひとつです。「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」、「治にいて乱を忘れず」などの処世訓は頭の片隅に常においておきたいものです。

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

会社経営者やコンサルの人たちに『孫子』が好まれるという話は前々からよく聞いてはいたが、今回最後まで通読してみて、なるほどねえ、確かにこういう本は好かれるだろうなと納得した。それは、兵法書でありながら組織論や戦略論として応用できそうなところが多々あるからである。ただ、ここが中国の古典らしいところで、こ...続きを読むういう時にはこうせよとは書いてあっても、なぜそうなるのか、では具体的にどのように実施すれば良いのかという記述に乏しいので、耳触りの良い標語としてわかった気になるレベルを越えて実際に実務に活用しようと思えば、読む者、実行する者の理解力と思考力、応用力が試されることになろう。

このように、ビジネス書としてもよく読まれる『孫子』であるが本書はやはり兵法書。私は当初、戦うときの算段や兵の動かし方、攻め方、守り方などがガッチガチに書かれているものだと思い込んでいた。つまり、勝つための諸策目白押しだと想像したのである。ところが、実際に読み進めてみると、例えば「凡そ用兵の法は、国を全うすることを上となし、国を破ることはこれに次ぐ。軍を全うするを上と為し、軍を破るはこれに次ぐ(中略)是の故に百戦百勝は善の善なるものに非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。」(謀攻篇)なんて書いてあって、正直に言って拍子抜けした。戦法の本じゃないのか、と。だが、よくよく考えてみると「戦わずして勝つ」とか「勝利の軍はまず勝利を得てから戦争をする」というのは、戦いや生きていく上での奥義であるということに思い当たった。私はかつてあるお寺の高僧の方から、「弓で的を射るとき(すなわち何か目標を立ててそれを達成しようとするとき)、的を狙うから、私(弓の引き手)と的の間に距離ができるの。的に当たってから弓を引けばいいじゃない?そういう境地があるのよ。できてから仕事をするという境地があるの。」と教えていただいたことがあるが、通ずるものがあるように思う。

ビジネスのみならず、生きていく上においても知恵と示唆を与えてくれる本書。これからも折に触れて紐解きたい一冊だ。

最後に。
本書には「兵の情は速を主とす。」(九地篇)、すなわち戦争の実情は迅速が第一だ、スピード勝負だと書いてある。翻って、ロシアとウクライナの戦争は2022年2月24日開戦で、現在(2024.1)で2年弱。いまだに多くの犠牲を生み、当時国もいよいよ疲弊し、ウクライナの背後で甘い蜜を吸おうと目論んだNATO諸国もその甲斐なくむしろ面倒臭くなっている現状、孫子(孫武か孫臏)が生きていたら、下手くそな戦争と言われるに違いない。

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Posted by ブクログ 2023年09月27日

 高校生の頃古文と漢文の勉強を疎かにしていたツケが回ってきた…

 本作はとても有名な兵法書の古典だが、その普遍性が評価されており現代社会でも通用すると言う事だったので読んでみた。地形や火攻めのところなどはそのまま戦い方についてが記されているが、確かに他の部分では普遍性のある内容も多く面白かった。
...続きを読む
 作中もっとも印象に残っているのは次の文。
「善く兵を用うる者は、道を修めて法を保つ。故に能く勝敗の政を為す。」戦争が上手いものは良い政治を行い、ルールを守る。そして思うままに勝敗を決められるようにすると言うことだ。仕事をする上で大切にしたい考え方だと思った。

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Posted by ブクログ 2023年06月23日

敵が利益を求めていれば誘い出せ。敵が混乱していれば敵陣を奪え。敵の備えが充実しているなら防御・回避せよ。敵が怒っていればさらに心を乱れさせよ。敵がこちらを舐めているようなら、さらに油断させよ。敵が休もうとすれば疲れさせよ。敵が団結しているなら、仲たがいを起こさせよ。

味方のスパイに偽りの情報を教え...続きを読む、わざと敵に捕らえさせる。味方のスパイは拷問を受け、偽りの情報を(真実だと思って)敵に知らせる。敵は偽りの情報を真実だと思い込む。▼こちらの情報を得るためにやって来た敵のスパイを、敵よりも多い報酬を与えて転向させ、味方のスパイとして送り返す。▼敵を知り、味方を知れば100度戦っても危険はない。敵を知らず、味方も知らなければ危機に陥る。

こちらの戦略は常に変化させよ。お決まりのパターンは相手に見抜かれて攻略されてしまう。理想の軍は無形の軍である。

通ってはならない道がある。撃ってはならない敵がある。攻めてはならない城がある。奪ってはならない土地がある。受けてはならない主君の命令がある。

敵が攻撃してこないことを期待するな。敵が攻撃したくてもできないような体制を構築せよ。

勝利とは勝って当たり前の戦いに勝つこと。勝利とは劇的なものではない。勝利する将は勝利した後(勝って当然の相手だと判断した上で)、戦う。負ける将は、(勝てるかどうかわからないのに)戦った後、勝利を求める。

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Posted by ブクログ 2023年03月13日

現代にも通じる内容が多々あり、とても良い本だと思います。
色々な物語で引用されるので読んでおきたい一冊です。
あと単純に格好良いです。

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Posted by ブクログ 2022年02月03日

子供の頃にうっすら読んだ気がするのですが、全く覚えてないので、読みました。現代に役立つ部分は少なからずあると感じました。

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Posted by ブクログ 2021年09月02日

中国古典。
非常に示唆に飛んだ1冊。

戦争というのは、強力しないほうがよい。
無血降伏が重要。
優れた将軍は自国の消耗を極端に抑え、
また、敵国についても無用な殺生などはしない。

そのためにも如何に相手を知り、自分を知り、
実情に沿った理解をし、計画を練るか。
計画で成功しなければ実際には成功し...続きを読むない。

計画を疎かにするものへの指摘もある。

情報の重要性、
物事を行うための準備の大事さを学んだ。

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Posted by ブクログ 2021年08月16日

社会人になり、雑談を増やすために読む。
よくよく読むと、色々な著名人が拝借しているのを学びました。

やはり昔からある本は良いです

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Posted by ブクログ 2021年08月09日

孫子の兵法を学びたくて読んだが、戦いだけでなく日常やビジネスに活かせる内容で学びが多い。
以下、印象的な二文。
『混乱は整治から生まれる。おくびょうは勇敢から生まれる。軟弱は剛強から生まれる。』
『およそ戦争の原則としては、高い陵にいる敵を攻めてはならず、丘を背にして攻めてくる敵は迎え撃ってはならず...続きを読む、嶮しい地勢にいる敵には長く対してはならず、偽りの誘いの退却は追いかけてはならず、鋭い気勢の敵兵には攻めかけてはならず、こちらを釣りにくる餌の兵士には食いついてはならず、母国に帰る敵軍はひき止めてはならず、包囲した敵軍には必ず逃げ口をあけておき、進退きわまった敵をあまり追いつめてはならない。』

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年04月17日

名前が全力で独り歩きしがちな、孫子の兵法です。

兵法と聞くと、戦争を知らずに生まれた私の世代含め門外漢のように聞こえますが、その実、兵法書だけではないことが読むとわかります。

勝負の世界。勝ち負けがある領域に当てはめると、孫子(もしくはその子孫の孫臏が書いたとも言われていますが)の言い分が自分の...続きを読む置かれた立場にしっくりと当てはまるのです。

人が勝敗を知るのはいつなのか?
勝つチームと、負けるチームは勝負の前の考え方が違う。
組織がうまく行かない6つのポイントは・・・
兵士と接する時には「  」と接するように扱う。

うーん、なるほど。ビジネスコンサルティングの皆さんが、ドラッガーや、カーネギーと並べて、孫子を引用する理由がわかります。

仕事や生活はある意味、戦争。そう思って読みすすめると、学べることが多い1冊です。

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Posted by ブクログ 2021年02月03日

およそ2500年前の本であるにも関わらず参考になると感じる部分が多く、人間の習性・行動が根本的に変わっていないのだ実感した。

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Posted by ブクログ 2021年01月03日

中国の代表的な戦略本。
戦争以外に示唆を与えてくれるが、もう少し読み込んでみたい。
評価はそれから。

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Posted by ブクログ 2020年11月14日

現代の経営にも通じる、そのまま実験できる考え方も多数。

戦争、正に直接的に生きるか死ぬかの世界から出てきた思考で、本気度が現代社会とは雲泥の差。
現代では会社が潰れたとしても直接死ぬわけではないし、ほぼ再起できてしまうため、本気で考え抜ける人がどこまでいるのか。

だからこそ、その本気度を感じて、...続きを読む今でも語り継がれているのだろうか。

何回も読み返したい。

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Posted by ブクログ 2020年07月17日

2000年以上も前の書物が残っていたということが感慨深い。
時間が経ってから何度か読み直してみるといいのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2023年07月19日

とにかく漢文が難しい。いつかまた読もう。

事前準備、情報収集、予備知識!
いざ戦いとなったら、臨機応変!
とにかく勝てない戦はしないこと!

兵法書ではあるが、好戦的ではないところ、現代に生きる人の人生の教訓にもなりうる内容(普遍性か?)であるところ、とても興味深い。

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Posted by ブクログ 2021年09月23日

1.あらゆる一流ビジネスマンがこの本から学んでいることが気になったので、読むことにしました。

2.この本は原文、読み下し文、現代語訳の3段階構成に分かれています。かつて、中国にいた武将の戦争への思想が書かれています。
この本は兵法と書かれていますが、いかにして無駄に戦わないかを述べています。
例え...続きを読むば、戦争を長期化させることは無意味であったり、相手の意表を突くために自分たちのなすべき策を講じたりしています。

3.難しい部分があったので、全て理解できなかったという点で星3つにしました。
また、これを完璧に理解できるならそりゃ一流になれるわ(笑)とも思いました。人間の心理を徹底的に考え、国を安定させるとともに敵軍を討つということがどれだけ難しいことなのかが読んでいて伝わりました。
これを現代に置き換えると、企業であったり、家庭であったりに置き換えることができるのだろうなとも思いました。
ただ、自分には、置き換えられるだけの実力はなく、まだ読むには早いと感じました。

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Posted by ブクログ 2021年06月20日

教養の為に読んどいた

昔の戦争の必勝法。
現代にも通じるところがあった。

戦は戦う前から勝敗がある程度決まってて
敵と味方の情報、環境、コンディションを見極めてタイミングを見計らって挑むべしって話。

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Posted by ブクログ 2021年01月17日

孫子の戦術を学び、仕事に生かしたいと思い購入。

1回読んだだけでは咀嚼しきれない部分が多く、何回も読むことで理解が深まると感じる。

最初に結論を述べ(ポイントは何点で〜)、その後に詳細が記載されているで読みやすい。

「戦争は極力しないことが望ましい」という点が書かれているのも興味深かった。いか...続きを読むに戦わずして勝つか、兵力を損なわずに戦うか、当時からこのように体系立てて戦略が練られていることに感銘を受けたと同時に、現代でも通ずる点(戦場:ビジネス環境を理解することと、戦略: 環境に適した自軍の振る舞い方を取ること)があると感じた。

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Posted by ブクログ 2020年09月15日

いかに効率的に目標を達成するか。
そのために戦術を駆使する。

必ず勝つためには、五つのことを頭に置いておかねばならない。
一つ目は、目標に向かって努力するタイミングをわかっておくということ。組織にとって今必要なことなのかどうか。
二つ目は、組織全体と小集団の使い方を知っておくということ。
三つ目は...続きを読む、組織全体も個人も上下すべての人々が同じ目標を目指すということ。
四つ目は、こちらは準備を万端にしたうえで、目標や相手に当たっていくということ。
五つ目は、有能な指揮官に、トップが口出しをしなければ目標達成できるということ。
つまりは、相手のことをよく知って、自分のことも良く知っておけば必ず目標は達成できる。
自分のことはわかるが相手のことはわからないというのであれば、必勝とはならず、さらに自分のことも相手のこともわからないというのでは、常に負ける危険がある。
また、相手のことを熟知するが、こちらの手の内を見せないことが相手の裏をかけるポイントになる。

するどい洞察力、分析力、情報把握能力、何をどれだけ投入するか適切に判断できる能力を備え、トップが間違っているときは毅然と命令に従わない。

部下を大事にする。
甘やかすのではない、相手が間違っているときは叱らなければ、相手は子供のようにらなってしまう。

感情的に行動しない。冷静な判断をする。

敵対するものを引き入れる。

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