【感想・ネタバレ】豊臣秀長のレビュー

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Posted by ブクログ

司馬遼太郎、堺屋太一と読み、三作目の豊臣秀長。どれも良かったが一番詳しいエピソード構成だったように思う。九州島津征伐の逸話は別所何チャラとか云う古文献からの話しらしく、他では出てこなかった読み応えのある秀長の武勇伝だった。あとがきの説明も良かった。

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2012年01月10日

Posted by ブクログ

堺屋太一著の『豊臣秀長―ある補佐役の生涯』は「生涯」と書きつつも賤ヶ岳の合戦あたりで話が終わってしまいます。その点、本書は秀長の晩年まで書いた貴重な本です。その代わり志木沢郁著『豊臣秀長』は浅井攻めから始まるので、前半生が抜け落ちています。なので堺屋太一の著作を読んでから志木沢郁の著作を読むのが良いです。ただし、秀吉の前半生の墨俣城築城などは正史に書かれていないので捏造された可能性が高く、どちらかを読むとすると志木沢郁の著作を読むのが良いと思います。

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2009年12月03日

Posted by ブクログ

両兵衛とコンビで行動している場面が新鮮でした。
秀吉との主従&兄弟の関係が、妙に割り切れなくて切ないです。

主の為の働きは、努力や苦労に含まない。やらなきゃいけないことだからやるまでだ、みたいな。
両極の立場の一方を支持しない、批難しない。多角的視野の持ち主。締めどころがよく解ってる。

感服しました、人柄に。
こういう所属長が欲しいですね。所長との間に入ってくれるような!!

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2009年10月04日

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おもしろいです。
でも、ほんと、目立たないいいひとだなぁ、。

なんかいきなり、お兄ちゃんが家を出て行っちゃって。
がんばって、家計を支えていたら、出て行った兄がもどってきて、
「俺といっしょに来い!」と、連れて行かれちゃって、
気付いたら、ひとりで城の守りをさせられていたり…
とかなんとか、秀吉!もっと優しくしてやれよ…!と、思わなくもなかったですが。

三成と清正らの間に立ってくれたり、かげでいろいろさせてたり、
縁の下の力持ち。って、こういうひとなんだな…、と。

この人が生きていたら、朝鮮出兵は、なかったのかもしれない。

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2009年10月16日

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ひきつづき戦国布教されてます。

秀長?だれですか?という程度の初心者のわたしが読みはじめてすぐ夢中になって読み終えました。人柄の魅力ってすばらしい。
半兵衛も気になる存在になりました。

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2014年07月25日

Posted by ブクログ

全体を通して秀長が良いひと過ぎて泣ける・・・。このひとは本当に豊臣家にとって大きな柱だったんだろうなぁ・・・。


一番笑ったのは秀長が半兵衛の死後、心の中で語りかけるシーンが何回かあるのですが、
田上山の砦の防戦の際、ご飯を食べている半兵衛に語りかける秀長には吹きました。
この緊迫した場面でなぜそこをチョイスする秀長・・・!笑

前述から分かるとおり、秀長主人公の小説ですが、半兵衛もかなり登場してきます。
序盤から「状貌夫人の如し」とか形容されるしな半兵衛!ちょっと皮肉屋な所もイイヨイイヨー。
一番最初に読んだ戦国小説も、このふたりが仲良しだったので嬉しかったです。

あと当たり前のように秀吉が可愛い。きゃっきゃっと笑うわはしゃぐわ、秀長に死亡フラグが立った途端、「秀長死んじゃやだ!」と騒ぐわ、しまいには「秀長の隣で寝る!」とか言い出すわなにこの関白おじいちゃん可愛い。
いくつになっても、どんな関係になっても、秀吉と秀長は兄弟で、秀長はサポート役に徹して、
そんな秀長に秀吉はずいぶん救われていたんだろうと、全編を通して伝わってきます。


とにもかくにも、秀長がもっと好きになりました!いい弟さんだー。

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2012年02月05日

Posted by ブクログ

太閤秀吉の弟で大和大納言豊臣秀長を扱った文庫本。
秀長を題材にした小説はとても少ないので貴重です。
内容も秀長の人柄をうまく表せていていいと思います。
最後まで秀吉を立てて、そして散っていった武将の生涯です。

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2009年10月13日

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も、かわゆいです秀長様…!!
高虎も出ているので大和郡山主従も満喫^^^
だがそれ以上に竹中半兵衛が秀長様を「合格」って値踏みしているのにもだえました。
うおおおお……!!

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2009年10月04日

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紀伊・大和中心に100万石もの大領を有し大和大納言と称された豊臣秀吉の弟・秀長。
乱世にあって秀吉の片腕として無私を貫き文武両面で活躍し天下統一に貢献。
秀吉に諫言できる唯一の人物として豊臣政権の要とも評される男の生涯を描く。

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2016年11月13日

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秀吉の天下取りを蔭で支えた人物として、話しもおもしろく、ストーリーもわかりやすかったが、いまいち抑揚に欠け、話しがサラサラっと流れていく感じがし、私にはあまり印象に残りませんでした。

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2012年12月30日

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秀長は兄の秀吉を支えた名補佐役である。この小説は近江攻略からその死の前年までを描いているが、いかに秀長の力が大きかったのかがよく描かれている。

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2011年09月19日

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