【感想・ネタバレ】カラスの親指 by rule of CROW’s thumbのレビュー

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やっぱり大好き、道尾秀介さん。終盤に近づくにつれて、勢いを増す物語。真実に近づく緊張。これだからミステリは、やめられない。どうなってしまうのか、楽しくて、頁を捲る。
今回もアナグラムが仕掛けられていたり、全体を通してのトリックと、鳥の英単語をたくさん知れました。とても、楽しんで読めました。

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2024年05月08日

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めちゃくちゃ面白かったです
カラスの親指というタイトルの伏線回収も好きだし登場人物も個性あって良い
最後は騙されたけど優しい気持ちになりました

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2024年04月24日

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道尾秀介さんの作品を読むのはこれが初だったけど、文章の構成が分かりやすく、いい意味でクセが強くなく、とても読みやすかった。


因縁の組織にペテンで復讐する場面から、「騙された!」の連続だった。

貫太郎が計画外のことをした…→ずっと上の空だった描写があったし、貫太郎実はアッチ側の人間!?というミスリード、
計画は成功した…と見せかけて最後にヒグチが出てくるシーン、
ずっとハラハラドキドキしながら、「え?ん!?」しか言葉が出てこなかった。

そして最終的には、ペテンを仕掛けられていたのは最初から武沢の方だった、というオチ。
その大どんでん返しが不快でなく、むしろ読後感がすっきりだったのは、ペテンの理由が理由だったからかな。じーんとした。

最終的に伏線が綺麗に回収されていくのが良かった。

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2024年04月13日

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面白すぎて一気読みしてしまった作品だった。

詐欺をしてお金を得ている二人組のタケさんとテツさん。
そして不思議な縁で一人の少女まひろと出会う。
そこから同居人は五人と一匹に増える。
各々の過去が絡み合い読書中はドキドキしっぱなし。
特に最後のどでかい仕掛けは頭を抱え2度読んでも心を落ち着かせるのに足りなかった。

道尾秀介先生の作品は向日葵の咲かない夏」しか読んだことがなく、作風が全然違っていたので正直舐めて読みかかっていたら、圧倒的仕掛けとストーリでボコボコにされた。
これはまさに万人におすすめできる作品だと感じた。

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2024年04月01日

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 気持ち良く騙された。まさか物事の発端から結末まで数珠繋ぎに繋がっているとは思わなかった。作中に出てくるマジックと詐欺の違いや親指はお父さん指云々くだり、そして様々な伏線を鮮やかに回収していくのが素晴らしかった。「テツさんは亡くなってしまったけど、タケさんたち四人には幸せになってほしい。」と心から思った。

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2024年03月14日

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Audibleで以前に聴いていたのを思い出した。
トサカ(猫)が殺された時は、猫好きとしては1番そういうのが苦手なので、途中でやめようかと思ったけど、その部分を飛ばして進めた。
結果、最後まで聴いて本当に良かった!
どんでん返しが見事でスッキリしてとても面白かった。トサカも無事で良かったー!
もう一度今度は本で読みたい。

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2024年02月28日

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小学生の頃、この著者の「向日葵の咲かない夏」を読んで、途中で気持ち悪くなって読むのをやめたという記憶がぼんやりとあり、それ以来どこか潜在的にこの著者の作品を避けていた。
26歳になって、この本を読んで驚いた。どんでん返しが最高に気持ちよかった。
心の成長した今なら、「向日葵の咲かない夏」も楽しめるはず、と思い購入した。

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2024年02月14日

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既読の方々が絶賛しているのを何度も見てきたのでものすごく期待値が高い状態で読みました。一件落着したところで、またひっくり返る、そうきたか〜と驚かされました。詐欺師が活躍するところが描かれるのだけど、最後には「詐欺師は人間の屑だ」と言い切るシーンが意外でした。またこのメンバーに会いたいので続編も読んでしまいそう。

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2024年03月18日

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不遇な人生を歩んで来た人たちがヤクザに立ち向かっていく話、ハラハラドキドキ、かと思いきやのラストが心温まるし、本当にすべて解決しているところにまとめ方の上手さを強く感じた。

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2024年02月06日

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会社の先輩に貸してもらって読み始めた作品。
どんでん返し、と聞くと身構えながら読んでしまうため、テツさんが最初からそもそも怪しかったり、鍵修理屋としての出会い方や劇団、トサカ、アナグラム、全てに引っ掛かりを覚えて、最後の結末を読んでもあまり驚きはなかったので残念。自分が捻くれているだけだけど…。
もタイトル『カラスの親指』は詐欺師と父の顔を持つテツさんを表してるんだなと知った時は心がじーんとした。

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2024年05月06日

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以前『向日葵の咲かない夏』を読んで、道尾秀介先生苦手かも...と思っていたけど、ミステリー界隈だと道尾先生の作品が好きな方が多くて、もう一作くらい読んだ方がいいかもしれないと思って手に取ってみた本作。
ガラリとイメージが変わった!『向日葵の〜』の後味の悪さや不気味さ(=私が苦手だった部分)は、綺麗さっぱりなくて、どんでん返しの鮮やかなところだけを残したような爽やかさすら感じる作品だった!
ただ、詐欺師が主人公であり共感しづらく前半は少し退屈だった。後半のどんでん返しの部分は楽しく読めて良かった。

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2024年03月09日

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