【感想・ネタバレ】カエルの小指 a murder of crowsのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

また面白い作家さんを見つけてしまった。
他の作品も読みたくなった。
カラスの親指に続き、気持ちよく騙された。
騙されてるのに気持ち良いと言うのも変だけど、登場人物の誰も傷付かず、でも騙してやった感もちゃんとあり、みんな騙されてるのに最後まで気付かない。
幸せな詐欺もあるもんだな。

0
2024年02月26日

Posted by ブクログ

 カラスの親指の続編。年を重ねたお馴染みの登場人物達に新しいメンバーが加わり、親しみ深い設定が楽しかった。

 最後の最後まで騙され続け、物語に飽きることが全くない。著者の才能に圧倒された。

 最初のページが、なくてはならないものだと思う。感慨深い。

 新メンバーのテツ君が可愛いかった。

 2冊続けて読むと楽しさが倍増する気がした。

0
2024年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

欺し欺され。誰が欺して、誰が欺されいるのか、よく解らない状況になるぐらいのペテンの仕掛けあいでした。
一つのペテンの上をいくペテン。そのペテンの更に上をいくペテン。そんな感じのどんでん返しにつぐどんでん返しが楽しかった。

タケさんが勇んでペテンを仕掛けると意気込んでいたけど、キョウちゃんの方が上手だったような気がします。まだ中学2年生なのに。
それとテツくんが有能過ぎでビビる。まだ小学生・・・。
キョウちゃん、テツくんの設定はちょっとやり過ぎ感がありましたが、とくにテツくんはナイスキャラだったと思います。
タケさんは、やっぱり詐欺師としてはちょっと鈍くさいけど温かみのある人でした。だからみんなが協力をしてくれたんだなぁ、と納得でした。

こういう犯罪系?の小説にはめずらしく、ほっこり温かいエンディングでした。

面白かったです。

が、前作の「カラスの親指」の続編ということですが、前作のことをあまり憶えてなくて・・・。未読の人は「カラスの親指」を読んでからこちらの「カエルの小指」を読んだ方がより楽しめると思います。

0
2024年01月05日

Posted by ブクログ

前作ほどの驚きはなかったけど、今回も騙され続けた!
そしてやっぱおもしろい!

何年か後にまた読み返したいな。

0
2023年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、カラスの親指の登場人物が皆個性的で大好きだったのでまたその続きを読めることが素直に嬉しかった。
個人的には佳境のまさかの展開は前作よりも驚かされ、そのエピソードの数も多かったように感じる。
今回感情移入した登場人物はキョウで、少女の強い決意の裏にある健気で痛々しいまでの心情や行動に胸を打たれた
中でもキョウが1人で泣いているシーンは印象深かった。
最後は前作同様、救われる内容で温かい気持ちで読み終えることができた。
叶うならさらなる続編が見たい、またこの登場人物達に会いたい、という気持ちもあるが、やはりそれよりも、この素晴らしいラストで締めくくるのがベストだと感じられる良い作品だったと思う。

0
2023年06月27日

Posted by ブクログ

「カラスの親指」の続編!
作者が、「登場人物たちにまた会いたくなったから」が続編作る動機だけあって、ええ感じに仕上がってます!

今は、実演販売士として生きてるタケさん。確かに、前職が生きるかも?
人を騙す!いやいや、商品の魅力を分かって貰う職業やな(^◇^;)

そこに、過去に母親を助けた縁のある娘が転がり込んで…
この辺は、前を彷彿させてええ感じ。
話を聞いて、更に自身も被害を受け、怒りに震え、大きな仕掛けを!

前作で、活躍した人らも、今も仲良しで、協力!
しかし、テツくん、小学生で、そのITを駆使する力量凄い!
もう、何をするにしても、その辺の知識は必要やねんな。

相変わらず、どんでん返しは、あるんやけど、ちょっと若い子、凄過ぎんのとちゃうの?
あの〜でも〜いくら、優秀な頭脳でも、そちら方面で生かさんように、大人たちは教えて欲しいです…
でも、教えてくれるかな…微妙な気が…

これが、ハッピーなんか分からんけど、後ろ向いてないから、ええか!

世界征服とか、政権倒すとか、そういう大きな感じでないのが、身近に感じでええわ!
まっ!こんな大仕掛けも身近にないけどね!

0
2023年06月25日

Posted by ブクログ

 前作「カラスの親指」は記憶の遥か彼方に飛んでいってしまい、思い出す事が難しかったが、作品中に出てくる「思い出」を通し、少しずつだがあらすじを呼び起こす事ができた。前作発売からの時間もだいぶ経っているが、続けて読めばきっと道尾秀介の作品の中でもドラマとしての成り立ち、構成がずば抜けていると感じるシリーズだと思った。
 前作のペテンは余りにも壮大であったため、面白くはあったが腑に落ちない点もあった。しかし今作では前作のトリックがあったからこそ成り立つ部分があり、それがあるからこそ前作を再び読みたい、評価し直したいとおもえる、衝撃的なストーリー構成だ。
 竹夫や他の登場人物達も際立っており懐かしく感じたが、テツに至っては新キャラなのに有能すぎて(笑)
 物語自体、詐欺にあった母親の仇打ちの様な流れで、このまま進んでも面白そうだが、ドンデン返しを幾つか仕込んでおり、しかも設置や回収が上手い為、騙されたというよりも、賛辞を送りたくなる様な(面白い手品を見ている様な)印象だ。
 最近、別作品にて、どんでん返しをしすぎて中身がぶちまけられとっ散らかってしまった作品を読んだが(これはこれで面白いが(笑))筆者の、作品のバランスを崩さない絶妙な着地点を用意する能力は本当に凄い。普通なんて事は絶対に有り得ないし、色々な奇想を凝らしてのものなので、離れられなくなってします。
 タイトルにもなっている、カエルとおたまじゃくしの逸話がこの作品の本質であり、見事だと思う。

0
2023年06月18日

Posted by ブクログ

『カラスの親指』の続編。
またまた騙し騙されの世界観に頭の中がグルグル掻き回されました。詐欺というと黒い・暗いイメージですが、これはテンポがよくてなぜか温かい空気感。このシリーズは万人にオススメしたい!

0
2024年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

詐欺とマジック。
詐欺は相手が騙されたことを気づいたらダメだが、マジックは騙されたことに気づいていないとダメ。

終盤のどんでん返しには驚かされた。
最後はハッピーエンドで終わるが、若干の物足りなさがあったので⭐️4とした。

0
2024年02月06日

Posted by ブクログ

どうせ騙されてるんだろうなの気持ちで読んでたけど、思っていた以上に騙されていた。

騙され具合は前作以上だけどそれほどスカッとするタイプでもなくあまり腑に落ちない感じだった。
ストーリーの盛り上がりも少なく感じたし、前作程のインパクトはなかった。

前作の完成度のせいで期待値が上がってしまっていた。

☆3.5

0
2024年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作同様楽しめた。どんでん返しのインパクトは前作よりは少なかったけど、その分テンポは今作のが良く、サクサク読めた。
案の定ミスリードに騙され、二転三転する状況にコロコロ転がされてしまった。
相変わらず魅力溢れるキャラクターたち。主人公は詐欺してるおじさんなのに、何でこんなに愛着が沸くのか?w
今回新たに加わったテツはおじいちゃん譲りの大活躍で、じんわり胸が熱くなった。テツは自分のルーツを不思議がっていたけど、今回の件でうっすら勘付いたんじゃないかなぁ…
テツさんが結んだ縁がここにきてまひろもすくってるのも良かった。

やっぱり道尾さんのこのシリーズ好きだなぁ。もっとタケさんたちの活躍が見たい。カラスは悪いことだけどw

0
2023年11月20日

Posted by ブクログ

『カラスの親指』の続編となる『カエルの小指』
引き継ぎの主要人物である武沢竹夫、まひろとやひろ、貫太郎に加え、キョウという中2女子が新たな物語の主人公となる。
前作との繋がりを色濃く残した作品となっている為、未読の方は是非『カラスの親指』から読まれることをオススメしたい。

さて、詐欺師から足を洗い実演販売の仕事で生計を立てる道を選んだ武沢竹夫。彼の前に突然現れたキョウ。あまりに不遇で、厳しい現実を生きなければならない彼女のために、武沢はかつての仲間を集結し大仕掛けな計画を立てるのだが・・・

前作のような疾走感や臨場感については物足りなさを感じだが、仲間との絆が深まっていて心温まる作品だった。詐欺のお話なんだけど、どうにも武沢率いるメンバーに肩入れして読んでしまう。時々危なっかしくて、だけどいつも仲間思いで、妙に律儀で情が深かったりして・・・
真っ当な道で生きて行く為に、みなで力を合わせて行く様子が痛々しくてエールを送らずにはいられなかった。

今回も前作同様に複数のトラップが仕掛けられていたが、比較的気付きやすい内容になっていた。終盤のどんでん返しのどんでん返しまで、迷子にならない様に気を付けて読み進めると、より納得感が得られやすい。意図的に読み手が違和感を感じる様に工夫されているのだろう。これは上手な描き方だなぁと思った。

一方、小6のテツと中2のキョウの天才ぶりは、キャラや設定年齢とのギャップが大き過ぎてやや入り込めない感じがあった。その遺伝子はどこから?天性なのか?笑
また、ナガミネマサト本人に対する詐欺がスムーズに進行し過ぎて拍子抜けしてしまった。詐欺グループの代表相手ならば、この場面はもう一悶着あって欲しかった。

それと密かに語られていた、まひろの恋心の行方が気になるところだが、物語の軸からブレる為かここは深追いされなかった。更にラストの纏まり方も、キレイ過ぎて違和感があったが、このシリーズの特徴でもあるので道尾俊介さんの意図する所なのだろう。

『カラスの親指』超えはなかったものの、読後は穏やかな爽快感を感じられる作品だった。

0
2023年11月08日

Posted by ブクログ

おもしろいです。とくに小説に出てくる小中学生が凄かったです。テツさんスゴすぎ。逆にタケさんの詐欺下手にドキドキします。
 前作では女性が不幸になったので、今回はよい方向に進むことを祈ります。

0
2023年11月03日

Posted by ブクログ

ある中学生の悲しい悔しい思いを救ってあげるために、大ペテンを働いたあのメンバーが再集結!騙し、騙され、騙し、騙され、結局は誰が誰に騙されてるの?展開がコロコロ変わって気をつけないと分からんなってく
相変わらずこのシリーズは最後は何やってたんだろ?ってキレイないい話になるのが違和感あるが、まあまあ面白かった。
よくよく考え振り返ると泥棒に入って900万以上盗んだ詐欺というより泥棒。
何よりも叶とテツの中学生の頭脳とスキルが桁違い。こんなスーパー中学生はいないいない。缶詰で合鍵作る?

0
2023年09月02日

Posted by ブクログ

前作の登場人物の続きが見れて嬉しかった。
みんな思いやりがあり、賢く強い。さらに続編が欲しくなるキャラばかり。

今回も「久々に派手なペテン仕掛けるぞ」の言葉にまた騙されたが、ほっこりできるラストで後味スッキリでした。

0
2023年08月24日

Posted by ブクログ

カラスの親指を読んだのはいつだったかな

久しぶりのタケ!!
ていうか、もう阿部寛!!! すき!!!
(映像化は阿部寛さんが演じておられました)

さすがの道尾秀介さんです。
大どんでん返しって最後にひっくり返るけど
ひっくり返って
でも、またさらにひっくり返って…ええええ…!!

でも散らかしてない、ちゃんといろいろときっちり回収してる。

やひろちゃんとかまひろちゃんとかお久しぶり!
キョウやテツが賢すぎて、ちょっと出来過ぎな感じもしたけど

見事な詐欺を見させられるだけじゃなくて、それぞれの思いとか
感情的な部分とか
いろんな大好きな作家さんいるけど
道尾さんの表現方法が一番好きだなって気づいた作品。
そうだ、タケは実は優しい人だった涙

でも、カラス読んだときってもっと興奮した気がする…ので
★4とさせていただきました。

近々、またカラス読も!
阿部ひろ…いや、武沢さん好き♡(笑)

抜粋「人間は、どこから来たのかじゃなくて、どこへ行くのかが大事だ」
素晴らしい言葉です!

0
2023年08月09日

Posted by ブクログ

前作「カラスの親指」は本当に綺麗に気持ちよく騙されて素晴らしい形で終わったので、続編って大丈夫かなと思ってました。。
前半がちょっと大人しめで若干長いな…と思ってしまいました。前作からの人達の活躍をもう少し見たかったなというところですね。
中盤以降はグイグイ引っ張られ、あれやこれやで騙し騙されな展開でした。
でもやっぱり前作からの人達を…未消化な部分もあり、その辺りもっと欲しかったです。期待値高過ぎると…ってやつですね(どこかの小説で見ました。)

それでも綺麗に騙されて、すごいなぁと感心するばかりでした。

0
2023年07月28日

Posted by ブクログ

同著者の「カラスの親指」の続編です。
前作「カラスの親指」ではホントに騙されどんでん返しをくらって愉快になりました。
今回は騙されないぞ、気づいてやるぞの意気込みで注意しつつ読み進めたものの、やはり結果は騙されて、悔し嬉しで結局、今回もとても面白かった。



0
2023年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カラスの親指の続編。いやー、よかった。

まずシンプルに以前の登場キャラにまた会えて嬉しい!そして心の温かくなるどんでん返し。

今回はちゃんとした敵がいたけど、敵に重点を置く表現はなくて、あくまでも武沢たちが中心の物語。
もうちょっとバチバチ戦う感じでも面白いのかなと思ったけど、これくらいがほっこり読めていいかもとも思いました。

0
2023年07月10日

Posted by ブクログ

タケさんはじめ、カラスの親指のメンバーが帰ってきた!
ニューフェイスの子供達がとっても優秀。あまりに不憫な人生を歩むキョウを軸に、今回もキレイに騙し騙され楽しめました

0
2023年07月03日

匿名

購入済み

2作目も面白かったです!
誰が嘘で誰がホントか考えながら
一気読みしてしまいました。
まさかのあの人も?!と、今回も驚きいっぱいでした。

0
2023年06月23日

Posted by ブクログ

作者が「またこの登場人物に会いたくなった」と言って書いた小説だから、前作を気に入った私は愛を十分に感じて楽しめた

期待を裏切らない欺き連発。
ヨビノリたくみ 好きなので引きづられてる感は否めないが、色んな人に勧められる小説かと

0
2023年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「カラスの親指」を読んだ後に読んで欲しい作品。
読んでなくてもどうにかなるけど
テツの才能がどこからきたのか。
大事な時に行くのは誰のお墓なのか。
知っているとすんなり読める。


キョウが抱える問題をみんなで解決するべく動く話。
ちょっとしか知らない女性の子どものために
果たしてここまで出来るのか
タケさんの頼みだからといって
ここまで動けるのか。
その辺はちょっと無理矢理な設定だけど
信頼関係が計り知れないほどあるのかな。



今回も騙され、騙されって感じだった。
物騒で暗くて重い過去の持ち主ばかりだけど
最後がハッピーというか前向きに終わるのがいい。

人はどこから来たのかではなく、どこへ行くのかが大事。

0
2023年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タケさん、まひろ、やひろ、貫太郎にまた会えたことが嬉しかったのに加えて、本作からのキャラのテツとキョウもすごく魅力的なキャラクターだった。
物語の展開も、前回よりハラハラ感は減ったかもしれないが、どこか納得のいかないモヤモヤ感が、事実が明らかになっていくごとに徐々に晴らされていく感覚が気持ちよかった
最後の最後まで種明かしが詰まっていて最高だった。
ヨビノリたくみさんの解説も重さがちょうど良くて共感できて良かった。

0
2023年04月15日

Posted by ブクログ

「カラスの親指」の続編!
しかし、それを読んだのは9年前!
すみません。登場人物はすべて忘れていました。
これ、前作から続けて読まないといけません。
ちょっと失敗!

本作では、詐欺師から足を洗って実演販売で生きていた武沢のもとに、転がり込んできた中学生のキョウ。
キョウの母親も詐欺被害にあい、建物の3階から身投げ。父親もいないキョウから「お願い事」されたタケは昔の仲間たちと再び大きな詐欺を仕掛けます。

詐欺には詐欺を..
ハラハラドキドキの展開です。

そして、いよいよ最後の最後で、明かされる事件の真相。
そう来たか!
ってものの見事に騙されていて、すっきりです。

途中、そんなことできないだろうとか、いろいろ無理な設定ありますが、そこはエンターテイメントとして楽しめました。

ということで、前作から続けて読むことを「強く」お勧めします(笑)

0
2024年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作が面白かったので、人間関係図が頭に残っているうちに読もうと思っていました。

どんでん返しに次ぐどんでん返し。仕掛けにはほとんど気付くことが出来ませんでした‥。この点は凄かった。

ただキョウさんとの関係性に焦点があたった分、元メンバーの描写が中途半端だったかな。ただ出てきただけみたいな‥はいいすぎか。

イマイチ躍動感を感じないまま、万事ハッピーエンドになってしまった感じで、読後感がチョイ薄でした。

0
2024年04月18日

Posted by ブクログ

前作と比べてしまうと躍動感のようなものが少し足りない気がした。ただ基本的にタケさんは凄く良い人、元詐欺師だけれど。

0
2024年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」
今回も、武沢が仲間とともに騙すが、前作同様騙されもする。キョウの思いの強さ行動力、ドキドキしながら読む。貫太郎、やひろの息子、テツの行動力も。

0
2023年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カラス、向日葵に続く3読目だが、道尾さんの作品は独特な雰囲気がある。どこまで武沢が騙して、どこから武沢も騙されて、そしてどんな結末が待っているのか。回収しきれなかった伏線もいくつかあり、特にキョウが偽の父親として見せた男の詐欺師を思わせる独特な目は必要だったのか謎。未知子さんがいつかなぞなぞに答えられる日がきてほしい。

0
2023年12月03日

Posted by ブクログ

「カラスの親指」の続編。
途中までは、武沢たちにも欺され、そう言うことなのか、と思っていたら、キョウにも欺されていた!そして、最後にも意外なことが隠されていて。。
帯に書かれていた【最高のラスト】とはこういうことだったのか。最高と言って良いのか、、でも武沢のように『全力で信じ』てみても良いのかもしれないな。

0
2023年10月20日

Posted by ブクログ

ひっくりカエル終幕 - 道尾秀介「カエルの小指」★★★☆☆

しまった。前作を見直してから読めばよかった。映画は面白かった記憶だけの状態だったので、面々のひととなりがわかりにくかった。映画だけでも観てから読むことを強くおすすめします。
二転三転する展開で面白くて、終盤のたたみ方は怒涛でコーフンしてしまう。
下記は初めて知ったけど面白い表現だな、・カラスの群れは英語で「a murder of crows」(殺人者)
・ライオンの群れは「a pride of lions」(誇り)
・キリンの群れは「a tower of giraffes」(塔)

#引用
・人の感情はこんなに短い言葉で説明できるものではない。それを「わかった」と思いこんでしまうから、多くの間違いが始まる。
・人間、不平等にはそこそこ耐えられるかもしれない。しかし不公平には耐えられない。
・人間、どこから来たかではなく、どこへ行くのかが大事だ。

0
2023年10月27日

「小説」ランキング