【感想・ネタバレ】天は赤い河のほとり 24のレビュー

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天は~24

2021年07月23日

   勝った🎵
        勝った🎵 
      
             勝った🎵

   エジプトに勝った🎵

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購入済み

24巻。

2020年01月20日

猫好きで知られる?著者の篠原さんですが、表紙にカイルと居るのは飼い猫で首輪の文字はその子のお名前が刻んである…と何処かでご本人が書いていらっしゃいました…と本編には全く関係のない豆知識?です(笑)。この巻は主にヒッタイトvsエジプト、合わせてカイルvsラムセス。皇帝と将軍が戦争とは別に喧嘩を始めて行...続きを読む方不明になってしまったので(笑)、ヒッタイト帝国側の総指揮はユーリに託されます(彼女はまだ10代の女の子なんだよねぇ?…と思いつつ)。それが結局は正妃として周りに認められる確固とした基盤になり、本来なら身分的に直接対決など出来ない2人(カイルとラムセス)を戦わせてあげる事も出来た辺り、上手いなぁと思います。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

現代の主人公が古代へある用件のためタイムスリップさせられる。
その用件とは、自分の息子を皇子にしたい王妃が自分の皇子以外の王位継承者を呪い殺す生贄のためだったのだ。
さてさて、このまま呪いの生贄にされちゃうの??

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Posted by ブクログ 2015年07月25日

古代ヒッタイト王国を舞台にした歴史恋愛ドラマ。全28巻。
何故1巻や28巻でなく24巻を表示したかといえば、単にラムセスが表紙の巻だから、というだけ。アビシニアン(エジプトの猫といったらコレよね〜。柄はなかったように思うけど、ま、いっか)も描かれていて可愛いし。


20世紀の普通の中学生、鈴木夕...続きを読む梨ちゃん。お勉強はからきしダメだけど体育はバツグン。仲良しの氷室くんと恋人同士になって初デートの時にいきなり、古代ヒッタイトへ連れてこられてしまう。
我が息子を次の皇帝にするべく、他の皇子たちを亡き者にするための呪いの人形(ひとがた)にされるためであった。
そこを第3皇子のカイルに救われ、成り行き上彼の側室としてヒッタイトで生きるユーリ。
暁の明星が上り、泉に水が満ちる時に、日本に返してもらうという約束を結んでいるが、その間もナキア皇妃の妨害が激しく、カイルが赴く戦場へもついていくことになる。
そこで戦いを決める働き(偶然ともいう)をしたため、「戦いの女神、イシュタル」と呼ばれ始めるところから、物語は大きく動き出す。

いつの間にかカイルを愛するようになり、それを忘れるために日本へ帰りたいと願うユーリ。
いつか皇帝になったとき、自分の横にいる皇妃に高い理想を求め、その理想をユーリに見出すカイル。
自分の側にいて欲しい、だけど生きる時代が違う。そんな葛藤が二人の間をぎこちなくさせたり遠ざけたり近づけたり。

カイルが皇帝になるためのお話ではなく、あくまでもユーリが皇妃になることが物語の基本。
さりげなく史実をまじえながら、歴史フィクションとしても楽しめる。ザナンザ皇子のくだりは史実を知っていたので結末が分かったが、それでもかなり悲しかった。

よく似たお話の「王家の紋章」のキャロルのように「現代の知識をここに持ってきてはいけない!」というような葛藤はユーリには全くなし(笑)。だってキャロルみたいに石油の燃やし方とか水のろ過の仕方とか知らないから。
ユーリはひたすら、自身の素直な感情と運動能力と人柄でヒッタイトの人たちに愛されていきます。

とはいえ基本はユーリを中心とした恋愛ドラマ。カイル、ザナンザのふたりの皇子、エジプトのラムセス将軍といった「いい男」ぞろいで、そのあたりは「王家」より読み応えがあります(笑)。

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