感情タグBEST3
チズ
チズの狂いはえぐいものだが、受けてきた仕打ちと年齢と背負ったものを考えると妥当と思える。原作は先生が救い用のない人間だと思えてくる。アニメ版でカンジやダイチと同じくらい大人っぽいと思っていたモジは、やはりそのままのようだ。
胸は痛いがクリアなものが残る
少年少女が、望んだわけでもないのにすべての命の責任を負わされて、それぞれの葛藤を乗り越えながら向き合う。
一人一人のストーリーに胸が痛くなるけど、なんだろう、読み終えたとき必ず、温かな気持ちやクリアなものが残るんだよね…
マンガワンで今更知って、一気読みして、どうしても繰り返し読みたくて結局購入。
今の自分の生き方も省みてしまう。深い。
いろんな伏線が細かく貼られていて、その回収も見事。
この作者さん、すごい。
なるたるも読みたくなってきた。
Posted by ブクログ
千鶴の家族のエピソードは、千鶴の姉への気持ちの描写が足りないから付け足したのかしら。姉のために世界を守る、一応辻褄あったかな。
門司のエピソードは…切ない。互いが互いを思い過ぎる故に生まれる少しのすれ違い。決してハッピーエンドじゃない。でも、せめてナギとツバサが、門司を忘れずに生きていってくれれば、救われるなぁと。
Posted by ブクログ
なんとなく画像は四巻ですが、ちゃんと一巻から読んでます。
少年少女のなんともいえないエロさと純情さを書かせたら、鬼頭さんの右にでるものはいないと私は私は思う。
この不安定な、残酷さと純粋さは堪らない。
この世界に私がいたら、どうするだろうと思うと、終わりが見えない作品。
Posted by ブクログ
何事もなく生きている間は、ヒトはそれぞれそれなりに”いいひと”ぶって生きられる。
死ぬ事が目の前に約束されてしまったときが分かれ道だ。
死ぬ事そのものは"善い"わけはない。
でもその最期と、その人の消えた世界でその人が残したものは”善し悪し”がある。
Posted by ブクログ
3巻からの続きのエピソード。
聖母のような千鶴の姉、私にはちょっと理解できないかも…
お姉ちゃん、素晴らしい人かもしれないけど、醜い部分を受け止めてくれる人が身内にいないのは、それはそれでつらい気がするなぁ。
ここにきて、誰か一人、契約していない人がいる?という新たな事実が判明。
仲間割れの様相を呈してきたぞ…。。
次のパイロットは、千鶴と同様に「特定の誰かを殺す」ことを考えていた少年。けれど誰かを殺しても自分が生き残ることはないと知って、彼は違う答えを選ぶ。これまでのパイロットと違って、清濁併せ持った感じのエピソード。
選ばれる順番というか、一人一人の選択の内容のつながりや展開が秀逸だなと感じ始めた。前の人たちの流れをふまえて次の人のエピソードがあるという感じ。一戦終えるごとに新たな事実が浮き上がるというのも次へ次へという引力になっているのかな。止まらない…
Posted by ブクログ
メカニック解説付き。
モジの回想。冷静な彼はやはり冷静なのだが、
彼がジアースで戦闘する理由はなかなかにベタな理由だった。もちろん好物である。
はなしはまだまだ続く…
Posted by ブクログ
チズ戦完結、モジ戦開始の巻。
当初から冷静沈着に状況を見てきたモジ。実戦でここまで苦戦するとは正直思わなかった。また、裏がありそうな性格だなぁ、と思っていたのも裏切られ、本当に「いいヤツ」だった。素直に応援できるモジ。チズに対しては複雑な感情もあり、鬱&凄惨度UPだったが、次巻は切なさ&やり切れなさがまたUPしそうな予感。