【感想・ネタバレ】医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~のレビュー

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Posted by ブクログ

書かれたのは2012年だけど、2021年10月にもまだ重版を重ねているロングセラーの新書。個人的には、メインタイトルよりも、サブタイトルに入っている『認知特性』の6つのパターンがポイントだと思う。
物事を認識するときに、視覚か聴覚か言語のどれが優位なのか、それによる得意不得意の詳細が書いてあって、今まで『暗記に効くのはこのやり方』など1つしかやり方を知らなかった分野でも、もっと多様な認知のし方がある。
また、あくまで『特性』であり、後天的に伸ばすことができる点、複数の尖った認知特性を掛け合わせることで人生の可能性が広がる点も面白かった。

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2022年01月18日

購入済み

励まされました

チェックリストも楽しく行えました。
やる気がなくなってしまった時は読み返して頑張ろうと思えるようにしたいです。

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2023年03月09日

Posted by ブクログ

できれば、国民全員の課題図書になってほしいくらい…!

というのも、「自分は視覚優位なので図で説明をお願いします」なんてことをそれぞれが自覚できて共有できるなら、どんなにかお互いにやりやすいだろうと考えてしまうからです。

障害がある人だけに不得意があるわけでもない。才能がある人だけに得意があるわけでもない。

「個性」という言葉は「ユニーク」と言う意味あいで使われがちだけど、こういったデータを通してそれぞれが自分の特性=個性を認識できるようになればいいのに。

たとえば、イラスト多めのカラー版にするとか、漫画をはさむとか、診断をキャッチーなネーミングにするだけで一気に世間ウケしそう。リメイク版も出るといいな。

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2021年07月12日

Posted by ブクログ

自分は「言語優位者 言語映像タイプ」だった。超納得。
地図が読めないし、歌詞カードを見ながらじゃないとメロディが覚えられない。
映画を見るよりも原作小説を読むほうが理解できる。

子供にもテストしてみたら、「視覚優位者タイプ」だった。
本を読んでもまったく内容が入っていないし、漢字を書くのも苦手。

他には「聴覚優位者タイプ」がある。英語を教科書では覚えられないけどラジオ英会話なら頭に入ってくるような人がこれだ。

がんばってるのに何で人と同じようにできないの?と悩んだけど、こういうことだったのか。もともとの特性だから仕方ない、得意な方法で学べばすごい能力を発揮するかもしれない。

・30分後にもう一度覚える。脳はすべてのことを覚えていたらパンクしてしまうから、大事じゃないことはどんどん忘れるようにできている。なので、もう一度覚えると「重要な情報」と認識し中期記憶に入る。

・関連づけて覚える。"鳴くよウグイス"平安京。"メガネの"山田さん、のように、他の情報をくっつける。

・「好きだ」と思って覚える。正の感情はドーパミンが出て脳の働きがよくなる。(☆イヤイヤ勉強していても覚えられないのはこのせいか)

・ミラーニューロン。目で見ただけでも無意識で神経群が活性化している。ボクシングの試合を見ていると観客の腕の筋肉がパンチのタイミングで反応しているetc。
よくできている人を見て真似る。模範解答を書き写す。

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2021年06月18日

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小児科でよく使われる知能検査WISC-IIIのことを知りたいと思い読みました。知能と聞くとIQを連想してしまいますが、この検査は
個人の総合的、全体的能力が測れ、個人の性格も含め課題に対する意欲も測れるとのこと。

WISC-IIIで測れる20の能力と3つの認知特性の特徴を合わせてみていくと、個人の個性をどう活かしていけば良いかがわかってくる

自分が苦手とする能力は、どんな能力が足りなくて苦手なのか解説されているところが興味深かったです

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2021年04月18日

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ネタバレ

人は生まれ持って認知特性があり何が優位かによって、得意不得意が決まっている。

その特性を自分で認識し最大限に活用している人こそが頭の良い人であり、さらに相手のことをよく知り認めることができることも頭の良い人の特徴であるとのこと。


 
自分の認知特性を知るためのテストがあったり、認知特性による得意不得意や、伸ばし方が書かれているので実践書のような感じ

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2020年08月07日

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前半は人間が物事を認知する「特性」とは何かを説明し、自分の特性を診断することができる。
後半は、その特性を、コミュニケーション・学習・育児・パフォーマンスなどの具体的現場でどのように応用していくか、実際に発達障害を疑われる小児を診断してきた医師の知見が述べられる。

後半は、なるほどなぁ、くらいでもいいかもしれないが、前半はコミュニケーションに悩んでいる人や
、自分の短所に悩んでいる人は一読の価値あり。マネジメントの立場にいる人だったら読んで損はないと思う。

私は物忘れが激しい、若干多動的といったことで日常において支障をきたしていたが、この本を読んだことで、それはワーキングメモリーの少なさによるということが分かってスッキリした。

それに限らず、人間は、他人はみんな自分と同じように考えている、と思い込みがちである。身近な人や同僚と、自分の認知特性がなんであったかを語り合うだけでその枠を適性検査のように楽しく取り払うことができ、それだけで十分価値があると思う。

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2020年07月09日

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ネタバレ

あとがきより抜粋

診断をつける事は病院が果たすべきの役割の1つですが

 大事なのは、診断名による画一的な支援ではなく
その人自身を見守ること

 自分自身と相手の特性や能力よく知っていたとしたら避けられた壁も多くあり

 学校で良い評価を得られる子供と社会で大成する人の共通点は自分の特性をよく理解し最大限に活用している人は自分を知り、認め、選択し、適用させるそれができる人こそが頭がいい人です

 さらに言えば、相手のことを知り認め自分から相手に適応していくことも頭がいい人にはできるのです

 この本を通じてあなたがあなたの中にある自分の素晴らしさに気づき、あなたの隣にいる人の中にあるその人の素晴らしさに感謝できる、そんなお手伝いができれば本望です

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2020年06月28日

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認知特性について詳しく知る/考えるきっかけとなった本であった。自分に合った得意な方法で学習をし、不得意な特性を補う、あるいは鍛えることで、自分および周囲の能力を最大限に有効利用できると思った。人間関係や子育て、仕事において大変役に立つ内容であり、さらに深く学びたくなった。神経心理学や子供の発達にも、興味を持った。

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2019年02月08日

Posted by ブクログ

自分頭悪いな…と思うことが多々あったので、タイトルが気になり手に取った。

人にはそれぞれ特性があり、その特性が診断できるテストも中に記載されている。

自分の特性診断結果に対して、思い起こせばたしかに納得するできごとが多く、面白かった。
それぞれの特性に向いてる職や勉強法なども載っており、深堀していきたい。

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2022年06月20日

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認知特性テストをやったことがきっかけで読みました。

自身も特に仕事で苦手としていることで不利になることがあり、やりづらさを感じていたので、「特性」というキーワードには興味があり、知識を深めたいと思っていました。

本書のタイトルにある「頭の良さ」とは、IQや記憶力だけではなく、一人ひとりに生まれながらに備わっている資質や能力を最大限に活用できる人のことだと言っています。
正直、「確かにそうなのかもしれない」という目から鱗の感覚と、「とはいえ本当にそうかな?」という感覚がありました。
「頭がいい」か判断するのは他人なので、他人も特性のことを理解していないと読み書きができる、記憶力がいい人が結局「頭のいい人」だと認識されて本人は行きづらくなるからなのだと思います。

そういう意味では、親や上司はもちろん、たくさんの人に「認知特性」のことを理解をしてもらい、苦手な部分も含めて「個性」だと認めながら得意なことを生かせるようになる世の中にしたいですね。

本書は基本的には子供の発達と認知特性について書かれていますが、大人の立場でも参考になります。著者や彼女の夫、子供の特性や行動を例にしていてわかりやすかったです。

覚えておきたいメモ
「言葉は自分のものではなく相手のもの」言葉は相手に受け取られた瞬間に相手のモノになる。相手の立場に立って考えた会話こそ、コミュニケーションである

手先が器用な人は大脳を効率よく使えている。脳を発達させたければ手作業をせよ

人は9歳を境に「記憶の脳」から「思考の脳」にシフトする
「暗記=記憶」という訓練ではなく、試行錯誤による成功体験などの経験記憶の引き出しを増やしてあげる

思い違いや勘違いは衝動性ゆえの結果(勘違いが多い私もきっと衝動的なのだろう)

弱い感覚があったとき、その感覚だけを強化しようとしてはいけない
リハビリテーション学からも、麻痺のあるからだのほうを鍛えるのではなく、麻痺がないほうのからだを鍛え、そのサポート役として麻痺のある側も一緒に鍛えていく

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2022年03月25日

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人は認知特性で6つに分けられる。簡単なテストで自分の特性がわかり、興味深く読めました。写真のように記憶するタイプ、ノートに書くより聞いて覚えるタイプなど、確かにこういうタイプ分けがあるなと共感します。そしてどうしたら社会で自分を活かせるかに触れているのが良かったです。最後の章はもう少し深掘りして欲しい感がありましたか、科学的な切り口でなるほどの内容。
自分の特性をしっかり認識して、うまく活かしてやるように、自分を導くのが大事だなあ、としみじみしました。

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2021年12月28日

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認知特性による行動や捉え方の違いがよくわかったが、少し極論すぎてる気もした。ただ、自分が捉えていることが絶対ではなく、人それぞれの捉え方があると科学的に学べたことは有意義だと思う。

まずは子供たちがどれにあたるか観察することから始めたい。

また、本書付属の診断は集計がめんどくさいが、ネットで集計もしてくれる診断があるのでそちらを、使うのがおすすめ。

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2021年11月28日

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ネタバレ

日常生活で無意識にやっていることを改めて一つ一つ取り出していくと、人間は本当にさまざまな能力を駆使して日常生活を送ってるんだなということが分かった。自分がどの認知特性タイプかを意識するだけでかなり時間短縮になりそうだ。
日々診察している小児科医だからこそ書ける子どものことは勉強になった。赤ちゃんが育っていく過程での重要な機能や子どもの社会性など。知っていれば周りと比べる必要がなくなるので大人にとっても子どもにとっても有用だと思う。
自分もまるで診察を受け思い込みを正してもらったような気分だ。

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2021年10月04日

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研修で特性の違いについて聞いて興味をもち、購入。
職場の人たちとテストしましたが、面白かった。
タイトルで損してる気がするな〜

そして自分はめちゃ偏ってました。笑
子どもの姿も思い浮かべながら読んだりしつつ。。

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2021年10月01日

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相手の認知特性を知れば、ちょっとした配慮ができる。無駄なストレスや不快も減り、お互いに気持ち良く過ごせる。

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2021年08月25日

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身近な事例が多く取り上げられていて、理解しやすかった。能力の説明だけではなく、後天的にも鍛えられることと、その能力の伸ばし方が具体的に書かれているのが良かった。子供が生まれたらまた読み返して、このテストをやってみたい。

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2021年06月09日

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中学3年生の私にプレゼントしたかった本。
著者が小児発達医のため育児本に近い内容だったが大人でも役に立つだろう。

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2021年01月20日

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特性を知ることで、自分や他人の個性が可視化される。それによって、問題に対するアプローチを明確にすることができる。

科学的根拠に欠ける表現が散見される点は気になったが、自己を見つめ直すいいきっかけになります。

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2021年01月12日

Posted by ブクログ

科学的根拠には疑問あるも、面白い。
子どもとの喧嘩が減ったので☆4つ

科学的根拠はほんと不明。
参考文献書いてないし。
右脳・左脳理論など今は否定されていたような?

女性誌の後ろの方にある特集記事みたいな感じです。

とはいえ、本書のおかげで子どもとの喧嘩が減り感謝しています。
本書によれば、子どもと私の2人の認知特性は真逆。
どうりで判り合えなかったのだと2人で納得しました。
そして、コミュニケーション方法を変えて、喧嘩が減りました。

「科学」や「医学」を求める方には不向きですが
「実用性」を求める方にはお勧めです。

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2020年09月20日

Posted by ブクログ

著者によると頭が良い人と言うのは、一人一人生まれながら持っている資質や能力を最大限に活用できる人のことだという。

人それぞれに認知特性がある。
人はおのずと自分の認知特性を生かした職業を選んでいるものだが、さらに評価されるためには、自分の得意な能力を発揮し、不得意な能力を補えるようにしなくてはいけない。

著者が提唱している認知特性というものが、どの程度普及しているものなのかがよくわからない。
ただ、こういったラベリングというか、パターン分けは読んでいて楽しい。
自分はどのタイプなんだろうかと、探してみたが、ぴったりと当てはまるものはなかった。それについては著者も述べており、必ずどれかに当てはまると言うものでもないようだ。それぞれの特性の伸ばし方も書いてもらうとよかった。

能力の伸ばし方について多少触れてはいるのだが、具体性に欠ける。その点で、モヤモヤ感が残る。どうすれば、より自分の能力が伸ばせるのか。そこを知りたかった。
こう書いていて思ったが、日本人は、血液型のように、ラベリングが好きだ。また、マニュアル的にどうすれば成功するか知りたがる。この本にもそういったものを期待してしまった。その安易さを反省したいと思う。

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2020年08月06日

Posted by ブクログ

日常生活で出会う人たちや自分の行動を観察して、「認知特性」が違う!と自ら発想し結論することができただろうか…と想像すると、それはかなりの難題に感じます(私にとって)。相手の理解に苦しむとき、自分の努力が足りないのか…いや、育った環境が違いすぎる?…などと気を揉むので精一杯でしたから。
その意味で、貴重な機会をありがとうございます。

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2020年07月22日

Posted by ブクログ

「認知特性」という言葉を知るだけで、理解できない相手を理解しやすくなった。

「すべての能力のベースは感覚にある」と表現されていたように、五感のどの感覚が得意なのかが、学ぶ上で重要なのだ。

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚
これら5つある感覚の中で得意不得意は人によって違うが、
「視覚」と「聴覚」が学校生活や社会生活において重要視されている。
だから、この本にもある認知特性の検査はこの視覚と聴覚が基本となっており、それに「言語」という軸が加わって6種類のタイプに分けられている。

ぼく自身は、言語抽象聴覚言語に偏っていたが、本を読んだり、人と議論したりすることが好き(得意)なのもこのためだとわかった。

教育現場において、それぞれの特性を認識して、相手に合わせた伝え方ができれば効率が良くなるし、「なんでこんなに説明してもわからないんだ!」という怒りが湧くことも減りそうだ。

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2020年07月17日

Posted by ブクログ

自分の特性に対する興味と子育てに役立つ知識が欲しくて読みました。

特性を知ることで、何か選択をするときに得意な方法を選んだりヒントになる。
相手の特性を意識することでコミュニケーションの手助けになる。
子どもの発達に関する話や記憶力を上げる方法などもあり勉強になりました。

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2020年07月15日

Posted by ブクログ

人が周りの情報を脳で処理する方法にはいくつかあり、人によって得意な方法が違う。本書はそれを「認知特性」とし、6つに分類されたうちのどの分野が得意かをテストで知ることでその処理方法の特徴、向いている職業などを述べている。
何かを覚えること一つとっても、写真のように映像で記憶するタイプ、文字に書いたものを記憶するタイプ、耳から聞いたものを音声で記憶するタイプなどあり興味深い。
35の質問からなるテストで自分の特性を知ることができ、それぞれのタイプの詳細な説明からさらに深く認知特性の特徴についてを理解できる。テストの結果でこのタイプと出ても、その特徴の全てが当てはまるわけではないのでそこが少しぼんやりしているが、経験値や環境でも変わってくるということなのでよほど何かが突出していない限りは当てはまるものもあればそうでないものもある、ということで占い的な見方をしておけば良いのかもしれない。

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2020年05月12日

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「認知特性」の視点から、自分の特徴を理解できる本。

認知特性とは簡単に言うと、「自分はどんな方法で、物事を理解・記憶・表現するのが得意か。」

著者は6つのタイプに分類している
【視覚優位者】
1、写真(カメラアイ)タイプ
2、三次元映像タイプ
【言語優位者】
3、言語映像タイプ
4、言語抽象タイ
【聴覚優位者】
5、聴覚言語タイプ
6、聴覚&音タイプ

このテストではあなたのタイプはこれ!と診断されるわけでなく、各タイプがスコア化され、そこから自分の得意・不得意がわかる。また色んなタイプを知ることで、自分と異なる特性を持つ人への理解も深まると思う。

最初にテストを行い、例を用いながら各タイプの説明に入るので、分かり易い内容だった。

タイトルがややミスリードなのは気になるが、それはここで言う「頭がいい人」の意味が、一般的な意味とは異なるからだ。著者は本の中で、「頭がいい人」=「生まれながらに備わっている資質や能力を最大限に活用できる人」と説明している。
つまり著書の本質は、「この本を通して自分や周りの人の特性を知り、それぞれの個性を理解し尊重しながら、自分の良さを最大限に発揮して欲しい。みんな違ってみんな良いんだよ。」という小児発達を専門とする著者なりのメッセージだと思った。

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2020年05月11日

Posted by ブクログ

「頭がいい」とはどういうことなのか、とあまり難しく考えすぎず「頭がいい」を認知特性の使い方のうまさなと定義して解説してあって、それがけっこう新鮮な視点でおもしろく読めた。

個人的には固有覚と前庭覚が認知特性とどのように結びつけて捉えるとわかりやすいのかがもう少し説明があって欲しかったのだけど、この辺りあまり本編と関係ないのかな。

最初にテストを実施して「自分自身の特性」を把握してから読み進めるのだけど、この自分を振り返りつつというのがかなり痛い。

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2020年03月02日

Posted by ブクログ

概ね易しい内容なので全体的に物足りなさを感じたけれど、頭の良さ悪さ以前に、自分と認知特性がまったく違う他人がいるってことは勉強になった。
自分は同時処理人間なので、説明する時に頭から順を追って説明されるのが苦痛だったけれど、その方が理解しやすいって人もきっといるんだなぁ。

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2022年09月13日

Posted by ブクログ

実は先にネットで
「本田35式認知テスト」というものを知り
書籍化したやつないかな〜と探したら
これがひっかかりました。
なるほど、この医師が作ったのか。

この本の中にもテストがついてます。
ネットでやったけど、もう一度やりました。
多少、気分で自分の回答もブレるけれど
結果としては同じ特性が出たわ。

タイトルは「頭のよさ」と言ってますが
特性を知って、それに合った方法で勉強すれば
才能を活かせるってことのようです。
昔の自分に英会話のテープ聴きまくっても
身につかないって教えてあげたい( ̄▽ ̄)
↑これは「聴覚優位」の人の勉強法

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2022年05月16日

Posted by ブクログ

人にはそれぞれ認知特性があり、同じ人間でも考え方や捉え方は千差万別であるという事を知っていれば、社会生活が少しは楽になるように思う。
自分の特性を知る事で、気持ち的に安心したし、他人の理解不能な思考や言動も、こういう特性の人なのかも…と分かれば、接し方が変わってくるし、上手く付き合っていけるのかも知れない。
難しい分野だと思うが、分かりやすく書かれていて良かった。

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2019年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【書評】「短所」と「長所」は紙一重!『医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~』

あなたは自分と得意不得意を正しく理解していますか?
本書では神経心理学の分野から、人間の特性を紐解いてくれる。
まずは本書記載の認知テストに取り組んでみよう!

人間の認知特性は「視覚」「言語」「聴覚」の3パターンに分かれる。
自分がどのパターンかが分かれば、
今後の行動の仕方や、勉強の仕方、人との接し方を改善することができる。
例えば視覚優位者がいくら音読で覚えようとしても、効果は出にくい。
絵を描いてみたり、図に起こしてみたりと工夫してみてはいかがだろうか。

この認知特性を、他人に当てはめて分析してみると面白い。
話が噛み合わない時、もしかしたらお互いが視覚優位者と言語優位者なのかもしれない。
モノマネが得意なあの人は、もしかすると聴覚優位者なのかもしれない。
なぜ?を神経心理学の分野から読み解くことで、
新たな可能性や解決方法が見えてくる。

私は視覚優位者であった。
合わせて聴覚が劣勢であった。
思えば音楽を聴きながら勉強が出来たり、
口頭指示を十分理解できていないのは、
自分の認知特性から来ているのだろう。
引き続きメモを徹底的に取ることを心がけたいと思えた。

その分文章からイメージしたり、
長文を図としてまとめることは得意だ。
噛み砕いて自分でまとめようとする癖は、
おそらく私の認知特性から来ているのだろう。

主観だが日本人は「短所」に注目してしまう人が多いと感じる。
だがどんな人でも短所しかない人間はいないはずだ。
なぜなら上記の私の例のように、
短所は長所の裏返しであるから。
まずはこの1冊で自身の認知特性を知り、
長所をどう活かすか、短所をどう補うかを考えることが大事なのではないだろうか。

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2019年03月23日

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