【感想・ネタバレ】白昼の悪魔のレビュー

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Posted by ブクログ

久しぶりにアガクリさんの小説を読んだ。
ポアロシリーズ好きだな〜

島の中の事件だから、宿泊者に犯人が居るんだろうなーと思いながら読むが、全然犯人を推測できなかった。
ポアロの話し言葉や考え方が面白くて好き!

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2023年06月08日

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ネタバレ

あまり有名な作品ではないと思いますが、面白かったです。
犯人、全然分かりませんでした。
アリーナの本質(男を狂わせる女と見られがちだが、アリーナ本人が男に入れ込んでしまう)を見誤っていました。

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2023年01月04日

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明るい太陽、紺碧の海、平和な島で、白昼にも悪魔はいました。まさに魔女のような、元女優のアリーナ・マーシャルが扼殺されていたのです。

島のホテルの宿泊客に殺された可能性が高いと考えられますが、関係者にはアリバイがありました。嫉妬、痴情のもつれにより殺されたのでしょうか。はたまた別の理由でしょうか。

ポアロは、ジグソー・パズルのように一つ一つバラバラの出来事を正しくはめこめ、真相を導き出します。

避暑地である島で人々が休暇を過ごす楽しい状況と、そこで起きた殺人事件の犯人が誰なのかわからないモヤモヤとで、最後まで楽しく読むことができました。

解説で若竹氏が“クリスティー作品のベスト5に入る傑作”と言い切っていますが、そう言いたくなる気持ちがわかる、メジャーではないけれど隠れた傑作だと思います。

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2022年12月30日

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天と地をひっくり返すほどの見事などんでん返しを味わったので、ものすごく面白かった。犯人は予想していた以上に残忍な性格と犯行だったけれど、そこまで含めて見事な構成だったので、ぜひ読んで欲しい一作だと感じた。話の締めとなったケネスとロザモンドのやり取りも割と好き。

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2022年10月28日

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ネタバレ

アリバイが完璧な人ほど疑うべきでした。。
途中で登場する窓から投げられたビンやらお風呂の水の流れる音やらは、犯人とどう繋がるんだと考えてもわからなかった。

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2022年08月16日

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ネタバレ

前回から3人で感想戦、充実した読書+読書後です。さて、今回も楽しめた。閉鎖的な小島が開発された避暑地そのスマグラーズ島のリゾートホテルを訪れた優雅な客人。そのなかに休暇を楽しむポワロもいた。。穏やかな避暑地の入り江で元女優(アリーナ)が首をしめられた無残な死体で発見された。女優は悪女か?天然か?怪しい筆頭は旦那のケンだが、自分の予想から外す。アリーナの周りの男性陣も怪しい。さらに麻薬、お金、色んな動機が考えられる。今回も犯人を外したけど、色んな想定が当たってた。戦争真っ只中の作品、それを感じさせない。⑤

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2022年07月10日

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うーん、と唸る一冊!
アガサクリスティというと、オリエント急行や誰もいなくなったが有名です。
本書はそういう作品と比べると、無名に近いモノになります。それでも読まされるし、考えさせられます。
台詞や描写に含まれた伏線の数々。
トリックの緻密さや、それを解き明かすポアロの活躍!
どれをとっても負けてないと思います。

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2022年04月09日

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クリスティーの作品、色々凄すぎて面白いのにそれが当たり前みたいになってきた。
こんなに面白いのに、面白くて当然と思える唯一のミステリー作家なのかも。

【読みやすさ】9
【衝撃】7
【推し度】9
【引き込まれ度】9
【安定感】10

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2021年08月19日

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 クリスティー特有の人物同士の繋がりやポアロの捜査は面白かったものの、「ナイルに死す」程は引き込まれなかった。

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2023年12月21日

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ネタバレ

ジグソーパズルで、どこに当てはめるか分からないピースがいくつもあって、それをいろんな人の証言をもとに正しい場所へはめる展開だった。

もっともそれらしい人を疑う、だがその人は鉄壁と見られるアリバイがある。
そんな状況でわずかなヒントをもとに本質を見抜く力はポワロのすごいところだと思う。

今回も面白い内容だった。

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2023年10月14日

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ポワロと一緒に人間観察をしていると思っていたら、違う見方をしていたことにハッとさせられる。視点をずらすこと、物語を俯瞰して広い視野で考えることの面白さを改めて感じます。

唯一困ったのは、訳が古く違和感を感じて、要所要所で興が削がれること。当時の訳程は古くないだろうけど、いつ訳出したのだろう?
クリスティも新訳が出てくると嬉しいなあと思います。

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2023年10月08日

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 ポアロシリーズはメロドラマ的なスタートから始まる事が多いが、今作でも元女優の美しい女性とスポーツマンでとても美青年が物語の主軸になる。
 舞台となる美しいリゾートホテルは描写だけでも煌びやかで、お金持ちが宿泊する。評判のホテルだ。ポアロは休暇で訪れていたが、案の定、事件を呼び寄せてしまう(笑)ホテルに宿泊する人達は個性豊かな人達が多く、こんなコミュニケーションが求められるのは嫌だなぁと現代的に感じてしまう。一癖、二癖と持っている登場人物達は、ある意味で冒頭からミスリードを誘う様な描き方もされており、結末で結局は良い人だった、悪い人だったが当然ある訳だが、少々大袈裟だろうと苦笑いしてしまった。
 ポアロと宿泊客達は漠然としているがどこと無くこのホテル内で「悪」の存在を意識しており、おかしな牧師は悪魔について語る様な有様だ。ただし間違い無く異様な空気は漂っており、冒頭、それはあらゆる男性を虜にしてしまう(タコの様だと言われており笑ってしまった。当時の人達の悪口はシリーズ通して辛辣なんだ(笑))元女優に向けられているが、彼女の死をきっかけに本当の「悪」が炙り出される。
 ポアロの彼らしさは普段より少ないかも知れないが、今回の細かい、何気ない事柄が真相に繋がっていく様はまさしく作中で述べられている様にジグソーパズルのピースの様な役割だ。彼の作品は事件が何度も起きる、第二、第三の事件が発生する事もしばしばあるが、今作では様々な部分がまとまっており、とても読みやすい作品だった。
 16歳の少女が登場人物として役割を与えられているが、当時ではこの年齢はまだまだ子供の部分が強いのだと感じた。現在の中学生くらいのイメージが受け入れやすい。感受性豊かな世代であり、事件にも関わるが、最後、一人にしてはいかんだろうと思ってしまった。こういう部分も踏まえて読者を欺こうとするのは良いが、今作はやりすぎている様で、登場人物達とポアロ達がコミュニケーションを取る場合に、全員が何かしらおかしな事をしており(笑)。少し狙いすぎだと思う。
 (今作の空気感には合っている感じだ。)
まあ、何だかんだ面白い事には変わりない。フーダニットに関しては流石のクリスティだった。

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2023年09月25日

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通常「悪魔」と言えば薄暗い空間に潜んでいそうな代物だけど、本作のタイトルは『白昼の悪魔』
白昼に悪魔だなんてしっくりこない言葉の連なり。けど、序盤から男を狂わせる魔性の女性が登場している事でその単語に納得してしまう構成となっているね
魔性のアリーナ・マーシャルは既婚の身でありながら、妻帯者に平然と絡んでいく。しかも昼日中を堂々と。それを見れば誰だって「悪魔」はここに居たのだと考えてしまう

けれど殺されるのは「悪魔」と囁かれるアリーナその人。おまけに殺人行為も正午にほど近い時間に行われる為に今度は殺人犯を「白昼の悪魔」と考えそうになってしまう
しかし、アリーナを殺す「悪魔」へと変化しそうな男性には鉄壁のアリバイが存在するし、実際にアリーナを殺せそうな性格をしている者もあまり見当たらない

作品全体に横たわるこのしっくりこない感覚。読み終わった時にはそれこそが事件を解く鍵になるのだと判るね
幾つも存在する不可解をしっくり来る形に収めた時に判明する事件の真相は鮮やかの一言!

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2023年06月26日

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一見すると単純な犯行だと思われたが、緻密に張り巡らされた伏線。それを見事に回収するポアロ。クリスティの醍醐味がつまった作品。

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2023年06月15日

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このストーリー、どうやら、NHKで放送されていたドラマを先に観ている。

島まるごとをリゾートとした舞台での殺人事件。
登場人物は誰でも疑わしく、また、決定的ではない。
男性を虜にする美貌の元女優
虜にされた夫と嫉妬する貞淑な妻
元女優を妻に持つ実業家とその娘
他にも何かありそうな宿泊客たちのなかで、休暇で訪れたポアロが事件を解明する。

洞窟、ヨット、小瓶、テニス、時計、垂直の梯子、タイプライターの音、バスから水を流す音、様々な場面が事件のピースとなり、ポアロなかで、形作られる。

テレビドラマで観たにもかかわらず、十分楽しめた。

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2023年05月29日

A

購入済み

面白かった

謎とはいえないような
細かな疑問点が提示されて
最後にカチッとはまるのが、
とても面白かった。
なんというか、被害者がとてもかわいそうだなと思った。

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2022年12月18日

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ネタバレ

金田一少年の事件簿外伝という、本家の作品を犯人側の視点から見たコメディタッチのスピンオフがあるのですが
あのノリでこの作品を犯人側の視点から見てみたいです!

アリバイ工作でヘトヘトに疲れたり、ポアロ達がミスリードされてるの見てほくそ笑んだり、ポアロへの内心のツッコミも面白そうです。

最後まで犯人分からなかったのに、悪い奴は捕まって良い人はハッピーになる大団円で、あーよかった!と晴れ晴れした作品でした。

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2022年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クリスティー作品は何冊か読みましたが読後感の良さで言えば本作が一番!
ミスリードに上手く誘われ後味の悪い結末ばかりを予想し、不安になりながら読んでいただけに痛快でした。
やっぱり家族の崩壊で終わってしまうのは悲しいし、何とか幸せにならないかなと願っていたので嬉しさもひとしお。
パズルのピースがはまってみれば全く違った全体像を見せるのはミステリの真骨頂ですね、その点も非常に楽しめました。
一つ興味深いのは『白昼の悪魔』というタイトル。序盤は悪女である女優だとほのめかしていましたが、実際は犯人コンビの悪意を指しているよう。
被害者が悪い女であるのはそうだけど、それだけじゃなく哀れでどうしようもない”弱さ”があったというような夫の評価が意外でした。
にしても。。と思わないでもないですが、人間はコインみたいには綺麗に善悪ないのかなとも思ったり。
『アクロイド殺し』『春にして君を離れ』など読後少し考え込む作品も味わい深いですが、こういった爽やかな作品でも楽しませてくれるクリスティー、さすがです。

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2022年06月02日

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犯人が予想外の人物だった。

「価値というのは善良な心か、優れた頭脳の持ち主です」というポアロの言葉は至言。

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2021年09月05日

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ネタバレ

ポアロシリーズ20作目。リゾートホテルでいかにもな殺人が起こって、犯人っぽい人間にはアリバイがあるけど、さてどうなる?みたいな。
個人的に訳に少し癖があるように思ったのが残念。ポアロは「ですます」調で話して欲しいな。


以下ネタバレ



もう、冒頭からがっつり伏線で衝撃。クリスティーマジですごいな。
ポアロのフェチが描かれているから読み飛ばしてたけど、あの場面完全にトリックの鍵ですやん(笑)
アリーナが妖艶な魔女っぽく描かれていると思いきや、ただの馬鹿っていうね……。そうかーそうなのかーってなったわ。
クリスチンはポアロが気に入ってる風やからまさかなーとびっくり。
パトリックはいかにもな感じやったけど、あのトリックはすごいな。窓から落ちてきた瓶ね。なるほどなー。

ガードナー夫妻、いいわぁ。クリスティーが描くおしゃべりなおばさま、好きなんよね(笑)ガードナー氏も大事な場面で絡んでくるし。

ラストポアロがリンダに話す場面が好き。こういうフォロー入れるのがポアロのいいところよね。

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2021年06月18日

Posted by ブクログ

ポアロシリーズで「してやられた」って思うの何回目だ。
今回もロマンス寄りの話かと思いきや、本格的なミステリーだった。
関係者達の言動や目にした情報から、あらゆる可能性を考慮し犯人に辿り着く。
灰色の脳細胞を駆使したポアロの推理が冴え渡る。
最初から最後まで面白く読めた。

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2023年09月28日

Posted by ブクログ

イギリスの作家「アガサ・クリスティ」のミステリ長篇『白昼の悪魔(原題:Evil under the Sun)』を読みました。

『ひらいたトランプ』、『ナイルに死す』に続き、「アガサ・クリスティ」作品です。

-----story-------------
地中海の平和な避暑地スマグラーズ島の静寂は突如破られた。
島に滞在中の美しき元女優が、何者かに殺害されたのだ。
犯人が滞在客のなかにいることは間違いない。
だが関係者には、いずれも鉄壁とも思えるアリバイが…難航する捜査がついに暗礁に乗り上げたとき、滞在客の中から「エルキュール・ポアロ」が進みでた。
(解説 「若竹七海」)
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1941年(昭和16年)に刊行された「エルキュール・ポアロ」シリーズのミステリ長篇… 以前、「デビッド・スーシェ」主演による英国ITV(グラナダ)版で観たことがあり、不幸にも?犯人のことは覚えていたので、細かなところを確認しながら読みました。

スマグラーズ島の浜辺で、周囲の異性に魅力を振り撒き、避暑地を満喫していた元女優「アリーナ・マーシャル」が殺害される… 「白昼にも悪魔はいる」という「エルキュール・ポアロ」の言葉どおり、不穏な空気が流れる中、ホテルの客のひとり「パトリック・レッドファン」と不倫していた彼女に殺害の動機を持つ容疑者が浮かび上がるが、完璧なアリバイに捜査は難航する、、、

犯人が滞在客の中にいることは間違いない… だが他の関係者にも全員鉄壁のアリバイが。

華麗なトリックが駆使されているし、海岸に落ちていたハサミや窓から海に投げ捨てられた瓶、誰も入ってないという風呂の水が流れる音、鏡とタイプライター、ロウソクの包… 等々、一見、見逃してしまいそうな小物や事象が真相究明の大きな手掛かりになるところに「アガサ・クリスティ」作品らしさを感じましたね、、、

ドラマ版のことを覚えてなかったら、もっと愉しめたんだろうなぁ… でも、面白かったです。



以下、主な登場人物です。

「エルキュール・ポアロ」
 私立探偵

「オーデル・C・ガードナー」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。アメリカ人観光客

「ガードナー夫人」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。おしゃべりなオーデルの妻

「バリー少佐」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。インド帰りの退役軍人

「スチーブン・レーン」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。狂信的な牧師

「エミリー・ブルースター」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。スポーツウーマンタイプ。でも高所恐怖症

「ロザモンド・ダーンリー」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。ドレスメーカー。ケネスに気がある

「ケネス・マーシャル」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。実業家

「アリーナ・マーシャル」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。ケネスの後妻。美貌の元女優。事件の被害者

「リンダ・マーシャル」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。マーシャル夫妻の娘。継母であるアリーナを疎ましく思う

「パトリック・レッドファン」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。アリーナと不倫関係にある

「クリスチン・レッドファン」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。パトリックの妻。元教師。夫の不倫に気付き、アリーナを恨む

「ホレス・ブラット」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの宿泊客。ヨットが趣味

「ミセス・カースル」
 ジョリー・ロジャー・ホテルの女主人

「グラディス・ナラコット」
 ルーム・メード

「ニーズドン」
 医師

「コルゲート」
 州警察警部

「ウェストン警視正」
 州警察本部長

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2023年04月28日

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星3.5。被害者を恨む人間は多いものの、1番怪しいはずの人間には鉄壁のアリバイ。共犯で嘘のアリバイを作っているのだろうと思っていたが犯人はまさかの人物。動機は多少薄いもののなるほど騙された。
女が男を狂わせてるいるのではない、が印象的。

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2023年03月20日

Posted by ブクログ

トリックがなんとも。良くうまくいったなって感じてしまうほど運まかせな気がする。ま小説ですから。
動機も、別に殺さなくてもよくないって思っちゃった。しれーっと逃げちゃえば良かったのに。まあ殺しに罪悪を感じてないような犯人なので、面倒くさいから殺しちゃったのかな、と思えば納得だが。

翻訳のせいかな?ポワロの口調がなんだがおネエみたいでちょっと集中できなかった(^-^;

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2023年02月21日

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面白かったのですが好みでは無かったかも〜。でも、もう一度読み返したいなと思える事件でしたね!結末を知ったからこそ、また楽しめそう!

余談ですが、海外ならでは?!のカップルへ展開が早くて好きです。

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

ポアロもの。

リゾート島のホテルに滞在していた元女優・アリーナが何者かに殺害されてしまいます。
件のホテルに偶々滞在していたポアロ(お約束)が、警察と共に真相解明に乗り出しますが・・・。

舞台がリゾート地で、一人の魅惑的な女性が場をザワつかせた挙句の殺人事件。という事で、どことなく既視感のある“お馴染みのシチュエーション”ではあるのですが、そこはそれ、人間描写の妙にグイグイ引き込まれてしまいます。
タイトルにもある“悪魔”というのが、誰の事を指しているのか・・・ここに鍵が隠されているワケですが、実行犯はともかく“共犯”の方は毎度の事ながら巧みな印象操作に見事に騙されてしまった私です。
そして、様々なヒントをそれこそパズルのピースのように拾い集めて、構築されていくポアロの推理が秀逸で“ザ・クリスティー”な展開を堪能させて頂きました。
これぞ安定の王道ミステリって感じですね。

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2022年09月08日

Posted by ブクログ

島のリゾートホテルで起きた殺人事件のお話。
島自体は孤島でもなんでもないので、その辺のトリックは全くなく、その辺が、本作が他作品と比較して評価を落としているところかな?という印象。全体的にはよく出来ていると思う。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかの犯人で驚きました。
怪しいけど、真っ先に犯人としては除外されてたし。怪しすぎて逆にそんなバカな、って感じもありました。ポアロシリーズはイロイロ読みましたが、この話は結構好きです。

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2022年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リンダみたいな人、金田一にもいたな。訳がどうも読みにくくてそこが残念。ていうかまた騙された。でも騙されたくて次々読んじゃうんだよなぁ~

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2021年11月06日

Posted by ブクログ

訳というか台詞回しがカジュアルすぎ?犯人の最後の言葉は暇があれば原文チェックしたいかも。
体育会系か、運動神経の良い人にしかできない(思いつけない)キビキビ殺人事件。
被害者は奔放な悪女ではあるが、利用されやすいお人好しなところが大いにあったあたりに現実味を感じる。
シリアスな感じの格好良いタイトル(特に邦題)だが、終始カラッとしていて、タイトルから掻き立てられるようなサスペンス感や怖さは無い。

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

地中海の平和な避暑地スマグラーズ島の静寂は突如破られた。島に滞在中の美しき元女優が、何者かに殺害されたのだ。
犯人が滞在客のなかにいることは間違いない。だが関係者には、いずれも鉄壁とも思えるアリバイが・・・。
難航する捜査がついに暗礁に乗り上げたとき、滞在客の中からエルキュール・ポアロが進みでた!
(当書裏表紙あらすじより)

このあらすじの書き方だと何だか警察の捜査が難航してから客の中から出てきた印象になりますけど、ポアロは捜査の最初から警察と同行しています。
クリスティー物にありがちな、捜査指揮を担当する現場のお偉いさんと知り合い、というパターンで、捜査の最初から捜査に加わっています。
ただ一緒に捜査する訳ではなく、ただ捜査に同席している、ってだけですけど。
そして捜査がミスリードされたところでポアロは別の道を探し求めて行く、という展開になります。これまたクリスティー物ではよくあるパターンです♪

様々なミスリードがあり、私もまんまと引っ掛かってしまいました(笑)
「あ、そうくるか!?」
となりました(^^ゞ
だから物語が終盤に差し掛かってからは面白くて一気にに読破してしまいました。
クリスティーのポアロ作品の中では良作だと思います。

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2014年11月03日

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