感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年06月11日
いやぁ、最初から泣きそうになるとは思いませんでしたよ。マヂで。
でも、なぜだか、個々のエピソードを読んていると、うっかり泣いてしまいそうな自分がいます。
ドキュメンタリーではなく小説なので、一応、フィクションではあるんでしょうけど、事実を下にした内容なので、真に迫ってくるからでしょうね。
Posted by ブクログ 2017年01月22日
This book got me thinking about life and death. And the doctors feelings. I used to think that death is the farthest thing related to me. But it...続きを読む39;s not. We can only do what we have in front of us and make the best of it.
Posted by ブクログ 2018年09月25日
描写で、そのシーンが思い浮かぶような
文章の綴り方が実に巧みである。
なぜ山に登るのか?それは、山があるからだ。
山で遭難する人が増えている。
山であるからこそ、病気になれば、死に近くなる。
山に 診療所を作ることを 考えた 山小屋の人。
そして、医者が それに応える。
なんの設備もない診療所で...続きを読む、
医師は 決断を迫られ、そして 医療の原点に立ち戻る。
患者の手を握って、励まし続ける。
それが、医師の最初にすべきことだという。
最新の医療設備を持っていても、患者を死なせてしまう。
山の診療所によって、医師が医師であることを自覚する。
Posted by ブクログ 2018年08月13日
雪平シリーズと同じ本棚にあったので借りた本。
こちらも、ドラマ化されていた。
観てないけど。
大学病院という、医療を行うのに恵まれた環境から、ほとんどなんの設備もない山小屋での診療へ入る。
それは、かなりの勇気が必要で、かなりの経験ができる場だと思う。
そして、山小屋での医療は、大学病院での医療...続きを読むよりも、死に近く、生にも近い。
山を嫌いになるな。
その言葉は、とてつもなく重い。
ドラマ、見てみたかったなー。
Posted by ブクログ 2018年06月12日
ただ単に山を舞台にした小説を読みたくて、行き当たった作品だったが、2012年に放送されたドラマのノベライズだった。
全然知らずに読み始めたが、実際にボランティアで作っている「診療班」をベースに描かれていると言うことで、作品自体すごく良かった。今まで山岳救助隊の話などがほとんどだったので、高地での医療...続きを読むの難しさなど、初めて知ることもたくさんあったし、医療ものなのだけど、描いているのが脚本家でもある作者なのもあって、文章も読みやすい。
ドラマは全く観ていないので、よく分からないが、ドラマで描かれるより前の昭和47年、「山で亡くなる人の命を一人でも救いたい」と言う強い思いを抱いた山荘のスタッフが診療所を作るところから始まり、1992年、2012年と時代を遷しながら描かれているのも、実際の「診療班」の歴史を感じることが出来て良かったと思う。
今更ながら、ドラマを観てみたいと思った。
Posted by ブクログ 2015年12月21日
秦建日子(はたたけひこ)さんの「サマーレスキュー・天空の診療所」、2012.7.20発行を読みました。いい本でした。涙腺がゆるみにゆるみました。-山には山の憂いあり 海には海の悲しみや♪ー伊藤久夫さん(歌手・故人)の「あざみの歌」です。百名山の20も登ってない私ですが、山の空気の美味しさ、おにぎりの...続きを読む美味しさ、そして天候急変のこわさ・・・、体験しています。「山小屋に医者がいてくれたら・・・」2500mの稜ヶ岳山荘に登山者のための診療所を!天空で命を救う熱き・優しき人たち、お医者さん・看護師さんの物語です!
Posted by ブクログ 2013年08月17日
ドラマが好きだったので購入。
原作本かと思ったら、ドラマのノベライズだった。
ドラマでは描ききれなかった、診療所を設立した花村医師や山荘の小山さん、引き継いだ倉木医師の時代が中心。
本だけだと消化不良なので、ドラマ版をより理解するために読む1冊。
またドラマ見たくなった!
Posted by ブクログ 2013年03月22日
映画にもなった
有名な話ですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
山の診療所では
いろいろな出会いや別れがあり
たくさんの物語があります。
そのことを
気づかせてもらえた
話でした♪( ´▽`)
山の危険、
山の面白さ、
山のいいとこが
分かりました*\(^o^)/*
Posted by ブクログ 2012年09月16日
ドラマの第1話より手前のエピソードがメイン。ドラマのプロローグだと思って読むべき。完全に好きな俳優に肩入れした意見になるが、ドラマの方が、治療シーンの緊張感や感情の臨場感や風景の雄大さを感じられて格段に良い。やっぱり、私は先に映像を見ると、原作に良い感想をなかなか持てないみたいだ。(もしくは、今回の...続きを読む場合はキャストの影響が大きいのかも?)本書の話も感動的ではある。
Posted by ブクログ 2012年09月03日
ドラマを見ている。もう終盤というところで、フィクションであることにきがついて、原作を読んでみる。
ドラマでは、原作?原案?から時が流れている。新人がベテランになり、根本的な問題は未解決のまま、ドラマでは、どのようなかいけつになるのか?こちらを最後まで読んで、ドラマの終盤を迎えよう。
Posted by ブクログ 2012年07月30日
三代にわたって描かれる山のドラマ。
どうしようもない頼りない若い医者が変わっていく様が
格好良くて、そして泣けた。
最後の話はあまりに哀しくてちょっと読むのが辛かった。
ドラマのフィクションということだけど、そういう設定、イヤだな。
向井理だと、格好良いなぁ~で終わっちゃいそうなので、
ドラマは...続きを読む見ないことにした。
Posted by ブクログ 2017年11月09日
ブクレポタイトルは、作品の副タイトルからつけました。
いいネーミングだと思いましたので…。
この作品は、今年の夏、TBSドラマで放映されていたので、記憶にまだ新しい作品だと思います。なんて、偉そうに言いましたが、実は私はドラマを見ていませんでした。
ドラマがあるというのは知っていたのですが、みご...続きを読むとにその時間、見逃していました。やっと、原作を読見終えることができ、読後感は最高でした。
標高2500m超える山の中の厳しい環境に実在する小さな診療所の物語です。北アルプスに夏の間だけ開設されるその診療所は、創設者の小山が「山で亡くなる人を観たくない」と切実に思い、山小屋の診療所に勤務してくれる医師を探すところから始まります。山には遭難がつきものなのですが、家庭内にあるような最低限度の医薬品やささやかな医療器具があれば助かる命も、天空の何もない山小屋であるがため、みすみす命を落とした人も数多いのです。
「なんとかしたい。」
医療の絶対必要性を感じた小山の熱意が、一人また一人と優秀な医師の山小屋への派遣へと繋がります。
山好きにはとても頼もしい診療所だと思いました。
山で事故にあい、怪我をしても、
応急処置をしてレスキューで病院へ運んでもらえます。
命を救うために、常に働く医療チームのスタッフに頭が下がる思いでした。
Posted by ブクログ 2023年02月18日
北アルプスの標高2500メートルの高地に夏季だけ開設される診療所の物語。モデルとなった医師の後書きあり。テレビドラマの書き下ろし作品。感動的なのだが、200ページ足らずで、厚みが無い。
Posted by ブクログ 2022年06月11日
「秦建日子」の『サマーレスキュー ~天空の診療所~ 』を読みました。
『ダーティ・ママ!』、『インシデント 悪女たちのメス』に続いて「秦建日子」作品です。
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北アルプスに夏だけ開設される山の診療所。
四十年前に開設された、その小さな診療所を舞台に「医...続きを読む療とは」「命とは」という問いに悩み、成長してゆく若き医師やナースたちの姿を描く。
文庫書き下ろし。
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北アルプス中央に聳える稜ヶ岳と鷹羽岳の鞍部に建つ稜ヶ岳山荘… そのこじんまりとした山荘の片隅に夏だけ開設される稜ヶ岳山荘診療所での医師やナースたちの活動を描いた作品、、、
診療所が開設された1972(昭和47)年から物語は始まり、20年後の1992(平成4)年、さらに20年後の2012(平成24)年の三つの章から構成されています。
■第一章 1972(昭和47)年
稜ヶ岳山荘の従業員「小山雄一」は山で亡くなる人を一人でも減らしたいと考え、山荘の診療所開設に奔走し、東京で心当たりの医師たちに依頼をするが、協力してくれる医師はいなかった。
その帰路、「小山」は、全くの素人の登山者を遭難寸前のところで助けて山小屋に連れ帰った。
彼は「花村孝夫」という医師で、「小山」に恩返ししたいと、一年後の夏、山荘に医師としてやってくる… その後、自分たちの手だけによる山荘の診療所を開設した。
■第二章 1992(平成4)年
大学病院で担当教授の指導に納得行かずに、鬱々と仕事をしていた若き医師「倉木泰典」は、同期の親友医師「沢口哲夫」に、自分の担当教授「花村」を紹介され、稜ヶ岳山荘診療所に勤めることになった。
看護師の「平原あかり」と診療所で活動しはじめるが、自分の山を知らない診療が大きな事故に結びつく… 「倉木」は責任を感じ、自ら滑落して重症を負った女性を助け出し、暗い診療所の中で夕陽の明かりを使い縫合を行い手術を成功させる。
■第三章 2012(平成24)年
稜ヶ岳山荘の主人となった「小山」の姪「遥」は、山荘に向かう途中で、「倉木」から山荘の診療所の臨時医師を頼まれて、水も十分に持たずに登山している「速水圭吾」と出会う… 「遥」は、「速水」に向かって「もう立派な遭難者」だと注意し、一緒に診療所に向かう。
「速水圭吾」は、大学病院で心臓外科の若いエースと言われていた医師だが、翌日に起こった滑落で左下腿骨を開放骨折した男性と、肺水腫で苦しむ女性の、二人の診療に対して、どちらを優先して搬送するか決断できず、「倉木」に判断を委ねる。
肺水腫の女性を先に搬送した後、医者としての自分の役割に気付き、徹夜で男性の止血をする。
とても読みやすくて、面白かったので、一日で読み終えたのですが、、、
あまり感動がなかったんですよね… なんだろうなぁ。
Posted by ブクログ 2018年10月13日
実話とドラマ脚本をもとにした独自の物語。一九七二年、山で亡くなる人を見たくないと夏の間だけの山中の診療所の開設に奔走した山荘の男性と、その後二〇一二年まで、落ち着いたマイペース医師や大病院のエリート医師等が各担当時に不十分な環境でする必死の奮闘。怪我の描写がシンプルなのに臨場感があってひりひりした。
Posted by ブクログ 2017年06月11日
ドラマは見ていなかったけど、興味があって購入。山には登ったことはないけれど、事故や遭難のニュースはシーズンになるとよく聞きます。そんなニュースの中で「明日の朝から捜索」とか聞くとそんなんで間に合うのかといつも思っていましたが...間に合わない時もあるんでしょうね。もし山小屋にそうした診療所があれば、...続きを読む安心する人はいっぱいいるでしょう。山の診療所だからこそできること、できないこと、医師のジレンマが伝わるお話だと思いました。
h29.6.11
Posted by ブクログ 2016年08月25日
もっと長いストーリーを読みたかった。
大変なお仕事を通して人間として成長していく医者たちの物語。
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北アルプスに夏の間だけ開設される診療所がある。四十年前、「山で亡くなる人を見たくない」とその解説に奔走した山荘の男と、その思いに応えようと山に入った医師の物語をはじめ、過酷な環境の中で「医療とは...続きを読む」「命とは」という問いを突きつけられて悩み、成長してゆく人々の姿を描く。
Posted by ブクログ 2013年02月07日
標高2500mの北アルプスの山小屋、夏の繁忙期のは、多くの人が訪れる、そして、山での事故も数多くおこり、命を落とす人がいる。山小屋で働く小山は、「山で亡くなる人をみたくない」という思いで、ベテラン医師の協力のもと、山の診療所を開く。その診療所に、ボランティアで来たのは、大学病院のエリート新人外科医。...続きを読む山という場所で、設備も、薬も時間も限られたなかで、あらためて「医療とは」「命とは」をリアルに突きつけられる。悩み成長する物語。
向井くんで、ドラマ化されてる、確かにイメージあるある。
Posted by ブクログ 2013年01月05日
ドラマは見なかったけど、最近山登りに魅せられたら者として読まずにはいられなかった。
自己責任という言葉を理解した上で山に登ったとしても、いろんな事はおこるんでしょうね。もし、トラブルに遭遇した山に診療所があったらラッキーなんでしょうね。
都会でも救急車のたらい回しがたまに新聞紙上に乗ります。山だ...続きを読むけではなく、都会でも必要なときに必要な処置を受けられない人達がいるという事実はしっかりと受け止めておかなければ。
Posted by ブクログ 2012年11月14日
TVドラマをベースにした書き下ろし。主にTVドラマ以前のストーりが描かれますが、特に著者らしい味わいもなく。ドラマの前に読んでたら、また印象が違ったのかもしれません。
Posted by ブクログ 2012年11月10日
翌月に結婚を控えた青年の死。
ーここに、医者がいてくれたら…
その思いから東京に向かい、山の診療所開設に奔走する小山。
全く成果のないまま稜ケ岳山荘に戻る途中での一人の医師との出会い、それがはじまりだった。
脚本をもとに書き下ろしたオリジナルストーリー。
どのように診療所が開設されたのか、各世...続きを読む代の医師たちがどのように診療所を継続してきたのか。
ドラマでは描かれなかったストーリーを知れて良かったです。
ドラマ化に寄せての臼杵さんの言葉にありましたが、こうして知ることが「医師不足、看護師不足の現場に医療従事者を呼び戻す原動力」に結びつくといいですね。
Posted by ブクログ 2012年11月08日
ドラマの小説化か。道理で短い。遭難者の死亡を少しでも減らそうと山荘に医師常勤の診療所を設けようとする山男。来た医者は大学病院変り種らしい医局員。
面白いのはこの変り種が何をどうしたか教授になって医局員を毎年送り込む。大学病院で診療マシンとなりつつある医者たちが、国境なき医師団の医師のイメージ並に逞し...続きを読むく、人間に戻っていくのが、実話を元にした話とはいえ真実なら素晴らしい。
ちらっと、ツアー登山の弊害に触れている。診療所が忙しい大きな要因だろうからもっと突っ込んでくれても良かった。
Posted by 読むコレ 2012年10月01日
初期の『岳』もそうだけけど、山登りをやる人間からすると描写が痛々しくて、勘弁して!という感じです。ストーリーは悪くありません。山岳診療所の大切さと苦労をよく描いていると思います。ドラマも見ていないし、感想にもなっていませんが....