【感想・ネタバレ】監察医が書いた 死体の教科書 「8何の原則」が謎を解くのレビュー

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最初から最後まで釘付け

上野先生の本はこれまでに三冊読ませて頂いています。くどい表現がなく、個人的にサスペンスドラマを見ている感覚ですいすい読めました!検死の知識を学べる他、上野先生自身の検死に対する考えや倫理観が分かって読み応えのある一冊でした。
ただ、他の著書に記載されている事件と被る内容もいくつかあるため、上野先生の本をすでに読まれてる方にとっては物足りないのかもとも思います。

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2020年12月25日

Posted by ブクログ

2万体以上の検死を行ってきた著者による、死体の謎を解く方法が記されている1冊。
インパクトのあるタイトルだが中身は非常に読みやすい。グロテスクな描写等はなく、淡々と理解できる。今後はミステリーや事件を読む際にまた視点が変わってくるだろう。立ったまま死んだ白ひげは電撃製死体硬直だったのね、などということも分かった笑

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2022年08月19日

Posted by ブクログ

[作品]
2010年。朝日新聞出版。

元東京都監察医務医院院長
ベストセラー「死体は語る」著者 上野正彦

[感想]
本書は東京で30年間監察医を勤めた著者が語る、検死における「8何の原則」

1.いつ(時間)
2.どこで(場所)
3.誰が(犯人)
4.誰と(共犯)
5.何ゆえ(動機)
6.誰にたいして(被害者)
7.いかにして(方法)
8.いかにした(結果)

を、具体的な検死例を挙げながら一章ごとに解説する著書である。本書で書かれている病死でない場合の人の死に存在する背景は、不謹慎ではあるのだがやはりとても刺激的で面白く感じた。

弁慶の立往生に存在する科学的理由、バラバラ殺人の犯人には実は女性が多い、事故死と病死によって生じる保険金問題、そして検死のプロである著者自身がその犯人像を全く予想することができなかった酒鬼薔薇事件の話など、どれも興味深く楽しんで読むことができた。

推理小説やミステリーなどが好きな人は気に入る一冊かもしれない。しかし、往来で本書を読んだり、人を選ばず「この本が面白い!」と吹聴していると犯罪者予備軍扱いされかねないので注意が必要。

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2013年05月20日

Posted by ブクログ

土曜ワイド劇場の裏側を読んでいるようなそんな感じ。

リアルで監察医の執筆したものを読むのは面白かった。

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2012年08月05日

Posted by ブクログ

特殊な死の事例というか……珍しいケースが取り上げられており、ワイドショーやサスペンスのような感覚で読めます。
また専門の人には常識だけど知らなかった豆知識のようなものも知ることができ、スッと読みきれます。

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2019年05月03日

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