【感想・ネタバレ】ポケットに名言をのレビュー

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Posted by ブクログ 2017年10月15日

映画やら名著やらから寺山お気に入りの言葉達を集めた名言集。
まさしく古今東西から集めた名言の中で燦然と輝くブルース・リー。<頭で考えるな。肌で掴め>はやっぱりキャッチーだなぁ。

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Posted by 読むコレ 2012年12月08日

サルトル、サン・テグジュペリ、ドストエフスキー、マルクス、太宰治、三島由紀夫、ゲーテ、ブルース・リーといった著名人の名言集です。

『涙は人間のつくる一番小さな海です』
という言葉はとても美しいと感じました。

読みやすくて,気のむくままにページをめくっていきながら,自分にあった言葉を見つ...続きを読むけるといいでしょう。

心に響く素敵な言葉が沢山つまっている一冊です。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

寺山修司が読んだり聞いたりした名言を
自身の古いノートから選んでテーマ別に集めたもの。
僕も昔、ユミのを真似てこういうのをHPでやってたなぁ。
ちなみにこの本は
最初は「青春の名言」という本を出して10年後に
いくつかの名言の入れ替えを行って出し直したものらしい。
その時々に自分にあった名言を選んで...続きを読む
Tシャツでも着るかのように着こなしては脱ぎ捨てていく。
そういう寺山の名言に対する姿勢が心地よい。
寺山が集めた名言ではないが
「忘却」というテーマの中の寺山自身のノートの中にある一節

私には、忘れてしまったものが一杯ある。
だが、私はそれらを「捨てて来た」のではけしてない。
忘れることもまた、愛することだという気がするのである。

こんなにも、優しい愛があるだろうか。

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Posted by ブクログ 2023年11月22日

その言葉、文章、名言といつ出会うか。
読み方、捉え方、噛み締め方は、日々刻々と変わり、自分自身も変わっていく。
時として、名言を、あたかも全てが素晴らしいもののように、感じようとしてきたのかもしれない。
ストンと心に落ちてくるものは、きっとその時の自分に合っているのだろうし、分からないものは分からな...続きを読むいで仕方ない。いつか分かるかもしれない。
再読を繰り返し、毎回違う想いを抱くことを楽しみたいと思う。
ポケットに入れるように持ち歩きたい一冊。

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Posted by ブクログ 2016年08月14日

''ことばはナイフであり、時に薬である。
ことばは比喩であり実体ではない。''

ことばについて久々に考えた。
ことばについて考えることは思考について考えることであり、世界について考えることであり、人生について、人について、概念について考えることだ。

何を「...続きを読む名言」とするかはその人の価値観や歴史、生きざまが表れる気がする。だから「名言」ってのは人によって変わるのだ。
過去の経験によって作り上げられた心の琴線は人それぞれだから。

寺山氏の引用した名言たちも「なるほど」と思うもの、「よくわからない」もの、「綺麗だ」と思うもの、「気にくわないな」と思うもの、様々あって面白かった。
それにしてもとりわけ「恋愛」についてのことばは、過去から多く語られてきた題材であることも関係するのだろうけれど、面白いほど普遍性を持つのだなあ。
としみじみ思った。メロドラマが廃らないわけである。笑

わたしも名言を探し、そして出会った名言を心にそっとしまって生きていきたい。

''結婚は夫によって、または妻によって造り出されるものではなく、逆に夫と妻とが結婚によって造られるのだ。''
マックス・ピカート

''臆病は残酷性の母である''
モンテーニュ

''ふるさとは遠きにありて想ふもの
そしてかなしく歌ふもの
かへるところにあるまじや''
室生犀星

''美しくない真実は、ただの「事実」にすぎないだろう。''
寺山修司
(2016.8.14)

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Posted by ブクログ 2016年07月21日

本だけではなく、歌謡曲や映画からも出典があるのが興味深いと思った。
ただ、幸若舞の一説を織田信長の名言として載せるのはいいんだろうか……?

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

寺山修司撰名言集。気が向いたときにちらほらと。人によって名言と感じるものは違うけど。他人の選んだ名言は、アンテナをひろげる意味でもおもしろい。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

昔はよく読んでいたが、今となっては読むことはほとんど無い。昔読んでいたときから、載っている言葉の響きを楽しみこそすれ、言葉の内容に感心することはまず無かった。文学作品の一部のみを抜き出して、それを「名言」と言うのはかなり馬鹿げている。それにしても、太宰治の言葉のセンスには脱帽する。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

買った本。
入社一年目、東京出張中に読んでいた。朝にこれを読んで、夜にホワイトストライプスを聞いていた。この二つがなかったら、鬱病になっていたかもしれない。
内容は忘れてしまった。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

私の中の名言は映画『恋する惑星』の最後のセリフ「君のいきたいところへ」。
誰しも電車に轢かれるような(轢かれたことがない人が大半だと思いますが)そんな自分の中の言葉があるはず。左ポケットに名言を入れて、右ポケットに切符を入れたら、さあ、言葉の旅にでかけよう。

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