【感想・ネタバレ】親指のうずきのレビュー

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ポー、横溝正史ときてクリスティーです
なんかそういう時ってある
どういう時かっていうとそういう時だ

トミー&タペンスのおしどり探偵も初老と言われるお年、孫もいます
だけんども二人(特にタペンス)はまだまだ元気
家族的には困っちゃうおじいちゃんおばあちゃんよね
も〜いい加減落ち着いてよ〜って言われてそう
いや実際娘に言われてたな
そしてだいたい面と向かって言われるのはお父さんの方
しっかり見張っててよ!とか言われる
いやもう無理やん
なんで無理だってことが分かっててお父さんにばっかりそういうこと言うのか!
「旦那さんの役目でしょ!」とか言われる
だから無理だっての!

今回もタペンス暴走、トミー後始末という役割分担w
しかも今作は二人の単独行動の時間が長い
それだけに二人が合流した時の安心感といったら

そしてあいかわらず会話がいかしてる
やっぱりクリスティーは会話の妙よね〜

そしてしっかり意外な結末が用意されてていて流石!

流石のアガサ・クリスティー!

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2024年04月27日

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ネタバレ

毎回同じこと言うけど、タペンス、やりすぎ!すでに初老を迎えたトミーとタペンス。今回はトミーのエイダ叔母さんを老人ホームで見舞うが、暫くしてエイダ叔母が亡くなる。エイダ叔母さんがランカスター夫人からもらった1つの絵画が事件の起点となる。ランカスター夫人の失踪で、この絵画の風景の町に行くタペンス。そしてタペンスが何者かから一撃される。怪しい人達が複数。さらにこの町にまつわる子どもの殺害事件などが緻密にリンクする。犯人当ては完敗。確かに伏線はあったがスルーでした。犯人の動機には若干の疑問は残るものの納得です。⑤

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2021年11月29日

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ネタバレ

おばあさんを助けようと一生懸命になっていたタペンス。
最後にひっくり返る結末、つながる真実が面白い。

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2021年07月07日

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トミー&タペンス。叔母さんと同じ老人施設にいた夫人を助けようとするタペンス。終盤恐ろしくて斜め読みして、ラストになってから読み直した。

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2021年04月29日

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ネタバレ

イギリスの風景の映像が思い浮かぶ作品です。
クラッシック音楽を背景に、風景や鉄道の映像を流すテレビ番組が多いので、
情景がなんとなく思い浮かぶことができました。

タペンスが、司祭の娘だということも、大事な展開に役立っています。
いろいろな犯罪がどう処理されたかの整理が多少わかりにくかったようです。

作品としては、よいできだと思いました。
映像作品を見ていませんが、ぜひ作りたいと思いました。

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2011年08月04日

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トミーとタッペンスのシリーズ
もはや初老に入った二人ですがまだまだ若いものには負けてません。
トミーの叔母さんの遺品整理をした際に以前いたはずの小柄な老婦人
「あれはあなたのお子さんでしたの?」
その言葉がどうしても気になり探し始めるタッペンス
「なんだか親指がずきずきするよ、きっとよくないことが起こるんだ」
マクベスの台詞から起こるミステリー
トミーとタッペンスは年を重ねても年齢に有った謎に近づいていきます。
実際自分も年を重ねてきてあぁ~~と感慨深く感じるシリーズ4作目

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2009年11月07日

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新春気分で、のんびりおしどり探偵ぶりを楽しもうと思ったら、そんなに吞気でもなくてそれどころか結構残酷であった。

解説が全くダメ。どんどん映画の話へとそれ、しかもトミーとタペンスからも離れて夫婦探偵映画の話になってしまって、この作品については枚数の半分も語っていない。がっかり。

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2020年01月04日

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ネタバレ

ラストの意外な展開、やはりトミー&タペンスのシリーズは面白い。、
ちょっと気になることにタペンスがのめり込んでいく。実は重大な事件が隠されている。ふたりは老年に差し掛かろうというのに相変わらずのところが良い。

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2016年10月30日

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前作までの様なドタバタ感はなく、
最終章まで割と退屈な展開ではある。

が、最後が急展開で一気に持って行かれた感じが。
シリーズではこれまで読んだ三作の中で一番好きかも。
犯人の壊れた描写がツボに来た。

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2015年07月14日

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英国文化にも大分慣れてきたな(笑)。


さて、真相が判明してからキーワードの行を読むと、
確かに…確かにそういうニュアンスだとわかる。
でも最初に読んだ時にはタペンスと一緒に勘違いした。
…勘違いっていうか、成り行きで流れちゃった(笑)。

でも、たとえ最初から考えながら読んでいたとしても、
多分うまくミスリードされたに違いない。自信あり!

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2013年05月17日

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たいへん面白かった。女史の作品の中でも佳作との評価は納得。
推理小説としての醍醐味が味わえた。

また、クリスティーの描く女性は本当に生き生きとしていて魅力的(タイプはだいたい決まってしまうけれど…)。
今回の主人公も、とてもチャーミングで活動的。
彼女自身がこのような女性だったのではないかと想像させられる。

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2012年08月14日

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トミーとタペンスもの。
タペンスは、施設に入所していた叔母に会いに出かけた時、ある老婦人に死体のことを訊かれる。詳しく聞けないまま別れ、次に行った時には、老婦人は不可解なやり方で退所させられていた。
叔母がその老婦人からもらった絵の風景を、タペンスは昔どこかで見た記憶があった。
その記憶を頼りにタペンスは老婦人の手掛かりを求め、単身田舎へ出かける。

話は多少まとまりにかける…かも。色鮮やかな風景描写が印象的。

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2010年05月27日

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トミーとタペンスのカップルは1922年登場、そのときはまだ結婚前。
1968年発表の本書ではすでに初老。子供は巣立ち、孫も出来て、夫のトミー・ベレズフォードはまだ仕事仲間OBとの会合などがあるが、妻のタペンスは暇をもてあまし気味。
夫の叔母エイダが老人ホーム・サニーリッジでなくなり、遺品の整理に行ったタペンスは不審に思う。叔母に絵をくれたランカスター夫人の行方が知れないのだ。
ボスコワンの絵に描かれた家に見覚えがあるタペンスは車でサットン・チャンセラーという村までたどり着き、事件を追う。

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2009年10月07日

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あっと驚く意外な犯人。やっぱりクリスティは面白い。タペンスの活躍ばかりでトミーが完全に裏へ回っちゃっていたのが残念だけれど。惜しいなぁ。もっともっとたくさん、ふたりの活躍が読みたいのに、あと1作しかないなんて。(2008-04-26L)

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2009年10月04日

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トミー&タペンスもの

冒頭のクリスティーのメッセージを読むと、読者からの「トミーとタペンスはその後どうなりましたか?」という問い合わせに応えるかたちで本書が書かれたように思えます。
なので、既に発行されているトミー&タペンスものは、当然読んでいるよね?という前提を感じさせる小ネタがそこかしこに見受けられますので、是非「秘密機関」「おしどり探偵」「NかMか」を読んでから、本書に取り掛かることをお勧めします。
さて、すっかり中年というか初老にさしかかっているトミーとタペンスですが、二人の軽快なやり取りは全然年齢を感じさせません。
タペンスは相変わらずアグレッシブで、トミーの伯母の遺品である風景画に描かれた家が“気になる!”のと、さらにその絵画の元々の所有者だった老婦人のある台詞が“気になる!!”為、単独で探索の旅に出てしまいます。
タペンスの行方を追うトミーの方も、思わぬ犯罪の影に迫る事になります。という訳で、今回はトミーとタペンスは、ほぼ別行動でした。
靄に包まれたような過去の悲劇の犯人は意外な人物で、作中のタペンスと同じくらい驚いてしまった私です。
因みに、何か重大なヒントらしきものを発見した、と思った途端に背後から襲われ気を失うパターンは、このシリーズのお約束なのでしょうか。(今まではトミーが殴られる事が多かったのですが、今回はタペンスでした)
あと、アルバートは、前作「NかMか」ではパブの亭主だったはずですが、本書では召使になっていました。パブ辞めたのですかね。。。

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2021年02月01日

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ネタバレ

私はその風景を見たことがある。

タペンスは、トミーの叔母の遺品に描かれた家を見たことがある気がした。叔母を見舞った時に出会った老婦人が元々の所有者であり、彼女の行方が知れないことを知ったタペンスは、老婦人の言い残した言葉の謎を解くために出かける。会議から帰ってきたトミーが知ったのは、帰ってくるはずのタペンスがまだ帰ってきていないことだったーー。

タペンスのお節介とも言える、しかも有り余る行動力で、ぐいぐいと読ませる。事件が起きるとは思わず、せいぜい過去の悲劇を明らかにするものだと思っていたら、事件は現在形になった。トミーが別の方向から参加することで加速する謎解き。明らかになった真相は、一線を超えてしまった犯人の思想。誰かを愛する気持ちから生じる他人への害意の底知れなさを、クリスティは容赦無く描いていた。

トミーのぼやきは健在で、そこはほっとして読める。

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2020年03月08日

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ネタバレ

たった一つの絵からこんな事件に発展するなんて!!

でも登場人物が多いのと、過去の話がごちゃごちゃになって、読み終わった後のいつものすっきり感がなかった。もう少ししたらリベンジしようと思う。

タペンスのことを話すトミーとロバートがおもしろかった。

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2011年05月02日

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亡くなった叔母の遺品、一幅の風景画を見たタペンスは奇妙な胸騒ぎをおぼえた。描かれている運河のそばの一軒屋に見覚えがあったのだ。悪い予感を裏づけるかのように、絵のもともとの所有者だった老婦人が失踪した…初老を迎えてもますます元気、冒険大好きのおしどり探偵トミーとタペンス、縦横無尽の大活躍。

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2009年10月07日

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2006.02. トミー&タペンスシリーズ。叔母の遺品の風景画に不安を感じたタペンスは、その画の元の持ち主が疾走したことで、捜査に乗り出す・・・。初老とは思えない、タペンスのすごい好奇心に圧倒されっぱなしだった。それにしても英国婦人はあんなによく喋るのか?みんなすごく噂話好きで、そしてどこかでその噂話がつながっている・・・のかと思えば、ラスト悲しい狂人と化した婦人が。タペンスと同じように、見知らぬ土地を冒険しているようで、とても面白かった。

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2009年10月17日

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