『め組の大吾』『シャカリキ!』などに代表される曽田正人先生の作品は、とにかく熱いマンガが多いのですが、その中でも特に熱いのがこの『capeta』です!!
幼い時に母を亡くし、とても貧しい家庭に育った主人公の平勝平太(通称:カペタ)が、モータースポーツに出会うところから話は始まります。作品中、カペタは何度も辛い逆境に立たされながらも、己の才能でそれを次々と乗り越えていきます。
しかしそれだけでは終わらないのがこのマンガの面白いところ。いわゆるスポーツマンガにありがちな「才能+努力で栄光を掴んでいく」というテーマとは違い、カペタは、普通なら才能だけでは絶対に越えられないような壁すらも、己の才で越えていくのです!圧倒的な才能というものは、人もお金も地位も全て惹きつけてしまうんだなぁ…としみじみ感じてしまいました。
日本のモータースポーツファンの期待を一身に背負った「CAPETA from JPN」は、栄光を掴む事が出来るのか!?読めばあなたも熱くなる!
感情タグBEST3
匿名
はやいエンジン、はやいカートに苦戦するも、カートと向き合うことで自分の走りを見いだせたカペタ。
続きがめちゃくちゃ気になります……
何があっても熱い
何度困難にぶち当たっても、諦めずに突破口を探す。少年マンガにはよくあるけれど、やっぱり曽田作品は本気度が違う…読んでる方も息切れ注意!(笑)
Posted by ブクログ
相変わらず、超コストパフォーマンスの悪いマンガ(褒め言葉)!アっという間にグイグイと読み切ってしまう。これ、全巻目の前に置いてあったらヤバいなぁ。
ちょっと出来すぎなくらいの才能を持つ主人公と、それと支える父親との熱い物語。一度のクラッシュを乗り越えて、ライバルにも出会い、才能を開花させていく。あぁ続きを早く読まなくては。
Posted by ブクログ
カペタ初陣!
あいかわらず読んでいると自然と表情が動かされるような曽田先生の筆致!
カペタははじめてのレースで、モータースポーツへの一端を知ることになる。
考えるってすごいな。あたりまえのことのように思うけど、なぜできないのか、うまくいかないのか、その原因を考え続けることで必ず道は開けてくることを教えてくれる。カペタを見習いたい!
Posted by ブクログ
エンジンの性能の違いを目の当たりにしたカペタ。
しかしカペタの中に才能を見出した源は、自分のチームのエンジンを貸すのでレースに出てみないか、とカペタを誘う。だがカペタは、あくまで自分のエンジンで走ると言い張った。
自分はF1というものを見たことがなくて、それがどんなスポーツであるのかはよく分かっていないのだが、それでも十分面白い。
何と言ってもその熱さ。父親とカペタのやり取りが物凄く熱くて、また泣きそうになった。
やっぱり、人間が動くきっかけっていうのは、この熱さなんだろう、と思ってしまう。