【感想・ネタバレ】山梔のレビュー

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Posted by ブクログ

一貫して切迫していて胸がつまる、家父長制から逃れようとするのに誰よりも自分自身を縛り付けていて涙。。

『八本脚の蝶』を彷彿とさせる雰囲気。
いきすぎた感傷も詩もない、これは叫び。

英雄譚ではなく何かが好転するわけでもなく、心の底から共感したとして、決して微笑むことができるわけでもなく、ただずーーっと胸が裂かれる。

自分が大きくなること、周りが当然のように離れてゆくことに対する恐怖よくわかる

「ことばのいらない国」へ本当にゆけたらいい

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2024年01月12日

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