【感想・ネタバレ】ピン芸人、高崎犬彦のレビュー

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Posted by ブクログ

お笑いの世界を描けるのは、現代の姿がすごくよく見えている人だという気がする。裾野が広がった上に先鋭化してしまって、先端も末端ももう見通せない。小説であつかおうとするだけで正直えらいと思うが、この作品はお笑いに味方されたり見捨てられたりしている人間を主人公に据えたことで、地に足が着いたものになっているように見える。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

2024年 24冊目
アメトークでお馴染み、おもろい以外いらんねんの作者が描くピン芸人小説。
ネタで笑いを取りたいけど、キャラやハプニングで笑いが取れてしまう、芸人としての不甲斐なさや歯痒さを捉えた作品であり、モグライダーともしげを勝手に想像してしまった。
本の帯をかいてるのが苦渋を舐め続けてきたヤーレンズ出井さんというのもまた良い。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

2021年に『おもろい以外いらんねん』で注目を浴びた著者が今度はピン芸人を主役に据えた小説を執筆。お笑い芸人として売れたはいいがネタを作る時間を確保できず面白いと思う事も出来ない。昨今ブームの本音トーク番組でよく聞くような葛藤が描かれている。R-1グランプリの補助線として読んだり作中に登場する架空の芸人のモデルを考えたりするのも楽しい。

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2024年05月05日

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