【感想・ネタバレ】橙書店にてのレビュー

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Posted by ブクログ

いつか行ってみたい本屋 橙書店。
読んだものと思い込んでいたが未読だった。

橙書店で紡がれる日々は、本のある場所での営みがとても自然でしっかりと続いている。
それは本と店、店と人、が無理なくあるからだろう。
読んでいてとても心落ち着く。
滝口悠生さんの解説でより輪郭がハッキリした思い。
解説を読む限り滝口さんは橙書店に行って事が無い。
それなのに。すごい。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

「ほどほどに田舎の地方都市にある、橙書店という本屋兼喫茶店が舞台」の本。お客さんとのエピソード、不思議と広がるご縁、ふと訪れる悲しいお別れ。
おかえりと快く迎えてくれる親戚のお姉さんのお家のような、言葉少なに背中合わせに座っていてくれる親友のような。

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2024年01月23日

Posted by ブクログ

熊本に行きたくなる。

毎日毎日精魂込めて生活していくことの大切さを、透かして見せてくれるようなエッセイ。

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2024年03月21日

Posted by ブクログ

 地元熊本市ではじめ喫茶と雑貨のお店、その後2008年に小さな本屋さん「橙書店」も始めた著者。そんな場所に集まってくるお客さんやイベントのゲスト、スタッフといった人たちとの出会いや関わり、そして別れが優しい文章で綴られる。
 熊本ということで、石牟礼道子や渡辺京二のような高名な人も出てくるが、多くは近所の人や立ち寄るお客、幾ばくかの期間勤めたスタッフとの日常のやり取りが描かれる。
 書店の店主であり、また文芸誌『アルテリ』の編集も担当している著者であるので、もちろん本のことも取り上げられている。橙書店の棚に置かれているのは主に小さな声、かそこき声が聞こえてくる本たち。そうした本のことを語るところも印象に残る。

 タイトル「橙書店にて」の「にて」のとおり、人と人、人と本とが出合う場所がとても大切なものであることを感じさせられた。

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2023年11月16日

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