ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
熊本にある本屋兼喫茶店、橙書店の店主が描く本屋と「お客さん」の物語。石牟礼道子さんが逝った日「ただただ悼みたい」と訪れた人。“書くこと”を焚きつけた渡辺京二さんの言葉。縁あって催した“村上春樹朗読会”の夜。雑誌『アルテリ』に寄稿するハンセン病患者「関さん」と交わした握手――。文庫版のための書き下ろし・単行本未収録エッセイを増補する。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
いつか行ってみたい本屋 橙書店。 読んだものと思い込んでいたが未読だった。 橙書店で紡がれる日々は、本のある場所での営みがとても自然でしっかりと続いている。 それは本と店、店と人、が無理なくあるからだろう。 読んでいてとても心落ち着く。 滝口悠生さんの解説でより輪郭がハッキリした思い。 解説を読む...続きを読む限り滝口さんは橙書店に行って事が無い。 それなのに。すごい。
「ほどほどに田舎の地方都市にある、橙書店という本屋兼喫茶店が舞台」の本。お客さんとのエピソード、不思議と広がるご縁、ふと訪れる悲しいお別れ。 おかえりと快く迎えてくれる親戚のお姉さんのお家のような、言葉少なに背中合わせに座っていてくれる親友のような。
熊本に行きたくなる。 毎日毎日精魂込めて生活していくことの大切さを、透かして見せてくれるようなエッセイ。
地元熊本市ではじめ喫茶と雑貨のお店、その後2008年に小さな本屋さん「橙書店」も始めた著者。そんな場所に集まってくるお客さんやイベントのゲスト、スタッフといった人たちとの出会いや関わり、そして別れが優しい文章で綴られる。 熊本ということで、石牟礼道子や渡辺京二のような高名な人も出てくるが、多くは...続きを読む近所の人や立ち寄るお客、幾ばくかの期間勤めたスタッフとの日常のやり取りが描かれる。 書店の店主であり、また文芸誌『アルテリ』の編集も担当している著者であるので、もちろん本のことも取り上げられている。橙書店の棚に置かれているのは主に小さな声、かそこき声が聞こえてくる本たち。そうした本のことを語るところも印象に残る。 タイトル「橙書店にて」の「にて」のとおり、人と人、人と本とが出合う場所がとても大切なものであることを感じさせられた。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
橙書店にて
新刊情報をお知らせします。
田尻久子
フォロー機能について
「ちくま文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
熊本かわりばんこ
「田尻久子」のこれもおすすめ一覧へ
▲橙書店にて ページトップヘ