橙書店にて

橙書店にて

825円 (税込)

4pt

4.3

熊本にある本屋兼喫茶店、橙書店の店主が描く本屋と「お客さん」の物語。石牟礼道子さんが逝った日「ただただ悼みたい」と訪れた人。“書くこと”を焚きつけた渡辺京二さんの言葉。縁あって催した“村上春樹朗読会”の夜。雑誌『アルテリ』に寄稿するハンセン病患者「関さん」と交わした握手――。文庫版のための書き下ろし・単行本未収録エッセイを増補する。

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橙書店にて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いつか行ってみたい本屋 橙書店。
    読んだものと思い込んでいたが未読だった。

    橙書店で紡がれる日々は、本のある場所での営みがとても自然でしっかりと続いている。
    それは本と店、店と人、が無理なくあるからだろう。
    読んでいてとても心落ち着く。
    滝口悠生さんの解説でより輪郭がハッキリした思い。
    解説を読む

    0
    2024年02月26日

    Posted by ブクログ

    「ほどほどに田舎の地方都市にある、橙書店という本屋兼喫茶店が舞台」の本。お客さんとのエピソード、不思議と広がるご縁、ふと訪れる悲しいお別れ。
    おかえりと快く迎えてくれる親戚のお姉さんのお家のような、言葉少なに背中合わせに座っていてくれる親友のような。

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    熊本に行きたくなる。

    毎日毎日精魂込めて生活していくことの大切さを、透かして見せてくれるようなエッセイ。

    0
    2024年03月21日

    Posted by ブクログ

     地元熊本市ではじめ喫茶と雑貨のお店、その後2008年に小さな本屋さん「橙書店」も始めた著者。そんな場所に集まってくるお客さんやイベントのゲスト、スタッフといった人たちとの出会いや関わり、そして別れが優しい文章で綴られる。
     熊本ということで、石牟礼道子や渡辺京二のような高名な人も出てくるが、多くは

    0
    2023年11月16日

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