【感想・ネタバレ】Wの悲劇のレビュー

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Posted by ブクログ

あまりにも有名な本なのでこれまで読まなくてもストーリーは何となくわかっていたけれど、読み始めたら凄い。
映像化したときの配役をあれこれ調べてしまった。(どれが良いはさておき)
三重四重に尽くされたネタが分かるまで楽しめたので、知ってるつもりの本でもやはり読んでみなくては!と改めて思う。

だとしたら、ミステリの未知の世界がより広くなりまだまだ楽しみがあることに今更ながら思いを馳せる。

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2017年11月19日

Posted by ブクログ

大企業の会長が一族の集まる別荘にて殺された。殺したのは孫娘で、会長に暴行されそうになったと自白。一族は孫娘と会長の名誉を守るために、強盗殺人犯の仕業に見せかけようと画策するが・・・

中盤で惜しみもなく素晴らしい、死亡時刻の偽造トリックが披露されます。そしてそのトリックが警察に見破られるか?に終始するのではなく、二転三転する物語と真犯人の正体。

ミステリーとして完成度の高い作品だと思います。

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2017年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文庫で初版が発行された当時に読んではいたが、内容は全く忘れていたので初読と同じだった。

薄々は気づいていたが最後のどんでん返しは好きな展開だ。

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2016年02月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何回か読んでて犯人も知ってるのに
「そうだったのか!」な細かい部分を忘れてて
新鮮に読める。ww

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2014年10月07日

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49
一見単純なことが複雑であり、複雑そうなことが単純であること。
山荘という密室内で惨劇が起き、その場に居合わせた全員が一つのストーリーに沿ってアリバイ工作を画策し、実際に警察の目を欺けたはずが…。

最期の結末に至るまでの巧妙な伏線と核心に迫るにあたっての事の運びは読むものを惹きつけ、もう後戻りはできない。

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2014年07月26日

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ネタバレ

「犯人が解っていながら、真犯人にしてやられるか?」と云うパターン。
偽装シーンは「お疲れ様でした」のひと言に尽きます。
弁護士シリーズも書いてらっしゃる先生だけに、法律的な推理もびっくり!

私はまったく動機については、解りませんでした。

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2013年12月01日

Posted by ブクログ

何かと話題になったのであらすじは知っていたものの、ちゃんと読んだ事がなかったのでドラマを見たついでに一度原作を読んでおこうと思った。
読んでみたら、巻末の解説がエラリー・クイーン(フレデリック・ダネイ)でぶっ飛んだ。夏樹静子さんがエラリー・クイーン氏にこの小説の骨格を語った時、クイーン氏はいたく気に入りプロットに関するいくつかのアドバイスをしたそうな。なんと羨ましい事よ。
それにしても絵になる内容だ。舞台となる雪の山荘、大窓に切り取られた富士山。屋根の真ん中から伸びる避雷針の途中にある星型のライトがとても印象的だった。そしていわゆる倒叙形式なのに、犯人が二転三転する練られた構成が素晴らしい。
実は昔の映画も見た事がある。「Wの悲劇」を劇中劇にするという斬新な演出で、これまた面白い作品だった。確か不動産屋役だった世良公則が、女優の卵役の薬師丸ひろ子に紹介した格安の物件が情緒溢れる一戸建てで、こんな家に住みたい、と幼心に思ったのを覚えている。

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2012年06月13日

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予想通り最後にどんでん返し。

じゃないと面白くないもんね。

長年読み続けられてるのがわかります。

今やってるドラマは内容がちょっと違うみたいですが。

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2012年05月03日

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真冬の別荘で有名製薬会社の会長が殺害された。
大叔父の殺害を自供する磨子をかばうために、近親者たちは偽装工作を行うが…。
『W』に込められた意味に気づいたとき、読者は物語の真相を知ることとなるだろう。

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2013年08月11日

Posted by ブクログ

2010年の年頭くらいにドラマ化されていました(主演は菅野美穂、谷村美月)。
ただ、各所で指摘されているとおり、テレビドラマというよりは、舞台向きの作品という印象。
実際、本作を劇中劇として取り込んだ映画もあるようです(主演は薬師丸ひろ子)。

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2010年12月12日

Posted by ブクログ

 今から約40年ほど前に出版された著者の代表作といってもよい作品。設定は古いが、十分に楽しめた。
 一見するとごく単純な事件にように見えるが、残り100ページを切ったあたりから怒涛の展開が待っている。それまでの緩慢な流れとは打って変わり、一気に急流に飲み込まれてしまったような感じで、初めはついていけなかった。二度三度と読み返し、あぁそういうことかと納得するという感じである。
 文章の端々に余韻を残しつつ次の章へと進んでいくあたりが、古風な設定ながら現代ではあまり見ることがなく斬新な感じがした。

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2022年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1982年の作品。
TVで見て、読んでみたけど、原作は、和辻与兵衛殺人事件だけだった。

「Wの悲劇」は、エラリー・クイーン(フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの合作ペンエーム)の「X、Y、Zの悲劇」(「ドルリィ・レーン最後の事件」と合わせて、バーナビー・ロス名義の悲劇四部作)を意識したものだろうとフレデリック・ダネイが言っている。

Wの意味は、和辻(Watsuji)、女性たち(Women)、Xに始まる第四の未知数(数学の世界で、XYZに次ぐ未知数にはWの文字が使われる)の犯人を追う物語らしい。

TVでは、双子のWを追加したつもりかもしれないけど、双子の入れ替わり物語(原本は何かな?)に、Wの悲劇をくっ付けたように見える。

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2012年11月14日

Posted by ブクログ

ドラマが面白くて、本を買っちゃいました。
正直、ドラマから入ったからかドラマの方が面白いです。
原作とは違いますが。。

原作読んで、初めてタイトルの意味が分かりました(。-_-。)

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2012年05月30日

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