【感想・ネタバレ】羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテのレビュー

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Posted by ブクログ

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『推理カルテ』シリーズの最新刊。
天久鷹央シリーズは『推理カルテ』が短編集、『事件カルテ』が長編になるので、これは短編集。
『禁断の果実』『七色の猫』『遺された挑戦状』の全3作を収録。
『禁断の果実』……特定の時期に起こる肝炎を患う高校生。意外な原因とは?
『七色の猫』……鷹央が保護した野良猫が不自然な色で塗られていた。しかも、似たようなケースが、60件も。誰が何のためにしたことか?真相を見抜いた鷹央は犯人に罠を仕掛ける。
『遺された挑戦状』……鷹央の師匠である御子神氷魚。彼女の余命は1年足らずだが「それよりも前に私が死んだとしたら誰かに殺されたということだ。その時は犯人を暴いて欲しい」という言葉を遺していた。その言葉通り氷魚は突然死を迎える。鷹央は部下の小鳥遊とともに真相解明に乗り出す。
気が付いたら読み終えてしまえる素敵な1作。
鷹央が作中で『硝子の塔の殺人』を読んでいたのも面白かった。

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2024年02月11日

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 愛して止まない人気シリーズの最新作。三つの短編が収録されており、どれも面白かったが特に「遺された挑戦状」がメチャクチャ面白かった。主人公の天久鷹央の恩師、御子神氷魚が密室で殺された事件を捜査していくという内容だったが、解決編が終わったと思ったらもう一つの大きな盛り上りがあって一気読みだった。「自分はやはりこのシリーズが大好きだなぁ。」とつくづく感じた。ラストで恩師との絆を再認識したのとちゃんとお別れができていたのも良かった。

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2024年02月10日

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続けて読ませていただきました。

今回は恩師の物語が中心でしたね。
しかし、意外にも動物好きな鷹央先生。なんかかわいかったです。
こういう人の死なない話も良いですなぁ。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

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鷹央の学生の頃の恩師・御子神氷魚が不治の病に冒され、最後に不可解な死を遂げる。氷魚は、鷹央と同じギフトの持ち主で、唯一「先生」と呼ぶ人だった。氷魚から自分の死の真相を解明して欲しいと遺言を残されて…

あの鷹央が師と仰ぐ人物だけあって、中々厄介な事件でした。

ギフトが授かる反面、人の気持ちにあまり関心がない2人だったけれど、本当に信頼できる姪と部下がいて救いがありました。

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2024年03月19日

Posted by ブクログ

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場所のページの部屋の模式図から事件を考えながら解いていくのが面白い。答え合わせをした時のなるほど感がすごい

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2024年02月18日

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