【感想・ネタバレ】地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBEのレビュー

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全部で十篇併録されている。
シリーズ物の人物が登場するのは、S&Mシリーズから2作、Vシリーズから1作ある。
本作こそ、森博嗣の真価が出ている作品と云えるだろう。度の作品も、心に残る。
私が感銘を受けたのは、「素敵な日記」、「片方のピアス」、「河童」の三篇。

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2018年12月30日

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「まどろみ消去」に続く短編集第2弾。

前作と同じく不思議な雰囲気に包まれています。 S&Mシリーズの「石塔の屋根飾り」「マン島の蒸気鉄道」はお馴染みのスタイルですが、それ以外はファンタジー色が強いというか、とても詩的なイメージ。
オチは弱かったけど、何が起こっているのかとストーリーに引きこまれた「素敵な日記」 ラスト2行で、もしや、まあ君って〇〇〇?まあ君のお母さんってあの人では??と別の意味での推理を楽しめた「僕に似た人」 ファンタジーかと思わせておいて、しっかりミステリーだった「小鳥の恩返し」などなど全10篇。 お気に入りは、「石塔の屋根飾り」

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2014年06月24日

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短編集2弾。引き続きオチや叙述トリック、工夫が凝らされておりなかなか。S&M2編、小鳥遊練無と纐纈老人との出会いと死別の話がある。娘に似ている練無との交流やその後の死んだはずの娘苑子との出会いの話などなかなか面白い。小鳥の恩返しでは、名前の叙述トリック。片方のピアスでは、双子と付き合う女のわがまま。石塔の屋根飾りでは、S&Mシリーズのメンバーが、インドの寺院建築の謎について推理し合う。石塔とその上にあるはずの屋根飾りが地面にある謎。本来は山奥や岸壁に建造されるが、立地や気候などから住宅展示場ということらしい。富樫義博はファンのようで解説をしている。

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2020年05月09日

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