【感想・ネタバレ】地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBEのレビュー

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短編集でも安定の面白さです。S&Mシリーズを除くと「片方のピアス」「気さくなお人形、19歳」「僕は秋子に借りがある」が好きですね✨次のVシリーズを匂わせる話もあって、やはり出版順に読んで

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2022年08月20日

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この短編集を読んでとりあえずS&Mシリーズは終了ということですね。

10篇の短編集のうち、犀川先生と萌絵ちゃんが出てきたのは2編。
森先生といえば理系ミステリなんだけど、本書はあまり理系という感じはせず、どちらかというと『純文学』的な要素が強かった。
ミステリーというよりもちょっとホラーちっくというか、ファンタジーというかそんな感じがちがね。

森先生のすべてのシリーズを読破するという僕の読書人としてのライフワーク。これで現在まで読破したシリーズは、読破順に

  『スカイ・クロラ』シリーズ
  『ヴォイド・シェイパ』シリーズ
  『Wシリーズ』
  『S&Mシリーズ』
ということになる。

本当の森博嗣信者から見たら、こんな順番で森先生のシリーズを読んでいたらすぐに異端狩りにあって焚刑に処されることは間違いないのだけれど(笑)。

というわけで、次はちゃんと順番通りVシリーズに移行しますね☆

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2020年11月22日

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ネタバレ

全部で十篇併録されている。
シリーズ物の人物が登場するのは、S&Mシリーズから2作、Vシリーズから1作ある。
本作こそ、森博嗣の真価が出ている作品と云えるだろう。度の作品も、心に残る。
私が感銘を受けたのは、「素敵な日記」、「片方のピアス」、「河童」の三篇。

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2018年12月30日

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短編集。
『まどろみ消去』より好みでした。
ってか諏訪野さんが好みでした(笑)
でもどの短編もとても面白かったです。
Vに出てくる人もいるんですよね?
楽しみです。

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2016年08月02日

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短編集です。
・小鳥の恩返し
・片方のピアス
・素敵な日記
・僕に似た人
・石塔の屋根飾り
・マン島の蒸気鉄道
・有限要素魔法
・河童
・気さくなお人形、19歳
・僕は秋子に借りがある

「石塔~」と「マン島~」にはS&Mシリーズ、
「気さくなお人形、19歳」は練無と紫子が登場します。
Vシリーズを読むときには、「気さくな~」を読んでおくと良いかもです。
私は、読む順番をネットで調べた時に、確かこの辺で読んでおくべきとなっていて、まさにその通りでした。

短編も短く読みやすく、
そして気味悪く(笑)、
面白かったです。

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2023年07月02日

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犀川先生と萌絵ちゃんに会えたのも嬉しかったけど、まさかの練ちゃんにも会えて感激!
そしてあとがきにもある通り、理系の森先生には珍しく、そのはかとなく文系のかほりが☆
どのお話もなんとなく切ない気持ちにさせられる。
片方のピアス、僕は秋子に借りがある、素敵な日記が好き☆
どの話もオチが切なくてなんとも…いつもはあとがきは飛ばし読みだけど、あとがき含めておもしろい、楽しい一冊でした☆

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2023年02月07日

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西之園萌絵を囲んで開かれる秘密の勉強会にゲストとして招かれた犀川創平が古い写真にまつわるミステリーを披露する『黒窓の会』をはじめ、10の短編小説が収録されている本。

S&Mシリーズの短編2本、Vシリーズ短編1本の他、ミステリアスな話や青春小説みたいな話など、10の短編が書かれています。

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2021年07月31日

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綺麗な短編の話しが沢山あり、楽しかったです。どれもいい話でしたが、あとがきが冨樫義博というところですべてを持っていった感じがします。

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2020年12月02日

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「片方のピアス」「僕は秋子に借りがある」「石塔の屋根飾り」「マン島の蒸気鉄道」「僕に似た人」が特に好きです。
「石塔~」と「マン島~」は西之園嬢と犀川先生、他S&Mシリーズからの登場人物が出てくるので必読です。
そして、「僕に似た人」。
このトリックに気がついた方はほんと凄いです。
自分は意味がわからず解説を読んでやっと気がつきました…。
この話だけはすぐにでも読み返したくなります。
ミステリでありながら不思議な話、綺麗な話が多い、そんな印象です。

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2020年10月22日

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再読。短編集。犀川先生や萌絵ちゃんが登場する話もあれば小鳥遊練無が主人公の話もある。全体的にミステリミステリしてたかな。最初読んだ時「僕に似た人」の最後の部分が全然意味がわからなくてネットで調べた記憶がある。今作は内容を殆ど忘れてる話ばかりだったので新鮮な気持ちで楽しめた。好みなのは「片方のピアス」「石塔の屋根飾り」「僕は秋子に借りがある」かな。

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2019年12月26日

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前作に比べると、理解しやすい作品が多かった。難解なのも多少あるけれど。やっぱり、シリーズキャラクターが出てくると安心感がある。⌈素敵な日記⌋⌈石塔の屋根飾り⌋⌈気さくなお人形、19歳⌋あたりが好み。

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2017年11月14日

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短編集です。ある程度S&Mシリーズを読んでおくほうが楽しめるかなと思いました。想像力で結末を補うものやトリックを考える楽しみが味わえるものなど、さまざまな内容が楽しめます。

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2023年11月27日

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概ね好きな作品は一般の評価と一致してるみたい。微妙にファンタジー要素がある「小説っぽい」描写がコンパクトにまとまっていて、読後感が良い。

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2015年09月08日

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「小鳥の恩返し」、「片方のピアス」、「素敵な日記」、「僕に似た人」、「石塔の屋根飾り」、「マン島の蒸気鉄道」、「有限要素魔術」、「河童」、「気さくなお人形、19歳」、「僕は秋子に借りがある」

短編集です。私の好きな「最後にハッとする」短編集。素敵。二作がSMシリーズ、一作がVシリーズ。れんちゃんや、犀川先生たちの短編が見れるなんて嬉しい。

お気に入りは
「片方のピアス」。付き合っている彼の双y子の兄弟に恋をしてしまう。「先にあなたに会っていれば善かったのに」。最後の2Pにゾワゾワした。
「石塔…」「マン島…」諏訪野かわいいよ、諏訪野。
「素敵な日記」、どこか星新一を感じるどんでん返し。
「小鳥の恩返し」綺麗で悲しいお話。オチを理解してからあの会話を読むと、「あああ…」って思う。

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2014年10月29日

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ネタバレ

「まどろみ消去」に続く短編集第2弾。

前作と同じく不思議な雰囲気に包まれています。 S&Mシリーズの「石塔の屋根飾り」「マン島の蒸気鉄道」はお馴染みのスタイルですが、それ以外はファンタジー色が強いというか、とても詩的なイメージ。
オチは弱かったけど、何が起こっているのかとストーリーに引きこまれた「素敵な日記」 ラスト2行で、もしや、まあ君って〇〇〇?まあ君のお母さんってあの人では??と別の意味での推理を楽しめた「僕に似た人」 ファンタジーかと思わせておいて、しっかりミステリーだった「小鳥の恩返し」などなど全10篇。 お気に入りは、「石塔の屋根飾り」

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2014年06月24日

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森さんの短編集、第2弾。
やっぱり面白かったーーー!!

萌絵ちゃん!犀川先生!喜多先生!大御坊さん!睦子おばさま!諏訪野さん!

そしてれんちゃんに紫子さん!!!!

もう久しぶりすぎてすごくうれしかったです。
でも列車のほにゃららとか、正直頭が…ついてかない…
「気さくなお人形、19歳」はマンガで先に読んでいたのだけど、やっぱり小説だとなおいいです。満足。
個人的には双子の話が一番ほほー!ってなった。
逆に僕に似たひと?は一番よーわからんかった。
秋子は読後感がよかった!
そして一番驚いたのはあとがきかな(笑)

2021.06.20 再読
短編集読むの久しぶりだ〜!やっぱり気さくなお人形がすき。

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2021年06月20日

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久しぶりに西之園さんと犀川先生の話を読んで嬉しくなった。
面白い話もあったものの、全体的に物足りなかった。
やはり森博嗣の本は長編で読みたい。

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2024年04月16日

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森博嗣作品は基本的に本格理系ミステリだが、今作はその色を感じつつ、文学的な作品もある。バラエティに富んだラインナップ。森作品を読んでいる人はもちろん、初めての人にも入りやすい作品。

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2023年06月12日

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Vシリーズの中ではあまり文字では描かれていなかった練無くんの複雑な心情の部分が「気さくなお人形、19歳」からうかがえてよかったし、切なかった

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2022年10月17日

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S&Mシリーズ2編とVシリーズの前日譚1編を含む10編の短編集。
どっかで読んだことがあるものもちらほら。やっぱりS&Mシリーズは好きだな〜。2年前に読んだときは「河童」は良かったと書いていたけど、今回は‥‥。それより「僕は秋子に借りがある」が沁みた。最後にじわっとくる。

さあ、これで心置きなくVシリーズを読み進められるぞ!

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2021年02月21日

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森博嗣の短編集。
犀川&萌絵(S&Mシリーズ)の短編も2作収録されています。

その前の短編集「まどろみ消去」よりはわかりやすかったです。

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2020年12月21日

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ネタバレ


短編集2弾。引き続きオチや叙述トリック、工夫が凝らされておりなかなか。S&M2編、小鳥遊練無と纐纈老人との出会いと死別の話がある。娘に似ている練無との交流やその後の死んだはずの娘苑子との出会いの話などなかなか面白い。小鳥の恩返しでは、名前の叙述トリック。片方のピアスでは、双子と付き合う女のわがまま。石塔の屋根飾りでは、S&Mシリーズのメンバーが、インドの寺院建築の謎について推理し合う。石塔とその上にあるはずの屋根飾りが地面にある謎。本来は山奥や岸壁に建造されるが、立地や気候などから住宅展示場ということらしい。富樫義博はファンのようで解説をしている。

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2020年05月09日

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S&M2編、Vシリーズに繋がる話が1編含む全10編の短編集。S&Mはいわゆる日常系のミステリーで、犀川先生、喜多先生、睦子叔母さんが出ているだけで満足なのです。Vは、小鳥遊が主役。なかなか個性的なキャラでこれからシリーズを読むのが楽しみ。それ以外のところでは『小鳥の恩返し』がファンタジーとみせかけておいて、一転な感じが面白かったし、『片方のピアス』もぞわぞわとする面白さがありました。

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2017年02月13日

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今までに読んだ森博嗣の短編の中で、1番好きかも!と思えた本作。

「小鳥の恩返し」や「片方のピアス」の様に結構切ないというか、人間不信になりそうになるラストのものが多く、私の好みにストンって落ちてきた印象。

S&Mシリーズから「石塔の屋根飾り」「マン島の蒸気鉄道」が書かれているけど、前者での諏訪野の活躍が嬉しい!

「気さくなお人形、19歳」に“保呂草”って出てきておや?って思った。
これからVシリーズ読んでいくので、ワクワク♪

単なる短編としても十分面白かったし、森博嗣のシリーズファンである人にとっては更におまけが付いてくる、この短編のスタンスがとっても好き。

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2016年12月12日

Posted by ブクログ

森さん短編集二作目。前回と同じくS&Mシリーズが気になり購入。

今回もわりかし不思議系が多かったような。そしてやはり恩田臭を感じる私(笑)

一番はやっぱり犀川先生と萌絵ちゃんが出てくる「石塔の屋根飾り」。いやもう、諏訪野が最高。二段オチもいいし、短編としては申し分ない作品。で、続く「マン島の蒸気鉄道」もフルメンバーなんだけど……こちらはお話的には微妙、かなぁ。本編その後のキャラを楽しむ短編な気がする。

あとは、「素敵な日記」がよかったなー。ラスト読んでゾクリとした。なるほどな!
別の意味でゾクリとしたのは「河童」。これ、怖いな。
「小鳥の恩返し」「片耳のピアス」あたりは森さんらしいなーっていう雰囲気。

同時進行でVシリーズを読み始めたから楽しみにしていた「気さくなお人形、19歳」は……期待が大きすぎたかなぁって感じ。Vシリーズを読み進めたら変わるかな。

「僕に似た人」はネタバレ読んでから(わからなかったので)読み返したら「ああ!」ってなった(笑)上手いなー。
「有限要素魔法」はまぁまぁ好き。私の解釈が正しければ、だけど。
「僕は秋子に借りがある」は、森さんらしくないお話だなーと個人的に思ったり、たり。

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2016年09月11日

Posted by ブクログ

 森博嗣さんの作品に出会うまでは、叙述トリックが大嫌いだった私ですが、大嫌いだった理由は、本当に面白い叙述トリックを読んだことがなかったからだと分かりました。

 1冊目の短編集『まどろみ消去』とは、また違ったテイスト…ストーリーは記憶に残りにくいが、加速度の緩慢な衝撃が潜在意識の奥に刻まれるような作品が多いと思った。特に巻末の「僕は秋子に借りがある」は、最後に読んだせいもあるかもしれないが、僕の心に鈍い傷を残した。若い男達は一般的に、自分勝手で欲望の対象にならない女性の気持ちを斟酌する能力に欠けている。そして、そのような女性は奥ゆかしく文学的で、要望をストレートに言葉にしない。その魅力が彼の中で開花するのは、彼の知恵と心が成長し彼女と再会する道が断たれた頃なのだ。

 真ん中あたりまで読み進めたところで、おなじみのメンバーが登場した。やっぱり、キャラが頭に入っている人物との再会は嬉しいです。

 大御坊が登場するので、『数奇にして模型』を読んでからにした方が良いかもしれない。

 『地球儀のスライス』に収録されている「気さくなお人形、19歳」で活躍する“れんちゃん、しこさん”は、Vシリーズに登場するキャラクターらしいのですが、昨日、その辺をググっていて、うっかり相関図を視てしまい、Vシリーズの主役である瀬在丸紅子と犀川創平の関係を知ってしまいました…orz

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2016年04月17日

Posted by ブクログ

短編集第2弾。三度目の再読。
S&Mシリーズが2作品、これから始まるVシリーズ(序章)が1作品収録されており、後々重要になる人物やモノが登場してくるので要注意。
“まあ君”にもニヤリ。

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2014年10月30日

Posted by ブクログ

大きく分類すると3種類の作品が収められている短編集。
1種類目は他のシリーズのスピンアウト的作品。馴染みのキャラの意外な一面が見られて非常に面白い。2種類目は少し不思議な匂いがする独立した短編。これもシリーズ慣れした森ファンにとっては新鮮でよい。最後が一度読むだけでは理解不能な超短編。今のところ全体の 評価を大きく下げる原因となっているが、いつか理解できる日が来るのだろうか?

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2014年06月28日

Posted by ブクログ

10のお話しが入った短編集。もちろん謎解きモノもあるが、意外や小説っぽいものもある。「小鳥の恩返し」がとても良かった。

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2014年04月22日

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僕の小鳥ちゃんを読みたくなった。
解説が冨樫義博。てことは武内直子が薬剤師免許持ってるのか、とかはっとしてみた。
面白かったです。

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2014年04月16日

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