【感想・ネタバレ】万能鑑定士Qの推理劇 IIのレビュー

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ネタバレ

推理劇第2弾。
ホームズの未発表原稿を元に巻き起こる今回の話だが、今回は今までの話とは違い重く暗いのが特徴的である。『愛ちやんの夢物語』の鑑定から始まり、極悪夫婦の虐待疑惑や闇仕事の斡旋、未発表原稿のオークション、あこがれの先輩の行方など多くの謎が莉子に襲いかかる。あこがれの先輩の子供を守ろうと必死になるあまり空回りして苦しんだり、見切り発車をしてしまったりするという普段と違う一面を見せていくのでとてもハラハラして読んでいった。無事に浴沼夫妻の不正手段を暴いたものの、その先に待っていたのは、自分の憧れで密かな思いを抱いてきた先輩のなれの果ての姿だったというのがとても切なくなってしまった。
しかし、エピローグで、自分の仕事に戻った時にその時に出会った人が自分の思いを汲んで新たな出発を後押ししてくれた所がとても救いようがあったと思いました。彼女の過去は裏切られしまったかもしれないが、今の出会いが彼女を良い方に導いて行くのかなと思いました。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠人:寺島拓篤
葉山翔太:中村悠一
浅倉絢奈:花澤香菜
久宇良颯人:高山みなみ
芹澤杏樹:戸松遥
富里蒼依:日高里菜
隅山大智:増元拓也
漢那和希:内田雄馬
浴沼慶吾:関智一
浴沼優芽:朴璐美
綾小路修一:矢尾一樹

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2022年06月05日

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あるひとりの少年を救うために、店をたたみオークションハウスの社員になった莉子。莉子は少年の願いを叶えられるのか。また、オークションに出品された原稿はコナン・ドイルの真作なのか贋作なのか。
黒幕の正体にほぼ最後まで気づかず読み進め、最後にあっと言わされた。甘酸っぱい高校時代の恋、そして、ゴミ収集車に飛び込むことも躊躇わない小笠原さんの勇気。今回もおもしろかった。しかし莉子と絢奈はいつこんなになかよくなったのだろう。

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2019年06月10日

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「裏切り」がテーマに感じた一冊。莉子にとっては悲しく辛い1ヶ月だったのじゃないかな。しかしまさか最初にあった何気ない会話すらも伏線で最後に繋がるとは思わなかった。 つか絢奈が前回からよく出るようになったのはやっぱりアレなんかな。

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2014年03月04日

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多くの知識が推理に必要となる設定は、主人公を上手く活かせていると感じた。しかし、知識の幅が広すぎて、少し現実離れしているようにも思えたところもあった。(TVなどで見た、ヒーローに対する思いに近いものがある)
現実世界にいたら確実に憧れる存在ではあるが、現実世界には絶対いないんだろうなぁ。。

細かいけれど、登場人物の名前が私には少し読みにくい…これもまた、この物語が現実的ではなくあくまで空想上のものであると強く思えたところでもある。

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2020年12月15日

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古書オークションと少年が鑑定を依頼した不思議の国のアリス。そして万能鑑定士Qの閉店。なかなか波の大きな話で楽しめました。

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2019年03月16日

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ネタバレ

〇 総合評価
 颯人という少年から預かった古書,「愛ちゃんの夢物語」を科学鑑定するために,万能鑑定士Qを辞め,オークション会社であるジェルヴェーズに入社するという流れは,万能鑑定士Qの事件簿のⅦに近い。古書鑑定や,オークションの裏側を描いている部分は新鮮。事件そのものも,オークションのプレミアムエクスヒビターという制度(一度,高額の出品をした出品者は,鑑定を免れるという制度)を利用した贋作の販売と面白い。更に,その贋作をイアン・フレミングの新作として,直島で映画撮影をさせる方向にもっていき,ブックメーカーで丸儲けを狙うという。ここまでいくと,リアリティはほとんどないし,オークションを利用する費用や税金を考えると稚拙とまで思えるが,話としては面白い。
 黒幕は,莉子の高校時代の先輩で,高校時代に莉子が憧れていた漢那という人物。漢那は颯人の父であり,父に会いたいと願う颯人の願いはかなわない。このシリーズには珍しい,読後感があまりよくない作品である。
 推理劇らしく,朝倉絢奈も登場する。ストーリーから見ると,登場する必然性は必ずしも高くないが,これは読者サービスだろう。
 読後感の悪さ,ストーリーの奇抜さなどを考えると,心に残るなかなかの逸品。★4で。

〇 サプライズ ★★★☆☆
 まず,莉子が万能鑑定士Qを辞めてオークション会社であるジェルヴェーズに就職するという展開が,ややサプライズ。あとは,黒幕が,莉子の憧れていた先輩である漢那であり,最後に,颯人の父に会いたいという願いがかなわないという点もサプライズ。そもそも,このシリーズには珍しく,読後感があまりよくないという点もサプライズだろう。とはいえ,どんでんがえしといえるほどではないので★3どまり

〇 熱中度 ★★★☆☆
 オークション業界,古書業界の裏側などのうんちくをはさみながら,漢那と浴沼夫妻の悪だくみを描く。ページをめくる手が止まらないというほどではないが,最後まで楽しく読める。話の作り方の上手さは,さすが松岡圭祐という感じ。★3

〇 インパクト ★★☆☆☆
 メイントリックが入り組んでいる。コナン・ドイルの贋作のオークションでの出品を成功させ(自分で出品し,自分で落札),プレミアムエクスヒビターの制度を利用してイアン・フレミングの贋作を出品させ,自分で落札し,世間の評判を得る。真作と思わせ,直島での映画撮影を実現させる。ブックメーカーで,イアン・フレミング原作の映画撮影がされるに賭けて丸儲け…とうものだが,風が吹けば桶屋が儲かる的で,あまりピンとこない。インパクトは★2

〇 読後感 ★☆☆☆☆
 1歳の子どもがいる状態で読んだからかもしれないが,漢那の颯人に対する態度は,かなり印象が悪い。結局,颯人が父と一緒に暮らせるようにならないという…。警察の葉山は、こんな父と一緒に暮らさない方が颯人のためといい,そのとおりなのだが,なんとなくやるせない。読後感は悪い。★1

〇 希少価値 ☆☆☆☆☆
 人気シリーズ。希少価値はない。

〇 メモ
〇 オープニングは,シャーロックホームズ作品のパスティーシュから。この作品は,オークション会社である,ジェルヴェーズ会社が舞台。古書業界に参入。担当は隅山大智。女性部長は芹澤杏樹。シャーロックホームズの未発表原稿,ユグノーの銀食器がジェルヴェーズに持ち込まれている。
〇 凜田莉子が,不思議の国のアリスの和訳本「愛ちゃんの夢物語」をジェルヴェーズに持ち込む。莉子は,ジェルヴェーズの社員にバカにされる。しかし,ふと聞きつけたユグノーの銀食器について,謎解き(容疑者二人の共犯)をする。
〇 「愛ちゃんの夢物語」の鑑定を莉子に依頼した宇久良颯人は子供だった。莉子は,引き続き鑑定を依頼される。
〇 芹澤が,莉子をジェルヴェーズにスカウトする。条件は店を畳むこと。莉子は迷う。
〇 莉子はジェルヴェーズへの就職と「愛ちゃんの夢物語」などについて,小笠原に相談する。会話の中で,颯人からのお礼に「東京タワー」(江國香織)を見つけ,颯人と自分に何等かのつながりがあると気付く。
〇 莉子の高校時代の同級生に確認したところ,颯人は,野球部時代の先輩である漢那の子どもであると分かった。漢那は蒸発し,その子供は里親にもらわれていったという。
〇 莉子は,颯人の期待に応えるために,店を畳み,ジェルヴェーズに就職する。
〇 颯人の里親である浴沼夫妻の描写。何らかの悪さをしている様子。速人が問題の「愛ちゃんの夢物語」を持ちだしたことに気付く。
〇 ジェルヴェーズでの莉子の仕事ぶり。同僚である富里蒼依と隅山大智が集めてきた古書には問題が続出していた。莉子は,杏樹から蒼依と隅山を鍛えるように依頼される。
〇 神田の古書店で,莉子の指導のもと,富里と隅山が修行。颯人と里親が現れ,トラブル
〇 莉子は,颯人の里親と対峙する前に,「愛ちゃんの夢物語」の科学鑑定を行う。
〇 イタリアンレストラン「クレメンティーナ」で浴沼夫妻と対峙。浴沼夫妻は,石垣島での仕事のあっせんでのくじとして,莉子が持っている「愛ちゃんの夢物語」を使っていた。浴沼は顧問弁護士の窪塚の力を使い,莉子から「愛ちゃんの夢物語」を奪い返す。
〇 浅倉絢奈を呼び,話をする。莉子は漢那との思いでを語る。
〇 莉子はジェルヴェーズでの古書オークションの成功と,浴沼夫妻の行動の調査の両方を進める。
〇 莉子がオークショニアとしてユグノーの銀食器のオークションを行う。1000万ドルで落札される。落札者は柴村双太という人物。出品者は伊勢拓真という人物
〇 「愛ちゃんの夢物語」の科学鑑定を依頼した升本から情報がもたらされる。同書の表紙に,ジェルヴェーズの住所とユグノーの銀食器という著書名を書いた跡が残っていた。
〇 莉子は,ユグノーの銀食器の落札に,犯罪の匂いを嗅ぎつけ、綺奈と相談する。調査のため,直島に行くことになる。
〇 ジェルヴェーズでは,次の古書オークションについての協議がされていた。ユグノーの銀食器の落札者である柴村は,007ファンだった。ユグノーの銀食器のオークションは,出品者である伊勢がプレミアムエクスヒビターの地位を得るためにされていた。
〇 莉子は詐欺の黒幕を逮捕するために,イアン・フレミングの贋作を借用を求める。ジェルヴェーズの専務,綾小路は反対するが,芹澤は綾小路を無視し,贋作を莉子に貸す。
〇 莉子は浴沼夫妻を罠にはめる。クレメンティーナの住所を書いたメモを科学鑑定し,浴沼のメールアドレスを暴き,推理により居場所と普段の連絡方法を把握し,浴沼を信用させた。
〇 浴沼はイアン・フレミングの贋作を処分しようとするが,すんでのところで小笠原が原稿を取り返す。
〇 莉子は北海道の富良野で漢那と再会する。漢那こそが犯行の黒幕だった。暴力団の観虞会に入り,浴沼を脅迫していた。漢那は逮捕される。颯人は父に再会できなかった。
〇 エピローグ。莉子は,水道橋の店で,万能鑑定士Qの店を再開する。

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2017年11月10日

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今回は莉子がオークションを進行するスペシャリストであるオークショニアになります。莉子の才能をもってすれば、オークショニアもソツなくこなしてしまえるのですね。楽しめるストーリーでした。

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2017年07月01日

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ホームズの未発表原稿と『不思議の国のアリス』史上初の和訳本。二つの古書が莉子に「万能鑑定士Q」閉店を決意させる。
オークションハウスに転職した莉子が二冊の秘密に出会ったとき、過去最大の衝撃と対峙する!!

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2016年11月13日

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シャーロックホームズの未発表原稿の謎を解明。莉子の高校時代の憧れの先輩の話も登場して。

何となく、今回の話しは栞子さんの古書を巡るシリーズと被る所もありましたが、これもありかなと思いました。

謎解き事態は、トリックが分かればという話ですが、ひとは時間と共に変わっていくのだなと思いました。変わらないことも、見方を変えれば変わることだと思う。小笠原さんは今回もかっこ良かったね。汚れ仕事を出来るって格好いいな。

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2015年10月23日

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オークションハウスについてのあれこれが面白くて仕方がなかった。まさかあっさりと転職するとは思わなかったけど。

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2015年09月01日

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1よりおもしろかったな。扱ってるのがホームズの未発表作でわくわくしたからかな?007もでてきたし。
今までと違うのはハッピーエンドとは言い切れないところかな。でもそれもまたよし。
頭使わずさくっと読めるのはいいやね。

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2015年04月05日

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気軽に読める松岡圭祐。ちょっとした時間つぶしにちょうどよく読めて面白いエンターテイメントなのは千里眼の時から変わりナシですね。

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2014年08月22日

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推理劇シリーズ第2作目。
古書のオークションを巡って、莉子が活躍する。

添乗員シリーズと比べて、どうしても暗い内容になってしまいがち。
本作の終わり方ではそれがより顕著になっていた。
でも、絢奈も登場し、物語を盛り上げてくれており、
いつも通りの安定感で、楽しめる小説なのは間違いない。

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2014年08月10日

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今回の小笠原はかっこよかったですね。
莉子アイテニモあれくらいの勢いを持って欲しいもんです。
絢奈を出す意味があったのか。。。だすならもうちょっと活躍させてほしかった。

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2014年02月23日

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ネタバレ

 今回は古本のお話でけっこう楽しかった! 例のミステリーを多少意識してるのかな?
 スピンがついてる=新潮文庫 は常識だよね!!!!!

 ちょっと救われない感じのラストも今までと一味違っててよかった。

 今回の小笠原くんは男でしたね。あと葉山警部補がけっこう好きだ。もっと出てくれないかな~。


【メモ】
 不思議の国のアリス=愛ちやんの夢物語

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2014年02月18日

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ちょっと今までよりもミステリー味が少なかったかな。
伏線回収も若干急すぎる気がする。
ストーリー的なのがQで、短編的なのがαって感じなのかなぁ

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2016年11月30日

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お馴染みの万能鑑定士Qが、オークションハウスの古書部門にスカウトされる。鑑定士Qの凛田莉子に少年から持ち込まれた不思議の国のアリスの翻訳の古書「愛ちゃんの夢物語」の鑑定をしてもらいたいがためだったのだ。ここにコナン・ドイルの未発表原稿も絡んで、次から次へと事件が展開していく。余韻も味わいもないって感じだが、古書や絵画への蘊蓄は凄いし、トリックも図ったように鮮やか。面白いんだか、すかすかっていうのか、あれよあれよという間に読んでしまう。凛田莉子の人柄には好感は持てるが、知識が超人じみているんだなあ。

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2021年10月29日

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なるほど~古書の鑑定を依頼してきた少年は八重山高校の2年先輩の野球部先輩だった。横浜市戸塚区の山中に住む少年の里親は何を生業として億万の富を築いたのか?先輩は何処に居るのか?~コナンドイルやイアンプレミングの未発表の原稿って怪しすぎるぜ

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2019年08月20日

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「万能鑑定士Q」閉店?
シャーロックホームズの未発表原稿と「不思議の国のアリス」和訳本が・・・ひとつ物語に青春時代の莉子の淡い思い出につながっていく

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2018年11月14日

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シャーロック・ホームズの未発表原稿が見つかった!?時を同じくして小さな依頼主が持ちこんだ『不思議の国のアリス』、史上初の和訳本。2つの古書が、凛田莉子に「万能鑑定士Q」閉店を決意させる。なぜ少年は鑑定を依頼したのか?果たして原稿はコナン・ドイルの真作なのか?オークションハウスのスペシャリストになった莉子が2冊の秘密に出会ったとき、過去最大の衝撃と対峙する。

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2018年05月29日

Posted by ブクログ

読書録「万能鑑定士Qの推理劇2」3

著者 松岡圭祐
出版 角川文庫

p99より引用
“「奥付は大岡越前守が記載を義務づけて以
来、日本の書物にのみ受け継がれる習慣です。
載せなきゃいけないって法律もないし、外国
の本に奥付はありません。”

目次から抜粋引用
“シャーロック・ホームズ
 Qの閉店
 モノトーンの思い出
 新たな事実
 草原の彼方”

 多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
 オークション会社の会議室で、羊皮紙の原
稿を前に打ち合わせが行われていた。会社初
の古書オークションに向けて、上司から厳し
い要求が突きつけられていた…。

 上記の引用は、古書を鑑定しての主人公・
凜田莉子の言葉。そういうことに細かそうな
イメージが、外国の出版にはあります。特に
権利関係について、事細かに奥付に書かれて
いるような感じですが、全くそんなことはな
いのですね…。特に歴史の古い、ヨーロッパ
などで昔からなかったというのが意外です。
 主人公の過去と関わりのある人物や、他作
品の主人公も登場して、賑やかでしかし切な
い話となっています。

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2018年01月14日

Posted by ブクログ

どうなる事かと思いましたが、落とし所に落としてくれました。
これは続き物なので、1巻との総合評価にどうしてみなってしまいますが。。。

若干大げさなかなと思った所もありましたが、問題なかったナリ。
後半、このページ数で最後まで語れるだろうか、と思いましたが、まったく問題無かったナリ。
やっぱ人気シリーズなだけあります。
読みやすい(イイ意味で)

やっぱり主人公を「美女」「美女」とはやし立てるのはあまり好きでは無いですが、総じて面白かったです。

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2017年01月30日

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ネタバレ

沖縄でのんびり暮らしてた頃より、知識だけではなく咄嗟の判断力と決断力がついている気がする。莉子ってすごい。だって、オークションハウスに転職するためにお店を畳むなんて。。このままだとは思わなかったけど、再開できるようで良かった。

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2016年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

古書をテーマにしているところは本好きには興味深かった。ただ、satsuma をサツマイモと訳す翻訳家がいるとは思えないし、憧れの先輩の変わりようもいまいち理解できず。今回、莉子がわが県を訪れたのは嬉しいところ。うどんタクシーにも詳しいとは。どうせならうどんを食べるシーンがあってもよかったのでは(笑)

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2016年08月02日

Posted by ブクログ

1冊の本の為に、
依頼主の少年の為に、
お店を閉めてまで行動する莉子が凄い。
利益より誰かの為に、を貫く意思の強さ。
そして莉子を守る小笠原もよいね。

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2015年12月03日

Posted by ブクログ

映画化決定!シャーロック・ホームズの未発表原稿が見つかった!?時を同じくして小さな依頼主が持ちこんだ『不思議の国のアリス』、史上初の和訳本。2つの古書が、凛田莉子に「万能鑑定士Q」閉店を決意させる。なぜ少年は鑑定を依頼したのか?果たして原稿はコナン・ドイルの真作なのか?オークションハウスのスペシャリストになった莉子が2冊の秘密に出会ったとき、過去最大の衝撃と対峙する。

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2015年10月09日

Posted by ブクログ

なんとお店を畳んでオークションハウスへ?
マスコミ関係者との接触禁止とのことで、小笠原くん閉め出し?と思いきや、最後に頑張ってくれました。

もう、私にとっては、莉子よりも小笠原くんの頑張りを楽しむ作品になってきた…。

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2015年02月14日

Posted by ブクログ

今までその豊富な知識で犯罪者の心理を解き明かし、事件を解決に導き、犯罪者の心まで解決していた莉子だが....
これまでの作品になかったラストの切なさがありますね。
ちょっとモヤモヤした感じの残る作品でした。

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2014年04月23日

Posted by ブクログ

第二弾。
なかなか衝撃的な敵でしたが、心理描画が浅く、もったいない内容でした。
伏線もイマイチなので、はぁ、って感じです。

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2013年09月15日

Posted by ブクログ

毎回、楽しみにしているこのQシリーズ。
今回はいつもと少し印象が異なる気がしました。
なかなか推理が進まずヤキモキさせられ、事件は解決してもなんだか心に引っかかる…

読後のスッキリ感を求めている私としては、うーーーん。でしたので、星3つ。

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2013年08月29日

Posted by 読むコレ

慣れてきたw

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2013年03月26日

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