【感想・ネタバレ】成瀬は信じた道をいくのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり好き。
なんだか新感覚。
身近に感じて親近感も抱くのに、スケールがデカい!
到底真似できないような事をなんでもないような顔してやってのける成瀬はかっこいいな。
成瀬に巻き込まれる人たちもみんな素敵。

特に成瀬慶彦の憂鬱が好き
娘のあかりがひとり暮らしを考えているのではないか?ともんもんとする日々を描いたお話。
大学受験、YouTuberとの出会い、合格発表、慶彦の胴上げ。
ラストがなんだかぐっときて涙が溢れた。
合格よりも、この先もあかりがまだ家にいてくれる喜びの方が勝っていたんじゃないかなと思った。
なんて清々しい。

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2時間27分で一気読み。いきなり1つ目の『ときめきっ子タイム』で泣きそうになりました。

続編になり、成瀬が出会う人も幅広くなります。ゼゼカラのファンの小学生、受験の日に出会った浪人生、バイト先のクレーマー、琵琶湖大津観光大使。そしてもちろん前作に続いて島崎が成瀬と周りの人々とのクッションになり、成瀬を暖かく見守ります。100%いい人ではないところに人間らしさを感じるられる、いいキャラクターたちばかりです。
相変わらずどうでもいいことに全力な成瀬が面白いです。そんな成瀬に振り回されながらも、何をしたいのかを見つけていく登場人物たち。その中でも、
・小学生の結芽に「将来何になるんですか?」と聞かれて成瀬が言う「何になりたいかより、何をやるかの方が大事だと思っている」
・人生を親に決められそうになった篠原かれんが思う「だってそんな人生全然映えない!」
特にこの2つのシーンは、読んでいて、私自身も何かに頑張りたいなぁ、と元気づけてくれました。

前作で気になっていた『レッツゴーミシガン』の広島の西浦君は、わずかに繋がっていたようです!
次回作に期待です。

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2024年05月13日

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